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お気に入りの和歌はありますか? 巻第十七

1 :名無氏物語:2006/07/28(金) 06:10:45 ID:eemSvRtz
お気に入りの和歌を書き込んでください。

過去スレ
お気に入りの和歌はありますか?
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お気に入りの和歌はありますか?巻第二
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お気に入りの和歌はありますか 巻三
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お気に入りの和歌はありますか 巻四
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お気に入りの和歌はありますか? 巻第五
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お気に入りの和歌はありますか? 巻第八
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お気に入りの和歌はありますか? 巻第九
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お気に入りの和歌はありますか? 巻第十
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2 :名無氏物語:2006/07/28(金) 06:11:16 ID:eemSvRtz
お気に入りの和歌はありますか? 巻第十一
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お気に入りの和歌はありますか? 巻第十二
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お気に入りの和歌はありますか? 巻第十三
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お気に入りの和歌はありますか? 巻第十四
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お気に入りの和歌はありますか? 巻第十五
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お気に入りの和歌はありますか? 巻第十六
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3 :名無氏物語:2006/07/28(金) 08:42:31 ID:g+zdwIPd
>>1-2
乙!

4 :名無氏物語:2006/07/29(土) 00:01:48 ID:/U7B7Z6w
ありとても逢はぬためしの名取川くちだにはてね瀬々の埋れ木(新古1118)

5 :名無氏物語:2006/07/29(土) 05:41:50 ID:/U7B7Z6w
うらみわび待たじ今はの身なれども思ひなれにし夕暮の空(新古1302)

6 :名無氏物語:2006/07/29(土) 08:07:39 ID:/U7B7Z6w
里はあれぬ空しき床のあたりまで身はならはしの秋風ぞふく(新古1312)

7 :名無氏物語:2006/07/29(土) 09:13:20 ID:/U7B7Z6w
涙川身もうきぬべき寝覚かなはかなき夢の名残ばかりに(新古1386)

8 :名無氏物語:2006/07/29(土) 09:14:02 ID:/U7B7Z6w
契りきなまた忘れずよ初瀬川ふる河のべの二もとの杉(続後撰898)

9 :名無氏物語:2006/07/29(土) 13:31:49 ID:jR9GZ3pF
>>4-8
何つーか…大丈夫かぁ――?

10 :名無氏物語:2006/07/29(土) 15:15:16 ID:csCJFi+N
オナニーをすればチンポも喜んでとろろのごとき液を出すかな(珍宝法師)


11 :名無氏物語:2006/07/30(日) 02:00:09 ID:TAe83Puw
きく人もなくて時雨や過ぎぬらんかり田の庵に雲ぞかかれる(新続古今1765)

12 :名無氏物語:2006/07/30(日) 02:43:43 ID:DT5UEkuA
かへりみるわが古郷の雲の波けぶりも遠し八重の塩風(九条左大臣女[玉葉])

13 :名無氏物語:2006/07/30(日) 02:44:27 ID:DT5UEkuA
春霞かすむ浪ぢはへだつともたよりしらせよ八重の塩風(尊良親王[新葉])

14 :名無氏物語:2006/07/30(日) 02:50:14 ID:U1bFZ6Jm
ひとり立つ波やのどけき世の中をはなれ小島の松の心は

15 :名無氏物語:2006/07/30(日) 02:50:49 ID:U1bFZ6Jm
あふげとてむなしき空にさす指をまもりて月をみる人もなし

16 :名無氏物語:2006/07/30(日) 02:51:24 ID:U1bFZ6Jm
こゑぞせぬ三世の仏の名をとへばたれぞ心のおくにこたふる

17 :名無氏物語:2006/07/30(日) 02:52:00 ID:U1bFZ6Jm
かつみゆる月にこの手をあはせても先づ立ちむかへ出づる山のは

18 :名無氏物語:2006/07/30(日) 02:52:36 ID:U1bFZ6Jm
中空の月まちえてぞ四方の人匂へる花の光をもみる

19 :名無氏物語:2006/07/30(日) 02:53:18 ID:U1bFZ6Jm
おもひつつかたりいださぬ古をひとりしのぶとしる人もなし

20 :名無氏物語:2006/07/30(日) 02:56:22 ID:/MLYp1xH
千とせをも色香にこめて幾秋か花にさきいづる庭の白菊

21 :名無氏物語:2006/07/30(日) 02:57:07 ID:/MLYp1xH
岩つつじ岩根の水にうつる火の影とみるまで眺めくらしぬ

22 :名無氏物語:2006/07/30(日) 02:57:51 ID:/MLYp1xH
君ならで誰かあぐべきつつゐつの井筒にさける桃の下水

23 :名無氏物語:2006/07/30(日) 02:58:31 ID:/MLYp1xH
入日さす遠山桜ひとむらは暮るるともなき花の蔭かな

24 :名無氏物語:2006/07/30(日) 02:59:21 ID:/MLYp1xH
うちなびく水かげ草の露のまも契はつきぬ星合のそら

25 :名無氏物語:2006/07/30(日) 03:00:35 ID:/MLYp1xH
誰も見よ満つればやがて欠く月のいざよふ空や人の世の中

26 :名無氏物語:2006/07/30(日) 09:26:10 ID:v+vg6uNm
ながれての名だにもとまれゆく水のあはれはかなき身はきえぬとも(新勅撰1194)

27 :名無氏物語:2006/07/30(日) 09:27:35 ID:v+vg6uNm
もろともにみし世の人は波の上に面影うかぶ月ぞかなしき(玉葉2318)

28 :名無氏物語:2006/07/30(日) 11:37:30 ID:fhIhFkMm
ワシはだーーーーーーーーーーーれじゃ?
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29 :名無氏物語:2006/07/30(日) 22:01:23 ID:lDK45Ey6
見わたせばあしたの原の薄がすみ薄きや春のはじめなるらん(惟宗広言集)

30 :名無氏物語:2006/07/30(日) 22:02:25 ID:lDK45Ey6
きぬぎぬにならむ歎きといひなしてあらぬ涙を君にかけつる(惟宗広言集)

31 :名無氏物語:2006/07/31(月) 00:30:26 ID:I07lK49q
こぎいでて生田の浦にうきながら心は月のみ舟にぞのる(季経入道集)

32 :名無氏物語:2006/07/31(月) 00:51:14 ID:TpyGtGOu
時鳥過ぎつる方の雲まより猶ながめよといづる月かげ(宜秋門院丹後[玉葉])

33 :名無氏物語:2006/07/31(月) 00:51:51 ID:TpyGtGOu
ほととぎす鳴きつる雲をかたみにてやがてながむる有明の空(式子内親王[玉葉])

34 :名無氏物語:2006/07/31(月) 00:52:49 ID:TpyGtGOu
時鳥いま一こゑをまちえてや鳴きつるかたを思ひさだめん(長舜[新後撰])

35 :名無氏物語:2006/07/31(月) 00:53:36 ID:TpyGtGOu
ほととぎす鳴きて過行く山のはに今一声と月ぞのこれる(浄弁[新拾遺])

36 :名無氏物語:2006/07/31(月) 00:55:59 ID:NF/+fiLE
なごの海のいる日をあらふ浪のうへに春の別れの色をそへつつ(後鳥羽院)

37 :名無氏物語:2006/07/31(月) 00:57:25 ID:NF/+fiLE
見渡せば空のかぎりもなごの海の霞にかかる沖つしら波(頓阿)

38 :名無氏物語:2006/07/31(月) 00:58:11 ID:NF/+fiLE
時鳥なきつるあとにあきれたる後徳大寺の有明の顔(蜀山人)

39 :名無氏物語:2006/07/31(月) 00:59:14 ID:NF/+fiLE
そむく身はさすがにやすきあらましに猶山ふかき宿もいそがず(兼好)

40 :名無氏物語:2006/07/31(月) 01:03:55 ID:W4so5uDy
もろともにながめし夜はのむつごとを思ひ出でよとすめる月かな(寿永本隆信集)

41 :名無氏物語:2006/07/31(月) 01:04:31 ID:W4so5uDy
くもりなく月すむ峰にきてみれば千里は山のふもとなりけり(寿永本隆信集)

42 :名無氏物語:2006/07/31(月) 01:06:45 ID:W4so5uDy
野辺の色はみな薄墨になりにけりしばしとみつる夕霧の空(元久本隆信集)

43 :名無氏物語:2006/07/31(月) 01:07:29 ID:W4so5uDy
恋ひ死なむのちのうき世はしらねども生きてかひなき物は思はじ(新勅撰838)

44 :名無氏物語:2006/07/31(月) 01:09:53 ID:W4so5uDy
たれすみて宿の梢とながむらん時雨にくもる遠の山もと(正治初度百首)

45 :名無氏物語:2006/07/31(月) 01:12:42 ID:pDBgycPS
ことのはをえらぶ数にはいらず共只かばかりを哀ともみよ

46 :名無氏物語:2006/07/31(月) 01:13:30 ID:pDBgycPS
世々を見し夢の面影たつちりのいそぢの床をはらふ松かぜ

47 :名無氏物語:2006/07/31(月) 01:14:40 ID:pDBgycPS
あととめてさむるか夢の中空に孤の雲の残るをぞ見る

48 :名無氏物語:2006/07/31(月) 01:15:24 ID:pDBgycPS
くもりなきただ大空にむかひても君を八千代と祈るばかりぞ

49 :名無氏物語:2006/07/31(月) 01:15:57 ID:pDBgycPS
難波がた塩やく煙立ちそひて霞もなびくうら風ぞふく

50 :名無氏物語:2006/07/31(月) 01:16:52 ID:pDBgycPS
天の河春行く水のあはゆきやおちても袖にきえんとすらん

51 :名無氏物語:2006/07/31(月) 01:20:18 ID:W2I6TCg9
いかにせむかすめる空をあはれともいはばなべての春の明けぼの(柳葉集)

52 :名無氏物語:2006/07/31(月) 01:21:17 ID:W2I6TCg9
かすめるをあはれとばかり見し世だに物は思ひき春のあけぼの(竹風抄)

53 :名無氏物語:2006/07/31(月) 01:22:11 ID:W2I6TCg9
人またでねなましものを梅の花うたて匂ひのよはの春風(竹風抄)

54 :名無氏物語:2006/07/31(月) 01:22:55 ID:W2I6TCg9
梅がえのしぼめる花に露おちて匂ひ残れる春雨の比(玉葉82)

55 :名無氏物語:2006/07/31(月) 01:23:37 ID:W2I6TCg9
山のははそこともわかぬ夕ぐれに霞をいづる春の夜の月(玉葉121)

56 :名無氏物語:2006/07/31(月) 01:24:14 ID:W2I6TCg9
春のよの有明の月に棹さして河よりをちの宿やからまし(竹風抄)

57 :名無氏物語:2006/07/31(月) 01:55:38 ID:EXgk+sVD
思はじと思ひさだめて寝る夜しもはかなくみゆる夢ぞかなしき(親盛集)

58 :名無氏物語:2006/07/31(月) 01:58:31 ID:EXgk+sVD
ゆく秋のたむけに紅葉ちりまがひかむなび山をともにこえつる(林下集)

59 :名無氏物語:2006/07/31(月) 04:46:37 ID:rg4hbGm8
からころもきつつなれにしつましあればはるばるきぬるたびをしぞおもう

60 :名無氏物語:2006/07/31(月) 08:08:17 ID:I07lK49q
竹の葉にそそやあられの音すなりさらでも夢のさむるをりしも(長方集)

61 :名無氏物語:2006/07/31(月) 11:14:41 ID:8QWmpNAz
ワシはだーーーーーーーーーーーれじゃ?
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62 :名無氏物語:2006/07/31(月) 14:28:04 ID:LgHazduM
宮木ひく杣山人は跡もなし檜原杉はら雪ふかくして(新勅撰412)

63 :名無氏物語:2006/07/31(月) 14:56:54 ID:/bB0z000
ながらへば我が世の春の思ひいでにかたるばかりの花桜かな(続古今1516)

64 :名無氏物語:2006/07/31(月) 14:57:44 ID:/bB0z000
心をぞつくし果てつるほととぎすほのめく宵のむら雨の空(千載167)

65 :名無氏物語:2006/07/31(月) 14:58:29 ID:/bB0z000
八百日ゆく浜のまさごを敷きかへて玉になしつる秋の夜の月(千載292)

66 :名無氏物語:2006/07/31(月) 14:59:14 ID:/bB0z000
あすか川瀬々に波よる紅やかづらき山の木がらしの風(新古542)

67 :名無氏物語:2006/07/31(月) 15:00:00 ID:/bB0z000
はつ雪のふるの神杉うづもれてしめゆふ野べは冬ごもりせり(新古660)

68 :名無氏物語:2006/07/31(月) 15:04:27 ID:jbP9Q9OJ
高円の野路の篠原末さわぎそそや木枯けふ吹きぬなり(藤原基俊「新古今集」)

69 :名無氏物語:2006/07/31(月) 15:05:15 ID:jbP9Q9OJ
石上布留の早稲田を秀でずともしめだにはへよもりつつ居らむ(「万葉集」巻七)

70 :名無氏物語:2006/07/31(月) 15:06:46 ID:jbP9Q9OJ
杣人は宮木ひくらしあしひきの山のやまびこ声とよむなり(貫之「拾遺集」)

71 :名無氏物語:2006/07/31(月) 15:07:44 ID:jbP9Q9OJ
逢ふまでとせめて命の惜しければ恋こそ人の命なりけれ(藤原頼宗「後拾遺集」)

72 :名無氏物語:2006/07/31(月) 15:08:28 ID:jbP9Q9OJ
沖つ風吹きにけらしな住吉の松のしづ枝をあらふ白波(源経信「後拾遺集」)

73 :名無氏物語:2006/07/31(月) 15:28:54 ID:z7He8DtC
ほのかなる声をすてては郭公鳴きつるかたをまづぞもとむる(作者不明「民部卿家歌合」)

74 :名無氏物語:2006/07/31(月) 15:29:46 ID:z7He8DtC
はかなさは外にもいはじ百歌のその人かずは足らずなりにき(崇徳院「久安百首」)

75 :名無氏物語:2006/07/31(月) 15:30:34 ID:z7He8DtC
いつもきく風とはきけど荻のはのそよぐ音にぞ秋はきにける(紀貫之「古今六帖」)

76 :名無氏物語:2006/07/31(月) 15:31:25 ID:z7He8DtC
とどまらむことこそ春のかたからめゆくへをだにも知らせましかば(源俊頼「散木奇歌集」)

77 :名無氏物語:2006/07/31(月) 16:14:23 ID:I2yGctFJ
こえかぬる岩根の道に宿とへば猶山ふかき鐘のおとかな(二条為藤[新続古今])

78 :名無氏物語:2006/07/31(月) 16:27:30 ID:/bB0z000
つれなきを猶さりともとなぐさむる我が心こそ命なりけれ(続古今1067)

79 :名無氏物語:2006/07/31(月) 16:28:09 ID:/bB0z000
紀の国やゆらのみなとににひろふてふたまさかにだに逢ひみてしがな(新古1075)

80 :名無氏物語:2006/07/31(月) 16:29:03 ID:/bB0z000
なごの海の霞の間よりながむれば入日をあらふ沖つ白波(新古35)

81 :名無氏物語:2006/07/31(月) 16:29:45 ID:/bB0z000
はかなさをほかにもいはじ桜花さきては散りぬあはれ世の中(新古141)

82 :名無氏物語:2006/07/31(月) 16:30:16 ID:/bB0z000
ほととぎす鳴きつる方をながむればただ有明の月ぞのこれる(千載161)

83 :名無氏物語:2006/07/31(月) 16:31:14 ID:/bB0z000
いつもきく麓の里とおもへども昨日にかはる山おろしの風(新古288)

84 :名無氏物語:2006/07/31(月) 16:54:10 ID:ZWZPweXL
なにかその心の外にしをりせん立ちかへるべき恋路ならねば(新続古今1024)

85 :名無氏物語:2006/07/31(月) 16:55:54 ID:ZWZPweXL
ひたぶるに恨みつるかな恋ひそめし心のとがを人に負ほせて(正治初度百首)

86 :名無氏物語:2006/07/31(月) 18:25:41 ID:VVsBBb8P
夕立の晴るれば月ぞやどりける玉ゆりすうる蓮の浮葉に(西行「山家集」)

87 :名無氏物語:2006/07/31(月) 18:26:33 ID:VVsBBb8P
ふる袖は涙にぬれてくちにしをいかにたちまふわが身なるらん(藤原隆房[玉葉])

88 :名無氏物語:2006/07/31(月) 18:29:52 ID:TOr5tFtN
人しれぬうき身にしげき思ひ草おもへば君ぞ種はまきける(新勅撰774)

89 :名無氏物語:2006/07/31(月) 18:33:45 ID:TOr5tFtN
わするなよなれし雲ゐのさくら花うき身は春のよそになるとも(新勅撰1044)

90 :名無氏物語:2006/07/31(月) 18:34:54 ID:TOr5tFtN
たまさかに秋のひと夜を待ち得ても明くる程なき星合の空(新勅撰220)

91 :名無氏物語:2006/07/31(月) 18:39:25 ID:PIkZV2UJ
妻木こるしづをにとへば花は見ゆ朝日あたりの峰にとぞ云ふ(出観集)

92 :名無氏物語:2006/07/31(月) 18:40:22 ID:PIkZV2UJ
桜さく峯に嵐やわたるらん細谷川の花のうき橋(出観集)

93 :名無氏物語:2006/07/31(月) 18:40:54 ID:PIkZV2UJ
夕顔のかかる垣ねに木陰とりふせればすずし麦の秋風(出観集)

94 :名無氏物語:2006/07/31(月) 18:41:35 ID:PIkZV2UJ
小簾の外に宵のともしび消えやらでほのめくかげは蛍なりけり(出観集)

95 :名無氏物語:2006/07/31(月) 18:42:09 ID:PIkZV2UJ
淡路潟かぢ音すなりちたの江の朝あけの霧に片帆かくれて(出観集)

96 :名無氏物語:2006/07/31(月) 18:42:46 ID:PIkZV2UJ
ふるさとに我がなれ衣かさぬらん秋風さむし鄙の荒野も(出観集)

97 :名無氏物語:2006/07/31(月) 20:20:30 ID:oqFfEVbu
今や夢昔や夢とまよはれていかに思へどうつゝとぞなき(建礼門院右京大夫集)

98 :名無氏物語:2006/08/01(火) 07:34:32 ID:9VJBF6h5
大かたの秋の寝覚のながき夜も君をぞ祈る身を思ふとて(家隆[新古今])

99 :名無氏物語:2006/08/01(火) 07:36:44 ID:9VJBF6h5
まばらなる槙の板屋に音はして漏らぬ時雨や木の葉なるらん(俊成[千載])

100 :名無氏物語:2006/08/01(火) 07:38:28 ID:9VJBF6h5
さゆる夜の槙の板屋のひとり寝に心くだけと霰ふるなり(良経[千載])

101 :名無氏物語:2006/08/01(火) 07:43:22 ID:Ff453bZV
あすか風かは音ふけてたをやめの袖にかすめる春のよの月(続古今79)

102 :名無氏物語:2006/08/01(火) 07:44:15 ID:Ff453bZV
さびしさのかぎりとぞみるわたつ海のとほ島かすむ春の夜の月(中書王御詠)

103 :名無氏物語:2006/08/01(火) 07:45:07 ID:Ff453bZV
見わたせばしらゆふかけて咲きにけり神をか山の初ざくら花(玉葉138)

104 :名無氏物語:2006/08/01(火) 07:45:46 ID:Ff453bZV
あはれことし我が身の春も末ぞとはしらで弥生の花をみしかな(竹風抄)

105 :名無氏物語:2006/08/01(火) 07:46:28 ID:Ff453bZV
ちればただ花も跡なき山のはのかすみばかりに春ぞのこれる(竹風抄)

106 :名無氏物語:2006/08/01(火) 07:47:16 ID:Ff453bZV
うぐひすは物うかるねにうらぶれて野上のかたに春ぞ暮れゆく(文応三百首)

107 :名無氏物語:2006/08/01(火) 07:51:04 ID:docY2nCy
はるばると朝みつ潮のみなと舟こぎ出づるかたはなほ霞みつつ(李花集)

108 :名無氏物語:2006/08/01(火) 07:51:47 ID:docY2nCy
夕暮は湊もそことしらすげの入海かけてかすむ松原(李花集)

109 :名無氏物語:2006/08/01(火) 07:52:23 ID:docY2nCy
霞めただいづれ都のさかひとも見ゆべきほどの旅の空かは(李花集)

110 :名無氏物語:2006/08/01(火) 07:53:30 ID:docY2nCy
すはの海や氷のうへは霞めども猶うちいでぬ春のしら浪(李花集)

111 :名無氏物語:2006/08/01(火) 07:54:02 ID:docY2nCy
宿からにかすむとのみやなげかれん都の春の月見ざりせば(新葉52)

112 :名無氏物語:2006/08/01(火) 07:54:43 ID:docY2nCy
かへる雁なにいそぐらん思ひ出もなき古郷の山としらずや(新葉59)

113 :名無氏物語:2006/08/01(火) 08:18:56 ID:63TtDJtB
今はとて見ざらん秋の空までも思へばかなし夜半の月影(新勅撰1090)

114 :名無氏物語:2006/08/01(火) 08:22:03 ID:63TtDJtB
命ありてあひ見むこともさだめなく思ひし春になりにけるかな(新勅撰1028)

115 :名無氏物語:2006/08/01(火) 08:23:20 ID:63TtDJtB
いかにせん今ひとたびの逢ふことを夢にだに見てねざめずもがな(新勅撰976)

116 :名無氏物語:2006/08/01(火) 15:34:33 ID:FsxDh9W+
逢ひみてもさらぬ別れのあるものをつれなしとても何歎くらん(新勅撰749)

117 :名無氏物語:2006/08/01(火) 15:50:31 ID:wWYHx7Fy
もらさばや思ふ心をさてのみはえぞ山しろの井手のしがらみ(新古1089)

118 :名無氏物語:2006/08/01(火) 16:19:15 ID:P09Fxufc
ながむるに物思ふことの慰むは月は憂き世の外よりやゆく(大江為基「拾遺集」)

119 :名無氏物語:2006/08/01(火) 16:20:10 ID:P09Fxufc
あさみどりみだれてなびく青柳の色にぞ春の風もみえける(藤原元真「後拾遺集」)

120 :名無氏物語:2006/08/01(火) 16:20:47 ID:P09Fxufc
思ひやれ霞こめたる山里の花待つほどの春のつれづれ(上東門院中将「後拾遺集」)

121 :名無氏物語:2006/08/01(火) 16:21:33 ID:P09Fxufc
月まつと人にはいひてながむれば慰めがたき夕暮の空(藤原範兼「千載集」)

122 :名無氏物語:2006/08/01(火) 16:22:07 ID:P09Fxufc
菅原や伏見の暮にみわたせば霞にまがふをはつせの山(読人不知「後撰集」)

123 :名無氏物語:2006/08/01(火) 16:23:28 ID:P09Fxufc
千とせまで限れる松もけふよりは君にひかれて万代やへん(大中臣能宣「拾遺集」)

124 :名無氏物語:2006/08/01(火) 16:29:39 ID:jG+VyVQj
身をつめば老木の花ぞあはれなるいまいくとせか春にあふべき(藤原清輔「清輔集」)

125 :名無氏物語:2006/08/01(火) 16:41:57 ID:j/EhgyGM
わたの原こぎ出でてみれば久方の雲居にまがふ沖つ白波(藤原忠通「詞花集」)

126 :名無氏物語:2006/08/01(火) 16:47:32 ID:j/EhgyGM
いにしへに猶立帰る心かな恋しきことに物わすれせで(紀貫之「古今集」)

127 :名無氏物語:2006/08/01(火) 16:54:51 ID:Of1mUvc1
ひとりのみ岩井の水をむすびつつ底なる影も君を待つらし(二条院讃岐集)

128 :名無氏物語:2006/08/01(火) 16:56:08 ID:Of1mUvc1
あなこひし恋しやこひしこひしさをいかにやいかにいかにせんせん(隆房集)

129 :名無氏物語:2006/08/01(火) 16:56:54 ID:Of1mUvc1
あさからぬこの世ひとつのなげきかは夢よりのちの罪のふかさよ(隆房集)

130 :名無氏物語:2006/08/01(火) 16:59:12 ID:Of1mUvc1
風そよぐ楢の木陰にたちよればうすき衣ぞまづしられける(二条院讃岐集)

131 :名無氏物語:2006/08/01(火) 17:00:31 ID:Of1mUvc1
谷陰は春めきやらず風さえてきゆればこほる雪のした水(御室五十首)

132 :名無氏物語:2006/08/01(火) 17:07:44 ID:ijoEldm5
ふじのねは問はでも空にしられけり雲より上にみゆるしら雪(新勅撰1296)

133 :名無氏物語:2006/08/01(火) 17:11:00 ID:ijoEldm5
しはつ山風吹きすさぶならの葉にたえだえのこる日ぐらしのこゑ(新続古今1690)

134 :名無氏物語:2006/08/01(火) 17:48:37 ID:X1tTC8W5
秋きぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる(藤原敏行「古今集」)

135 :名無氏物語:2006/08/01(火) 17:49:58 ID:X1tTC8W5
身にかへてあやなく花を惜しむかな生けらば後の春もこそあれ(藤原長能「拾遺集」)

136 :名無氏物語:2006/08/01(火) 17:50:49 ID:X1tTC8W5
身にかへて惜しむにとまる花ならばけふや我が世のかぎりならまし(源俊頼「詞花集」)

137 :名無氏物語:2006/08/01(火) 17:51:32 ID:X1tTC8W5
足引の山のしづくに妹待つと吾が立ち濡れぬ山のしづくに(大津皇子「万葉集」)

138 :名無氏物語:2006/08/01(火) 18:00:03 ID:LXMw1gqS
雲ちかき峰の木の葉をかたしきて枕の下に嵐をぞ聞く(忠良[玉葉集])

139 :名無氏物語:2006/08/01(火) 18:00:39 ID:LXMw1gqS
さ夜ふかき軒ばの嶺に月はいりて暗き檜原に嵐をぞ聞く(永福門院[玉葉集])

140 :名無氏物語:2006/08/01(火) 18:12:18 ID:CiLknKsv
雲路より穂波におつるしら鳥のとば田に消ゆる秋の夕霧(正徹)

141 :名無氏物語:2006/08/01(火) 18:12:55 ID:CiLknKsv
山もとの軒ばの夕日影さえて袂にちかく落つるかりがね(心敬)

142 :名無氏物語:2006/08/01(火) 18:14:04 ID:CiLknKsv
友あまたおりゐる声にさそはれて蘆べはるかにおつる雁金(冷泉為村)

143 :名無氏物語:2006/08/01(火) 18:14:43 ID:CiLknKsv
山風のさそふ木の葉とみるばかりふもとのを田に落つるかりがね(村田春海)

144 :名無氏物語:2006/08/01(火) 19:40:52 ID:IFDdrqpx
なにとなくものがなしくぞ見えわたる鳥羽田の面の秋の夕暮(西行「山家集」)

145 :名無氏物語:2006/08/01(火) 19:41:33 ID:IFDdrqpx
山城の鳥羽田の面をみわたせばほのかに今朝ぞ秋風はふく(曾禰好忠「詞花集」)

146 :名無氏物語:2006/08/02(水) 11:13:27 ID:gvkrll39
おほえ山かたぶく月の影さえて鳥羽田の面におつるかりがね(新古503)

147 :名無氏物語:2006/08/02(水) 11:26:39 ID:s7iwT+k6
身のうさの秋はわするる物ならば涙くもらで月はみてまし(藤原頼輔「千載集」)

148 :名無氏物語:2006/08/02(水) 11:27:46 ID:s7iwT+k6
けふのみと春を思はぬ時だにもたつことやすき花の陰かは(凡河内躬恒「古今集」)

149 :名無氏物語:2006/08/02(水) 11:45:25 ID:Z3FR3E+H
逢ふことのたえてしなくは中々に人をも身をも恨みざらまし(朝忠[拾遺])

150 :名無氏物語:2006/08/02(水) 11:46:26 ID:Z3FR3E+H
今も猶わが立つ杣の朝がすみ世におほふべき袖かとぞみる(尊円親王[新千載])

151 :名無氏物語:2006/08/02(水) 11:47:10 ID:Z3FR3E+H
阿耨多羅三みやく三菩提の仏たち我が立つ杣に冥加あらせたまへ(伝教大師[新古今])

152 :名無氏物語:2006/08/02(水) 11:48:14 ID:Z3FR3E+H
おほけなくうき世の民におほふかなわが立つ杣に墨染の袖(慈円[千載])

153 :名無氏物語:2006/08/02(水) 11:52:05 ID:Z4qek6DW
ふる郷と聞きし越路の空をだになほ浦とほくかへる雁がね(李花集)

154 :名無氏物語:2006/08/02(水) 11:53:09 ID:Z4qek6DW
朝日いでてのどけき峰の山ざくら花も久かたの光なりけり(宗良親王千首)

155 :名無氏物語:2006/08/02(水) 11:53:39 ID:Z4qek6DW
古郷は恋しくとてもみ吉野の花のさかりをいかがみすてん(新葉113)

156 :名無氏物語:2006/08/02(水) 11:54:34 ID:Z4qek6DW
君をのみたのむ吉野の宮人の同じかざしは桜なりけり(宗良親王千首)

157 :名無氏物語:2006/08/02(水) 11:55:48 ID:Z4qek6DW
春わけし跡にしをりを残しおきて桜はしるき夏木立かな(新葉167)

158 :名無氏物語:2006/08/02(水) 11:56:25 ID:Z4qek6DW
郭公いつのさ月のいつの日か都にききしかぎりなりけん(李花集)

159 :名無氏物語:2006/08/02(水) 11:59:36 ID:jiTqbXWH
雲のゐる遠山鳥のおそ桜心ながくものこる色かな(続古今185)

160 :名無氏物語:2006/08/02(水) 12:00:35 ID:jiTqbXWH
明けぬとも猶かげ残せ白妙の卯の花山のみじか夜の月(新千載201)

161 :名無氏物語:2006/08/02(水) 12:01:27 ID:jiTqbXWH
いとどまた夢てふ物をたのめとや思ひねになくほととぎすかな(文応三百首)

162 :名無氏物語:2006/08/02(水) 12:02:18 ID:jiTqbXWH
なげきわび物思ふころはほととぎすわがためにのみなくかとぞきく(柳葉集)

163 :名無氏物語:2006/08/02(水) 12:03:20 ID:jiTqbXWH
ゆきやらでくらせる山のほととぎすいまひとこゑは月になくなり(続古今211)

164 :名無氏物語:2006/08/02(水) 12:04:13 ID:jiTqbXWH
五月雨は晴れぬとみゆる雲まより山の色こき夕ぐれの空(玉葉354)

165 :名無氏物語:2006/08/02(水) 12:38:12 ID:6GFeeL1e
ちればとて木の葉の衣袖なくはうき世の民におほひやはせん(正徹)

166 :名無氏物語:2006/08/02(水) 12:39:09 ID:6GFeeL1e
おほけなく思ひあがれる心かなさてもぞ袖は染色のかげ(正広)

167 :名無氏物語:2006/08/02(水) 12:39:43 ID:6GFeeL1e
墨染のわが衣手のゆたならばうき世の民におほはましものを(良寛)

168 :名無氏物語:2006/08/03(木) 00:17:32 ID:qMsuFHhJ
山路ふかく憂き身のすゑをたどり行けば雲にあらそふ峰の松かぜ(拾玉集)

169 :名無氏物語:2006/08/03(木) 00:18:35 ID:qMsuFHhJ
わが心奥までわれがしるべせよわが行く道はわれのみぞ知る(拾玉集)

170 :名無氏物語:2006/08/03(木) 00:19:11 ID:qMsuFHhJ
里の犬のなほみ山べに慕ひくるを心の奥に思ひはなちつ(拾玉集)

171 :名無氏物語:2006/08/03(木) 00:19:45 ID:qMsuFHhJ
町くだりよろぼひ行きて世を見れば物のことわりみなしられけり(拾玉集)

172 :名無氏物語:2006/08/03(木) 00:27:03 ID:3lRodESz
いはで思ふ心の色を人とはば折りてやみせん山吹の花(宗尊親王[続古今])

173 :名無氏物語:2006/08/03(木) 00:35:27 ID:JUd95RCS
何ごとを思ふ人ぞと人とはば答へぬさきに袖ぞぬるべき(新古1754)

174 :名無氏物語:2006/08/03(木) 00:36:06 ID:JUd95RCS
いたづらに過ぎにしことや歎かれん受けがたき身の夕暮の空(新古1755)

175 :名無氏物語:2006/08/03(木) 00:36:37 ID:JUd95RCS
うち絶えて世にふる身にはあらねどもあらぬ筋には罪ぞかなしき(新古1756)

176 :名無氏物語:2006/08/03(木) 00:37:15 ID:JUd95RCS
思ふことなどとふ人のなかるらむ仰げば空に月ぞさやけき(新古1782)

177 :名無氏物語:2006/08/03(木) 00:37:58 ID:JUd95RCS
ひと方に思ひとりにし心には猶そむかるる身をいかにせん(新古1825)

178 :名無氏物語:2006/08/03(木) 00:41:01 ID:FJxlDWqr
花すすきおほかる野辺はからころも袂ゆたかに秋風ぞふく(続古今346)

179 :名無氏物語:2006/08/03(木) 00:42:33 ID:FJxlDWqr
夢路にぞ咲くべかりけるおきてみむと思ふをまたぬ朝がほの花(続古今347)

180 :名無氏物語:2006/08/03(木) 00:44:41 ID:FJxlDWqr
下葉ちる柳の梢うちなびき秋風たかし初かりのこゑ(玉葉581)

181 :名無氏物語:2006/08/03(木) 00:45:38 ID:FJxlDWqr
夕さればみどりの苔に鳥おりてしづかになりぬそのの秋かぜ(竹風抄)

182 :名無氏物語:2006/08/03(木) 00:46:39 ID:FJxlDWqr
あればこそ物をも思へいづかたに行きかくれなん秋のゆふぐれ(竹風抄)

183 :名無氏物語:2006/08/03(木) 00:47:21 ID:FJxlDWqr
さやけきは思ひしままの秋なれやわがかねごとの秋のよの月(竹風抄)

184 :名無氏物語:2006/08/03(木) 00:51:01 ID:xxo0cJ2V
今更に我にをしむなほととぎす六十あまりの古声ぞかし(宗良親王千首)

185 :名無氏物語:2006/08/03(木) 00:51:51 ID:xxo0cJ2V
天つ空わが思ふ人かほととぎす雲のはたてに声の聞こゆる(宗良親王千首)

186 :名無氏物語:2006/08/03(木) 00:52:36 ID:xxo0cJ2V
おもひやれ木曾の御坂も雲とづる山のこなたの五月雨の頃(新葉218)

187 :名無氏物語:2006/08/03(木) 00:53:38 ID:xxo0cJ2V
へだてゆくゐな野の原の夕霧に宿ありとても誰かとふべき(李花集)

188 :名無氏物語:2006/08/03(木) 00:54:14 ID:xxo0cJ2V
いづかたも山のはちかき柴の戸は月みる空やすくなかるらむ(李花集)

189 :名無氏物語:2006/08/03(木) 00:54:48 ID:xxo0cJ2V
いかがせむ月もみやこと光そふ君すみのえの秋のゆかしさ(李花集)

190 :名無氏物語:2006/08/03(木) 00:57:47 ID:c4J93GVn
夕ぐれは雲のはたてに物ぞ思ふあまつそらなる人をこふとて(読人しらず「古今集」)

191 :名無氏物語:2006/08/03(木) 00:58:41 ID:c4J93GVn
あやめ草いつのさ月にひきそめてながきためしのねをもかくらん(亀山院「続拾遺集」)

192 :名無氏物語:2006/08/03(木) 00:59:34 ID:c4J93GVn
わが宿とたのむ吉野に君しいらばおなじかざしをさしこそはせめ(伊勢「後撰集」)

193 :名無氏物語:2006/08/03(木) 01:00:15 ID:c4J93GVn
思ひいでもなきふるさとの山なれどかくれゆくはたあはれなりけり(弓削嘉言「詞花集」)

194 :名無氏物語:2006/08/03(木) 01:00:52 ID:c4J93GVn
すはの海のこほりのうへの通ひ路は神のわたりてとくるなりけり(源顕仲「堀河百首」)

195 :名無氏物語:2006/08/03(木) 01:01:39 ID:c4J93GVn
谷風にとくる氷のひまごとにうちいづる浪や春のはつ花(源当純「古今集」)

196 :名無氏物語:2006/08/03(木) 01:15:57 ID:VgVQWt0T
いにしへにはやたちかへれ水無瀬川ふかき心のすゑの白浪(長慶院)

197 :名無氏物語:2006/08/03(木) 01:36:10 ID:n1SZpAt4
月影に身をやかへましあはれてふ人の心にいりてみるべく広幡御息所『村上御集』)

198 :名無氏物語:2006/08/03(木) 01:36:44 ID:n1SZpAt4
照る月の心の水にすみぬればやがて此の身に光をぞさす(藤原教長『千載集』)

199 :名無氏物語:2006/08/03(木) 01:50:58 ID:bhkdXuO1
初瀬川さよの枕におとづれて明くる檜原に嵐をぞきく(玉葉1193)

200 :名無氏物語:2006/08/03(木) 01:51:49 ID:bhkdXuO1
心ざし君にふかくて年もへぬまたむまれても又やいのらん(玉葉2591)

201 :名無氏物語:2006/08/03(木) 07:06:22 ID:qARrf6i6
立ちかへる世と思はばや神風やみもすそ川のすゑの白波(玉葉2800)

202 :名無氏物語:2006/08/03(木) 07:07:08 ID:qARrf6i6
まことふかく思ひいづべき友もがなあらざらん世の跡のなさけに(玉葉2590)

203 :名無氏物語:2006/08/03(木) 07:08:52 ID:qARrf6i6
わが恋はゆくかたもなきながめよりむなしき空に秋風ぞ吹く(風雅1517)

204 :名無氏物語:2006/08/03(木) 07:36:07 ID:43veWj/D
色まさる松こそ見ゆれ君をいのる春の日吉の山のかひより(拾玉集)

205 :名無氏物語:2006/08/03(木) 07:37:07 ID:43veWj/D
まことならでまた思ふことはなきものを知らぬ人をばなにかうらみん(拾玉集)

206 :名無氏物語:2006/08/03(木) 07:38:24 ID:43veWj/D
それもいさ爪に藍しむ物はりのしばしとりおく襷すがたよ(拾玉集)

207 :名無氏物語:2006/08/03(木) 07:39:14 ID:43veWj/D
たれならむ目をしのごひてたてる人ひとの世わたる道のほとりに(拾玉集)

208 :名無氏物語:2006/08/03(木) 07:39:46 ID:43veWj/D
せめてなほうき世にとまる身とならば心のうちに宿はさだめん(拾玉集)

209 :名無氏物語:2006/08/03(木) 07:40:18 ID:43veWj/D
明けばまづ木の葉に袖をくらぶべし夜半の時雨よ夜半の涙よ(拾玉集)

210 :名無氏物語:2006/08/03(木) 08:10:47 ID:gdDLQY5N
月みれば千々に物こそ悲しけれわが身ひとつの秋にはあらねど(大江千里「古今集」)

211 :名無氏物語:2006/08/03(木) 13:35:50 ID:n1SZpAt4
久方の月の桂も秋はなほ紅葉すればやてりまさるらむ(壬生忠岑『古今集』)

212 :名無氏物語:2006/08/03(木) 13:50:36 ID:DF0LRfGU
春の色の至り至らぬ里はあらじ咲ける咲かざる花の見ゆらむ(読人不知「古今集」)

213 :名無氏物語:2006/08/03(木) 13:51:43 ID:DF0LRfGU
あまのかるもにすむ虫の名はきけどただ我からのつらきなりけり(読人不知「拾遺集」)

214 :名無氏物語:2006/08/03(木) 14:10:06 ID:vjex2IgK
見てもいとへ何か涙を恥ぢもせんこれぞ恋てふ心憂きもの(鴨長明集)

215 :名無氏物語:2006/08/03(木) 14:13:33 ID:vjex2IgK
しのばんと思ひしものを夕ぐれの風のけしきにつひに負けぬる(鴨長明集)

216 :名無氏物語:2006/08/03(木) 14:14:24 ID:vjex2IgK
さびしさはなほのこりけり跡たゆる落葉がうへに今朝は初雪(無名抄)

217 :名無氏物語:2006/08/03(木) 14:15:30 ID:vjex2IgK
よひの間の月のかつらのうす紅葉照るとしもなき初秋の空(三体和歌)

218 :名無氏物語:2006/08/03(木) 14:21:37 ID:cs6IpESb
古郷のやどもる月にこととはむ我をばしるや昔すみきと(寂超法師「新古今集」)

219 :名無氏物語:2006/08/03(木) 14:22:26 ID:cs6IpESb
この世には又なぐさめもなきものを我をばしるや秋のよの月(俊成「五社百首」)

220 :名無氏物語:2006/08/03(木) 14:23:16 ID:cs6IpESb
世の中はいづれかさしてわがならんゆきとまるをぞ宿とさだむる(読人不知「古今集」)

221 :名無氏物語:2006/08/03(木) 14:24:38 ID:cs6IpESb
嵐ふき空にみだるる雪もよに氷ぞむすぶ夢はむすばず(九条良経「千五百番歌合」)

222 :名無氏物語:2006/08/03(木) 14:25:24 ID:cs6IpESb
みちのくのとふのすがごもななふには君をねさせてわれみふにねん(読人不知「夫木和歌抄」)

223 :名無氏物語:2006/08/03(木) 14:26:03 ID:cs6IpESb
わすれては夢かとぞ思ふおもひきや雪ふみわけて君を見むとは(在原業平「古今集」)

224 :名無氏物語:2006/08/03(木) 14:54:44 ID:NHGhP1ry
いそがれぬ年のくれこそあはれなれ昔はよそにききし春かは(西園寺公経「新古今集」)

225 :名無氏物語:2006/08/03(木) 14:55:40 ID:NHGhP1ry
思ひやるこしの白山しらねどもひと夜も夢にこえぬよぞなき(紀貫之「古今集」)

226 :名無氏物語:2006/08/03(木) 14:56:25 ID:NHGhP1ry
山たかみ人もすさめぬさくら花いたくなわびそ我見はやさむ(読人しらず「古今集」)

227 :名無氏物語:2006/08/03(木) 14:57:36 ID:NHGhP1ry
我が心なぐさめかねつをさらしなや姨捨山に照る月を見て(読人しらず「古今集」)

228 :名無氏物語:2006/08/03(木) 14:58:19 ID:NHGhP1ry
夕ぐれは雲のはたてに物ぞ思ふあまつそらなる人をこふとて(読人しらず「古今集」)

229 :名無氏物語:2006/08/03(木) 14:59:03 ID:NHGhP1ry
富士の山いくかすぎぬとかぞふれば同じ麓に有明の月(顕昭「三百六十番歌合」)

230 :名無氏物語:2006/08/03(木) 15:06:55 ID:ikmXrnrt
いきて世にいつまでぬれん袂ぞと涙はしるや秋の夕暮(実氏[続古今])

231 :名無氏物語:2006/08/03(木) 15:29:48 ID:YDcCpN4C
天漢八十瀬霧らへり彦星の時まつ舟は今しこぐらし (『万葉集』巻10・2053)

232 :名無氏物語:2006/08/03(木) 15:31:44 ID:YDcCpN4C
ひととせに一夜と思へど七夕のあひみむ秋のかぎりなきかな (紀貫之 『和漢朗詠集』上・219)

233 :名無氏物語:2006/08/03(木) 16:20:08 ID:gdDLQY5N
あまつ星道もやどりもありながら空にうきても思ほゆるかな(菅原道真「拾遺集」)

234 :名無氏物語:2006/08/03(木) 16:21:33 ID:gdDLQY5N
もがみ河のぼればくだるいな舟のいなにはあらずこの月ばかり(「古今集」みちのく歌)

235 :名無氏物語:2006/08/03(木) 16:29:51 ID:n1SZpAt4
山風に桜吹きまきみだれなむ花のまぎれに立ちとまるべく(遍昭『古今集』)

236 :名無氏物語:2006/08/03(木) 17:56:40 ID:dUEz+fQf
さよふくるままに汀や凍るらん遠ざかりゆく志賀の浦波(快覚法師[後拾遺])

237 :名無氏物語:2006/08/03(木) 17:57:18 ID:dUEz+fQf
氷ゐし志賀の唐崎うちとけてさざ浪よする春風ぞ吹く(大江匡房[詞花])

238 :名無氏物語:2006/08/03(木) 18:09:02 ID:ssU9FvEy
春霞はやたちぬれや朝日かげにほへる山の空ぞのどけき(伏見院)

239 :名無氏物語:2006/08/03(木) 18:09:36 ID:ssU9FvEy
朝日影にほへる山の春風にふもとのさとは梅が香ぞする(一条兼良)

240 :名無氏物語:2006/08/03(木) 18:10:34 ID:ssU9FvEy
吉野山つれなくきえぬ白雪やまだ初春のあり明の月(一条兼良)

241 :名無氏物語:2006/08/03(木) 18:11:11 ID:ssU9FvEy
いとはやも花ぞまたるる朝日影にほへる山の峰の桜木(三条西実隆)

242 :名無氏物語:2006/08/03(木) 18:11:53 ID:ssU9FvEy
夕にも雨とはならじ朝日かげにほへる山の花のしら雲(松永貞徳)

243 :名無氏物語:2006/08/03(木) 18:12:35 ID:ssU9FvEy
花ならで花なるものは朝日かげにほへる山の木木のしら雪(小沢蘆庵)

244 :名無氏物語:2006/08/04(金) 08:08:31 ID:mweuR2nc
朝日影にほへる山の桜花千代とことはに見ともあかめや(本居宣長)

245 :名無氏物語:2006/08/04(金) 08:10:05 ID:mweuR2nc
ことわりの袖の露かな岩木だにぬるればぬるる秋の夕暮(後水尾院)

246 :名無氏物語:2006/08/04(金) 08:11:13 ID:mweuR2nc
この秋の涙をそへてしぐれにし山はいかなる紅葉とかしる(四条隆資)

247 :名無氏物語:2006/08/04(金) 08:11:54 ID:mweuR2nc
恋ひわたる心ひとつをしるべにて昔にかよふ夢の浮橋(宗尊親王)

248 :名無氏物語:2006/08/04(金) 08:19:35 ID:mweuR2nc
いづて舟おひ風はやく成りぬらしみほの浦わによする白波(順徳院)

249 :名無氏物語:2006/08/04(金) 08:20:30 ID:mweuR2nc
ははきぎのよそめばかりは道たえて一夜ふせやの影もしられず(後柏原天皇)

250 :名無氏物語:2006/08/04(金) 08:25:10 ID:cTKfQb42
見ぬ世まで思ふもさびしいそのかみ布留の山辺の雨の夕暮(有家[風雅])

251 :名無氏物語:2006/08/04(金) 08:41:00 ID:2N+/LgBA
春の雨のあまねき御代をたのむかな霜にかれゆく草葉もらすな(新古1478)

252 :名無氏物語:2006/08/04(金) 08:41:42 ID:2N+/LgBA
われながら思ふか物をとばかりに袖にしぐるる庭の松風(新古1638)

253 :名無氏物語:2006/08/04(金) 08:42:38 ID:2N+/LgBA
ひさかたのあまつをとめが夏ごろも雲井にさらす布引の滝(新古1653)

254 :名無氏物語:2006/08/04(金) 08:46:12 ID:acY6wRnF
月に君思ひいでけり秋ふかく我をばすての山となげくに(李花集)

255 :名無氏物語:2006/08/04(金) 08:46:53 ID:acY6wRnF
身のゆくへなぐさめかねし心にはをばすて山の月もうかりき(新葉332)

256 :名無氏物語:2006/08/04(金) 08:47:25 ID:acY6wRnF
都には風のつてにもまれなりし砧の音を枕にぞきく(新葉371)

257 :名無氏物語:2006/08/04(金) 08:48:47 ID:acY6wRnF
都にも時雨やすらんこしぢには雪こそ冬のはじめなりけれ(新葉410)

258 :名無氏物語:2006/08/04(金) 08:50:00 ID:acY6wRnF
かたしきのとふのすがごも冴えわびて霜こそむすべ夢はむすばず(李花集)

259 :名無氏物語:2006/08/04(金) 08:50:43 ID:acY6wRnF
山たかみ我のみふりてさびしきは人もすさめぬ雪の朝あけ(新葉479)

260 :名無氏物語:2006/08/04(金) 08:54:01 ID:gqD3S+Rj
ふなでしていまこそみつれたまの浦のはなれ小島の秋のよの月(文応三百首)

261 :名無氏物語:2006/08/04(金) 08:55:11 ID:gqD3S+Rj
秋の夜はうつつのうさの数そへてぬる夢もなき荻のうは風(柳葉集)

262 :名無氏物語:2006/08/04(金) 08:55:47 ID:gqD3S+Rj
つるの岡や秋のなかばの神祭ことしは余所に思ひこそやれ(竹風抄)

263 :名無氏物語:2006/08/04(金) 08:56:24 ID:gqD3S+Rj
雲かかる高ねの檜原音たてて村雨わたる秋の山もと(玉葉726)

264 :名無氏物語:2006/08/04(金) 08:57:15 ID:gqD3S+Rj
しぐれぬとみゆる空かな雁鳴きて色づく山の秋のむら雲(続古今507)

265 :名無氏物語:2006/08/04(金) 08:58:00 ID:gqD3S+Rj
世をうしといとひはてぬる秋もなほ心に残る峰の朝霧(竹風抄)

266 :名無氏物語:2006/08/04(金) 16:29:36 ID:lif74uqS
思ふことの身にしみまさるながめかな雲のはたての空の秋風(水無瀬恋十五首歌合)

267 :名無氏物語:2006/08/04(金) 16:30:10 ID:lif74uqS
思ひ寝の心ひとつをしるべにて昔にかへる夢のかよひぢ(三百六十番歌合)

268 :名無氏物語:2006/08/04(金) 16:30:44 ID:lif74uqS
しばの庵まだすみなれぬ明ぼのの苔のたもとよ時雨せずとも(院四十五番歌合)

269 :名無氏物語:2006/08/04(金) 16:34:40 ID:mWP8Jvlc
旅ごろもかへす夢路はむなしくて月をぞ見つる有明の空(新勅撰970)

270 :名無氏物語:2006/08/04(金) 16:37:14 ID:mWP8Jvlc
契りしにかはる恨みもわすられてその面影はなほとまるかな(新勅撰925)

271 :名無氏物語:2006/08/04(金) 16:39:08 ID:mWP8Jvlc
思ひ寝のわれのみかよふ夢路にもあひ見てかへる暁ぞなき(新勅撰973)

272 :名無氏物語:2006/08/04(金) 16:43:19 ID:AsYDv5cE
み狩すと楢の真柴をふみしだき交野の里にけふも暮らしつ(源師頼「堀河百首」)

273 :名無氏物語:2006/08/04(金) 16:43:58 ID:AsYDv5cE
五月まつ花橘の香をかげば昔の人の袖の香ぞする(読人不知「古今集」)

274 :名無氏物語:2006/08/04(金) 16:50:39 ID:JMEPJXTC
むかひゐて立ちもはなれじ今日よりは花さきそむる窓の梅が枝(公衡集)

275 :名無氏物語:2006/08/04(金) 16:51:29 ID:JMEPJXTC
すぎてゆく秋の日影は朝ごとにうつろふ菊の色に見えけり(公衡集)

276 :名無氏物語:2006/08/04(金) 16:53:01 ID:JMEPJXTC
心にも袖にもとまる移り香を枕にのみや契りおくべき(建礼門院右京大夫集)

277 :名無氏物語:2006/08/04(金) 16:53:40 ID:JMEPJXTC
花をのみまつらん人に山ざとの雪まの草のはるをみせばや(壬二集)

278 :名無氏物語:2006/08/04(金) 16:54:32 ID:JMEPJXTC
あふ坂や明ぼのしるき花の色におのれ夜ぶかき関の杉むら(壬二集)

279 :名無氏物語:2006/08/04(金) 16:55:07 ID:JMEPJXTC
鐘のおとも明けゆく空に匂ふなりけふもやありて花をみるべき(壬二集)

280 :名無氏物語:2006/08/04(金) 16:58:34 ID:F9hVreQr
峯の雪たにの氷もとけぬらん鶯さそへむめのした風(飛鳥井雅経)

281 :名無氏物語:2006/08/04(金) 16:59:13 ID:F9hVreQr
ながめやる沖つ島山ほのかにて浪よりはるる横雲の空(飛鳥井雅経)

282 :名無氏物語:2006/08/04(金) 16:59:44 ID:F9hVreQr
わが袖にあめも涙もふりそひぬ都わかるる横雲の空(飛鳥井雅有)

283 :名無氏物語:2006/08/04(金) 17:00:19 ID:F9hVreQr
朝露もちりかひなびく柳風鶯さそへ池の浮草(正徹)

284 :名無氏物語:2006/08/04(金) 17:00:58 ID:F9hVreQr
江の南梅も柳もかすむ日に鶯さそへ春のうらかぜ(冷泉為村)

285 :名無氏物語:2006/08/04(金) 17:01:49 ID:F9hVreQr
あけわたる高ねの花に風過ぎて春にわかるるよこ雲の空(飛鳥井雅親)

286 :名無氏物語:2006/08/04(金) 17:05:01 ID:zDC7Ld5o
いく里か月の光もにほふらん梅さく山のみねの春風(新勅撰40)

287 :名無氏物語:2006/08/04(金) 17:06:20 ID:zDC7Ld5o
夕けぶり野辺にも見えばつひにわが君にかへつる命とを知れ(新勅撰996)

288 :名無氏物語:2006/08/04(金) 17:08:01 ID:zDC7Ld5o
昨日みし夢かとぞ思ふ寝ざめして昔をしのぶあかつきの空(新続古今1969)

289 :名無氏物語:2006/08/04(金) 17:13:32 ID:hRARfe4t
しがらきのと山の霞ほのぼのと春にあけゆくよこ雲のそら(惟宗光吉)

290 :名無氏物語:2006/08/04(金) 17:14:22 ID:hRARfe4t
こがらしに枝をわかるるもみぢ葉もほのぼの見ゆるよこ雲の空(本居宣長)

291 :名無氏物語:2006/08/04(金) 17:15:00 ID:hRARfe4t
ことさらにつくりなしてや昨日みぬ山のすがたに霞たなびく(三条西公条)

292 :名無氏物語:2006/08/04(金) 17:15:38 ID:hRARfe4t
かづらきの山のすがたに打靡きたてりともなき春霞かな(香川景樹)

293 :名無氏物語:2006/08/04(金) 17:16:20 ID:hRARfe4t
朝日山きしの山ぶきさきにけり花のした行くうぢの柴舟(冷泉為尹)

294 :名無氏物語:2006/08/04(金) 17:17:01 ID:hRARfe4t
よしの川さくらながれて行く春もここぞ泊りとさける山吹(飛鳥井雅親)

295 :名無氏物語:2006/08/04(金) 17:19:55 ID:kMJ3akVY
もろともにながめし夜はのむつごとを思ひ出でよとすめる月かな(藤原隆信「隆信集」)

296 :名無氏物語:2006/08/04(金) 17:21:20 ID:kMJ3akVY
あふ坂やこずゑの花を吹くからに嵐ぞかすむ関の杉むら(宮内卿「仙洞句題五十首」)

297 :名無氏物語:2006/08/04(金) 17:22:26 ID:kMJ3akVY
桜ばなさきぬる時は三吉野の山のかひより浪ぞこえける(源俊頼「堀河百首」)

298 :名無氏物語:2006/08/04(金) 17:23:07 ID:kMJ3akVY
君をおきてあだし心を我がもたば末の松山波も越えなん(「古今集」東歌)

299 :名無氏物語:2006/08/04(金) 17:23:48 ID:kMJ3akVY
人はいさ心もしらずふるさとは花ぞむかしの香ににほひける(紀貫之「古今集」)

300 :名無氏物語:2006/08/04(金) 17:24:19 ID:kMJ3akVY
思ふどち春の山辺にうちむれてそこともいはぬ旅寝してしが(素性法師「古今集」)

301 :名無氏物語:2006/08/04(金) 17:55:57 ID:9xBIc+JK
石ばしる水の白玉数見えて清滝川にすめる月影(俊成[千載])

302 :名無氏物語:2006/08/04(金) 18:06:30 ID:9xBIc+JK
秋風は梢をはらふ夕暮に雲もかからぬ山のはの月(進子内親王[新拾遺])

303 :名無氏物語:2006/08/04(金) 18:09:30 ID:XrlMj0vj
神なびの岸の山ぶき咲きにけりみむろの嵐ふかずもあらなん(橘千蔭)

304 :名無氏物語:2006/08/04(金) 18:10:21 ID:XrlMj0vj
いかにせんこぬ夜あまたの袖の露に月をのみまつ夕暮の空(後鳥羽院)

305 :名無氏物語:2006/08/04(金) 18:11:31 ID:XrlMj0vj
今はただこぬ夜あまたのさ夜ふけてまたじと思ふに松風の声(飛鳥井雅経)

306 :名無氏物語:2006/08/04(金) 18:12:04 ID:XrlMj0vj
年月をすつるしるしはみそぎ川夏こそなけれ水のしら波(松永貞徳)

307 :名無氏物語:2006/08/04(金) 18:13:07 ID:XrlMj0vj
風わたるならの小河の夕すずみみそぎもあへずなつぞながるる(小沢蘆庵)

308 :名無氏物語:2006/08/04(金) 18:16:42 ID:lLIJse4N
むら雨の風にぞなびくあふひ草向ふ日かげはうすぐもりつつ(老若五十首歌合)

309 :名無氏物語:2006/08/04(金) 18:17:22 ID:lLIJse4N
なぞもかく思ひそめけむ桜花山とし高くなりはつるまで(遠島御歌合)

310 :名無氏物語:2006/08/04(金) 18:18:05 ID:lLIJse4N
花も葉ももろく散り行く萩が枝にむら雨かかるあきのゆふぐれ(定家家隆両卿撰歌合)

311 :名無氏物語:2006/08/04(金) 18:18:39 ID:lLIJse4N
をとめごが玉ものすそに満つしほのひかりをよする浦の月かげ(家隆卿百番自歌合)

312 :名無氏物語:2006/08/04(金) 18:19:43 ID:lLIJse4N
はつせ山ふる川のべも霧はれて月にぞたてる二もとの杉(千五百番歌合)

313 :名無氏物語:2006/08/04(金) 18:20:13 ID:lLIJse4N
天の川秋の一夜のちぎりだに交野に鹿のねをや鳴くらん(遠島御歌合)

314 :名無氏物語:2006/08/04(金) 18:24:11 ID:zxo5AOj5
風そよぐならの小川のゆふぐれはみそぎぞ夏のしるしなりける(新勅撰192)

315 :名無氏物語:2006/08/04(金) 18:25:38 ID:zxo5AOj5
松の戸をおしあけがたの山かぜに雲もかからぬ月を見るかな(新勅撰267)

316 :名無氏物語:2006/08/04(金) 18:26:46 ID:zxo5AOj5
ふるさとの庭の日かげもさえくれて桐のおち葉にあられふるなり(新勅撰393)

317 :名無氏物語:2006/08/05(土) 01:40:41 ID:zHnJC8zU
ほのみてし君にはしかじ春霞たなびく山の桜なりとも(千五百番歌合)

318 :名無氏物語:2006/08/05(土) 01:51:41 ID:5XL1NWzy
かささぎのわたすやいづこ夕霜の雲井にしろき峰のかけ橋(新勅撰375)

319 :名無氏物語:2006/08/05(土) 01:53:20 ID:5XL1NWzy
あけわたる雲まの星のひかりまで山の端さむし峰の白雪(新勅撰424)

320 :名無氏物語:2006/08/05(土) 01:55:24 ID:5XL1NWzy
おもひ河身をはやながら水の泡のきえてもあはん浪のまもがな(新勅撰707)

321 :名無氏物語:2006/08/05(土) 02:01:59 ID:+h75z3vH
あさ日さすたかねのみ雪空はれて立ちもおよばぬふじの川霧(家隆[続後撰])

322 :名無氏物語:2006/08/05(土) 02:10:38 ID:gw1Wm/dF
志賀のうらやこほらぬ浪のおとはして月の御舟ぞとほざかりゆく(隆祐)

323 :名無氏物語:2006/08/05(土) 02:11:21 ID:gw1Wm/dF
志賀の浦や秋しく月のこほりにも遠ざかり行く浪の音かな(順徳院)

324 :名無氏物語:2006/08/05(土) 02:12:24 ID:gw1Wm/dF
冬がれの木葉さはらぬ高ねよりこほりて出づる月ぞまぢかき(花園院)

325 :名無氏物語:2006/08/05(土) 02:13:25 ID:gw1Wm/dF
たえはつる心のうちを恨みても猶たどらるる夢のうきはし(俊成女)

326 :名無氏物語:2006/08/05(土) 02:14:01 ID:gw1Wm/dF
夢かとぞなほ辿らるるおいらくの子は先だてんものとやはみし(長嘯子)

327 :名無氏物語:2006/08/05(土) 02:17:11 ID:Nvp4NO4s
世の中はかくこそ有りけれ吹く風のめに見ぬ人もこひしかりけり(紀貫之「古今集」)

328 :名無氏物語:2006/08/05(土) 02:17:40 ID:Nvp4NO4s
山河のおとにのみきくももしきを身をはやながら見るよしもがな(伊勢「古今集」)

329 :名無氏物語:2006/08/05(土) 02:18:39 ID:Nvp4NO4s
思ひ川たえずながるる水のあわのうたかた人にあはできえめや(伊勢「拾遺集」)

330 :名無氏物語:2006/08/05(土) 02:19:17 ID:Nvp4NO4s
秋の田の穂のへをてらす稲妻の光のまにも我やわするる(よみ人しらず「古今集」)

331 :名無氏物語:2006/08/05(土) 02:19:58 ID:Nvp4NO4s
君待つと山の端いでて山の端に入るまで月をながめつるかな(藤原為義「詞花集」)

332 :名無氏物語:2006/08/05(土) 02:23:18 ID:WgQM9+5B
入るまでに月はながめつ稲妻のひかりの間にも物思ふ身の(千五百番歌合)

333 :名無氏物語:2006/08/05(土) 02:24:33 ID:WgQM9+5B
夢かとぞなほたどらるるさ夜衣うらみなれたる袖をかさねて(三百六十番歌合)

334 :名無氏物語:2006/08/05(土) 02:25:16 ID:WgQM9+5B
おのづからたのむ夢路はむなしくていつかうつつの恋はさむべき(千五百番歌合)

335 :名無氏物語:2006/08/05(土) 02:25:55 ID:WgQM9+5B
恨みても心づからのおもひかなうつろふ花に春のゆふぐれ(水無瀬恋十五首歌合)

336 :名無氏物語:2006/08/05(土) 02:26:30 ID:WgQM9+5B
しの原やしらぬ野中のかり枕まつもひとりの秋風の声(水無瀬恋十五首歌合)

337 :名無氏物語:2006/08/05(土) 02:27:09 ID:WgQM9+5B
おもへども人のこころのあさぢふにおきまよふ霜のあへずけぬべし(千五百番歌合)

338 :名無氏物語:2006/08/05(土) 02:30:54 ID:EYeHg/S7
わすれめや都のたぎつ白河の名にふりつみし雪の明ぼの(李花集)

339 :名無氏物語:2006/08/05(土) 02:31:34 ID:EYeHg/S7
おのづから雪ふみわけて問ひこしも都にちかき山路なりけり(李花集)

340 :名無氏物語:2006/08/05(土) 02:32:41 ID:EYeHg/S7
かかる世のためしもいまだ白雪にうづもれやせん園のくれ竹(李花集)

341 :名無氏物語:2006/08/05(土) 02:33:45 ID:EYeHg/S7
雪つもる越のしら山冬ふかし夢にもたれか思ひおこせん(李花集)

342 :名無氏物語:2006/08/05(土) 02:34:25 ID:EYeHg/S7
山里の年の暮こそあはれなれ人のたてたる門の松かは(宗良親王千首)

343 :名無氏物語:2006/08/05(土) 02:35:27 ID:EYeHg/S7
この暮もとはれむ事はよもぎふの末葉の風の秋のはげしさ(新葉921)

344 :名無氏物語:2006/08/05(土) 02:38:37 ID:0NsuLMkS
風はやみうきたる雲の行きかへり空にのみしてふる時雨かな(続古今587)

345 :名無氏物語:2006/08/05(土) 02:39:16 ID:0NsuLMkS
ひかげさす枯野のまくず霜とけてすぎにし秋にかへる露かな(続古今593)

346 :名無氏物語:2006/08/05(土) 02:40:41 ID:0NsuLMkS
けさみれば遠山しろしみやこまで風のおくらぬ夜はの初雪(玉葉950)

347 :名無氏物語:2006/08/05(土) 02:41:20 ID:0NsuLMkS
大井河すさきの葦はうづもれて波にうきたる雪の一村(玉葉971)

348 :名無氏物語:2006/08/05(土) 02:42:25 ID:0NsuLMkS
ふきおろすあそ山あらしけさ冴えて冬野をひろみ雪ぞつもれる(文応三百首)

349 :名無氏物語:2006/08/05(土) 02:43:59 ID:0NsuLMkS
あへの島岩うつ波のよるさえてすむともきかぬ千鳥なくなり(文応三百首

350 :名無氏物語:2006/08/05(土) 03:03:00 ID:loCD/gNd
春風は花のあたりをよきてふけ心づからやうつろふと見む(藤原好風「古今集」)

351 :名無氏物語:2006/08/05(土) 03:04:03 ID:loCD/gNd
世の人の及ばぬものは富士の嶺の雲居に高き思ひなりけり(村上天皇「拾遺集」)

352 :名無氏物語:2006/08/05(土) 03:05:34 ID:loCD/gNd
山ざくら霞のまよりほのかにも見てし人こそこひしかりけれ(紀貫之「古今集」)

353 :名無氏物語:2006/08/05(土) 03:06:22 ID:loCD/gNd
かささぎのわたせる橋におく霜のしろきをみれば夜ぞふけにける(大伴家持「新古今集」)

354 :名無氏物語:2006/08/05(土) 03:06:59 ID:loCD/gNd
さよふくるままに汀や凍るらん遠ざかりゆく志賀の浦波(快覚法師「後拾遺集」)

355 :名無氏物語:2006/08/05(土) 03:07:41 ID:loCD/gNd
しらつゆも時雨もいたくもる山はしたばのこらず色づきにけり(紀貫之「古今集」)

356 :名無氏物語:2006/08/05(土) 06:43:52 ID:3ri8twJ6
鈴虫の声のかぎりを尽しても長き夜あかずふる涙かな(『源氏物語』「桐壺」靭負の命婦)

357 :名無氏物語:2006/08/05(土) 06:45:51 ID:3ri8twJ6
都をば霞とともにたちしかど秋風ぞ吹く白河の関(能因法師 『後拾遺集』羈旅・518)

358 :名無氏物語:2006/08/05(土) 06:47:22 ID:3ri8twJ6
我が心誰に語らむ秋の空荻に夕風雲に雁がね(権大僧都心敬『竹林抄』秋連歌)

359 :名無氏物語:2006/08/05(土) 06:48:35 ID:3ri8twJ6
誰にかは秋の心も愁へまし友なき宿の夕暮の空(五条為実『玉葉集』・秋歌上484)

360 :名無氏物語:2006/08/05(土) 06:49:53 ID:3ri8twJ6
ゆく秋の大和の国の薬師寺の塔の上なる一ひらの雲 (佐佐木信綱「心の花」)

361 :名無氏物語:2006/08/05(土) 07:05:18 ID:GmedLV3k
さをしかの夜はの草ぶし明けぬれどかへる山なき武蔵野の原(新拾遺469)

362 :名無氏物語:2006/08/05(土) 07:08:44 ID:4Ryun3BY
あしびきの山のあらしに雲きえてひとり空ゆく秋の夜の月(教実[新勅撰])

363 :名無氏物語:2006/08/05(土) 14:42:50 ID:P4a5hish
さを鹿の小野の草伏いちしろく我がとはなくに人の知れらく(「万葉集」巻十)

364 :名無氏物語:2006/08/05(土) 14:50:43 ID:Ph8k2RZ8
しぐれつつかつちる山のもみぢ葉をいかにふくよのあらしなるらん(藤原顕季「金葉集」)

365 :名無氏物語:2006/08/05(土) 14:51:41 ID:Ph8k2RZ8
草も木も色かはれどもわたつ海の波の花にぞ秋なかりける(文屋康秀「古今集」)

366 :名無氏物語:2006/08/05(土) 14:54:47 ID:Ph8k2RZ8
春風は花のあたりをよきてふけ心づからやうつろふと見む(藤原好風「古今集」)

367 :名無氏物語:2006/08/05(土) 14:56:11 ID:Ph8k2RZ8
秋の夜も名のみなりけり逢ふといへばことぞともなく明けぬるものを(小野小町「古今集」)

368 :名無氏物語:2006/08/05(土) 14:56:46 ID:Ph8k2RZ8
時すぎてかれゆく小野の浅茅には今は思ひぞ絶えず燃えける(小町姉「古今集」)

369 :名無氏物語:2006/08/05(土) 14:57:32 ID:Ph8k2RZ8
いかでかは思ひありとはしらすべき室の八島のけぶりならでは(藤原実方「金葉集」)

370 :名無氏物語:2006/08/05(土) 15:02:13 ID:tMgDiOgq
みるままに昨日の雲の村時雨冬にもめぐる山かぜぞふく(後柏原天皇)

371 :名無氏物語:2006/08/05(土) 15:03:03 ID:tMgDiOgq
この朝け山風にほふ花の色に昨日の雲の空めをぞしる(三条西実隆)

372 :名無氏物語:2006/08/05(土) 15:03:51 ID:tMgDiOgq
さえくれし昨日の雲のあとなれや明けゆくをちの峰の白雪(小沢蘆庵)

373 :名無氏物語:2006/08/05(土) 15:04:28 ID:tMgDiOgq
友千鳥むれて鳴くなる声たかし夕たつ波のあらき磯辺に(伏見院)

374 :名無氏物語:2006/08/05(土) 15:05:02 ID:tMgDiOgq
わしの山ふもとはるかにてらす月しらぬ山路の道しるべせよ(基俊)

375 :名無氏物語:2006/08/05(土) 15:06:06 ID:tMgDiOgq
いつか我このよの空をへだたらんあはれあはれと月を思ひて(西行)

376 :名無氏物語:2006/08/05(土) 15:15:38 ID:pp+k7/ag
あさぼらけ家路も見えずたづねこし槙の尾山は霧こめてけり(『源氏物語』「橋姫」)

377 :名無氏物語:2006/08/06(日) 08:47:40 ID:JjigwStw
わたつ海のおきつしほあひにうかぶあわのきえぬものからよる方もなし(よみ人しらず「古今集」)

378 :名無氏物語:2006/08/06(日) 08:48:21 ID:JjigwStw
いにしへの奈良の都の八重桜けふ九重ににほひぬるかな(伊勢大輔「詞花集」)

379 :名無氏物語:2006/08/06(日) 08:48:54 ID:JjigwStw
世の中を常なきものと今ぞ知る奈良の都のうつろふ見れば(作者不審「万葉集」巻六)

380 :名無氏物語:2006/08/06(日) 08:57:12 ID:8YjGbJ/V
あふちさく梢に雨はややはれて軒のあやめにのこる玉水(平経親[風雅])

381 :名無氏物語:2006/08/06(日) 09:04:13 ID:k616hr3M
ありそ海のうら吹く風もよわれかしいひしままなる波の音かは(新葉964)

382 :名無氏物語:2006/08/06(日) 09:04:57 ID:k616hr3M
うきほどはさのみ涙のあらばこそ我が袖ぬらせよその村雨(新葉513)

383 :名無氏物語:2006/08/06(日) 09:05:30 ID:k616hr3M
北になし南になしてけふいくか富士の麓をめぐりきぬらん(新葉540)

384 :名無氏物語:2006/08/06(日) 09:06:05 ID:k616hr3M
木曾路河あらしにさえて行く浪のとどこほるまをしばしまたなん(李花集)

385 :名無氏物語:2006/08/06(日) 09:06:37 ID:k616hr3M
旅の空うきたつ雲やわれならん道もやどりもあらしふく頃(李花集)

386 :名無氏物語:2006/08/06(日) 09:07:09 ID:k616hr3M
ひとり行く旅の空にもたらちねの遠きまもりをなほたのむかな(李花集)

387 :名無氏物語:2006/08/06(日) 09:10:16 ID:Dt5EIwai
いはでおもふ心の色を人とはばをりてやみせんやまぶきの花(続古今964)

388 :名無氏物語:2006/08/06(日) 09:11:13 ID:Dt5EIwai
思ふにもよらぬ命のつれなさは猶ながらへて恋ひやわたらん(続拾遺876)

389 :名無氏物語:2006/08/06(日) 09:11:51 ID:Dt5EIwai
ながしとぞ思ひはてぬるあはでのみひとり月みる秋の夜な夜な(文応三百首)

390 :名無氏物語:2006/08/06(日) 09:12:33 ID:Dt5EIwai
まつ人とともにぞ見ましいつはりのなきよなりせば山のはの月(続古今1143)

391 :名無氏物語:2006/08/06(日) 09:13:03 ID:Dt5EIwai
忘れめや宿たちわかれ今はとて出でし夕の秋のむらさめ(竹風抄)

392 :名無氏物語:2006/08/06(日) 09:13:59 ID:Dt5EIwai
山陰の木々の雫に袖ぬれて暁ごとにいでしたびかな(竹風抄)

393 :名無氏物語:2006/08/07(月) 07:36:07 ID:jfbQk38t
八幡山さかゆくみねも越え果てて君をぞ祈る身のうれしさに(源通光)

394 :名無氏物語:2006/08/07(月) 07:49:08 ID:+w8SQdyh
老の波またたちわかれいな舟ののぼればくだる旅のくるしさ(新葉525)

395 :名無氏物語:2006/08/07(月) 07:50:05 ID:+w8SQdyh
わすれずよ一夜ふせやの月の影なほその原の旅心ちして(新葉557)

396 :名無氏物語:2006/08/07(月) 07:51:02 ID:+w8SQdyh
おくれじと思ひし道もかひなきはこの世のほかのみよし野の山(新葉1324)

397 :名無氏物語:2006/08/07(月) 07:51:50 ID:+w8SQdyh
思ふにはなほ色あさきもみぢかなそなたの山はいかがしぐるる(新葉1357)

398 :名無氏物語:2006/08/07(月) 07:54:17 ID:+w8SQdyh
あかで散る花のまぎれに別れにし人をばいつの春かまた見ん(李花集)

399 :名無氏物語:2006/08/07(月) 07:54:54 ID:+w8SQdyh
我こそはあらき風をもふせぎしに独りや苔の露はらはまし(新葉1388)

400 :名無氏物語:2006/08/07(月) 08:00:03 ID:OpROkvB+
みよしのは山もかすみて白雪のふりにし里に春はきにけり(良経[新古今])

401 :名無氏物語:2006/08/07(月) 08:06:47 ID:4F7zzhxf
雲のゐると山のすゑのひとつ松めにかけてゆく道ぞはるけき(続古今857)

402 :名無氏物語:2006/08/07(月) 08:07:24 ID:4F7zzhxf
いかにねて夢もむすばん草枕あらしふく夜のさやの中山(続古今923)

403 :名無氏物語:2006/08/07(月) 08:08:08 ID:4F7zzhxf
旅人のともしすてたる松の火のけぶりさびしき野ぢの明ぼの(玉葉1175)

404 :名無氏物語:2006/08/07(月) 08:08:48 ID:4F7zzhxf
見わたせば塩風あらし姫島や小松がうれにかかる白波(続古今1657)

405 :名無氏物語:2006/08/07(月) 08:09:29 ID:4F7zzhxf
わすれずよあくがれそめし山ざとのその夜の雨の音のはげしさ(竹風抄)

406 :名無氏物語:2006/08/07(月) 08:10:29 ID:4F7zzhxf
何となき世のいとなみも哀なり水のうへゆくうぢの柴ぶね(竹風抄)

407 :名無氏物語:2006/08/07(月) 15:59:43 ID:NFP5yyC2
はかなくてわが世すぎぬとながむれば月もいまはの西の山のは(玉葉2006)

408 :名無氏物語:2006/08/07(月) 16:00:44 ID:NFP5yyC2
ながき夜にまよふ夢ぢもさむばかり心をあらふ滝の音かな(玉葉2710)

409 :名無氏物語:2006/08/07(月) 16:02:24 ID:NFP5yyC2
さめやらであはれ夢かとたどるまにはかなく年のくれにけるかな(続拾遺1313)

410 :名無氏物語:2006/08/07(月) 16:02:59 ID:NFP5yyC2
世のうさをいまはなげかじと思ふこそ身をしりはつるかぎりなりけれ(続後撰1158)

411 :名無氏物語:2006/08/07(月) 16:24:33 ID:nQa3Jd21
萩が花うつろひて行けば高砂の尾の上の鹿の鳴かぬ日ぞなき(源実朝『金槐和歌集』秋・193)

412 :名無氏物語:2006/08/07(月) 16:45:10 ID:tcKJk+qK
思ひ寝に我が心からみる夢もあふ夜は人のなさけなりけり(新続古今1318)

413 :名無氏物語:2006/08/07(月) 16:49:32 ID:tcKJk+qK
おもひすてて我が身ともなき心にもなほ昔なる山桜かな(新勅撰1039)

414 :名無氏物語:2006/08/07(月) 17:18:33 ID:Y5GZp5wL
みよしののかすみのうちに雪ちりて行すゑとほき花のおくかな(正治初度百首)

415 :名無氏物語:2006/08/07(月) 17:19:42 ID:Y5GZp5wL
あさぢ原春雨すがるわか葉よりみどりをうつす玉ぞこぼるる(老若五十首歌合)

416 :名無氏物語:2006/08/07(月) 17:20:24 ID:Y5GZp5wL
花になれし名残を雲にながむればやよひの暮の春雨の空(千五百番歌合)

417 :名無氏物語:2006/08/07(月) 17:21:15 ID:Y5GZp5wL
夏深き杜のした陰風すぎて梢をわたる日ぐらしの声(正治初度百首)

418 :名無氏物語:2006/08/07(月) 17:22:38 ID:Y5GZp5wL
さらにまた時雨をそむるもみぢかな散りしく上の露のいろいろ(正治初度百首)

419 :名無氏物語:2006/08/07(月) 17:24:14 ID:Y5GZp5wL
露霜にまがきの萩はかれはてて木の葉の底にのこる虫のね(正治初度百首)

420 :名無氏物語:2006/08/07(月) 17:46:31 ID:jqQMg/oi
あふちさく山田の木蔭風すぎてみるもすずしくとる早苗かな(飛鳥井雅有)

421 :名無氏物語:2006/08/07(月) 17:47:17 ID:jqQMg/oi
露はらふ風ぞ涼しきあふち開く外面のかげの夏の夕暮(二条為親)

422 :名無氏物語:2006/08/07(月) 17:47:48 ID:jqQMg/oi
池水の氷のひまに打ちはぶきよるなくをしの声の寒けさ(頓阿)

423 :名無氏物語:2006/08/07(月) 17:48:30 ID:jqQMg/oi
しほ風のわかの松原吹きしをりなきたつ鶴の声のさむけさ(三条西実隆)

424 :名無氏物語:2006/08/07(月) 17:59:46 ID:kkSr5rbs
おもひいでよ夕べの雲もたなびかばこれや歎きにたへぬけぶりと(忠良[千載])

425 :名無氏物語:2006/08/07(月) 18:09:46 ID:KNc5hQA6
明けぬるか川瀬の霧のたえまより遠方人の袖のみゆるは(大納言経信母『後拾遺集』)

426 :名無氏物語:2006/08/07(月) 18:10:30 ID:KNc5hQA6
魂まつる年の終りになりにけり今日にやまたもあはむとすらむ(曾禰好忠『詞花集』)

427 :名無氏物語:2006/08/07(月) 18:36:31 ID:zgSDLrRE
さめやらであはれ夢かとたどるまにはかなく年のくれにけるかな(続拾遺1313)

428 :名無氏物語:2006/08/07(月) 18:37:45 ID:zgSDLrRE
そむかばやまことの道は知らずともうき世をいとふしるしばかりに(千載1111)

429 :名無氏物語:2006/08/07(月) 18:39:49 ID:zgSDLrRE
嵐ふくたかねの雲をかたしきて夢路も遠しうつの山越え(新千載818)

430 :名無氏物語:2006/08/07(月) 18:40:30 ID:zgSDLrRE
これはみな思ひしことぞなれしよりあはれ名残をいかにせんとは(千載902)

431 :名無氏物語:2006/08/07(月) 18:41:30 ID:zgSDLrRE
おもひいでよ夕べの雲もたなびかばこれや歎きにたへぬけぶりと(千載922)

432 :名無氏物語:2006/08/07(月) 18:42:09 ID:zgSDLrRE
たのめおきしあさぢが露に秋かけて木の葉ふりしく宿のかよひぢ(新古1128)

433 :名無氏物語:2006/08/07(月) 19:27:23 ID:MuYhF7dA
や雲立つ 出雲八重垣 妻隠みに 八重垣作る その八重垣を (古事記上つ巻)

434 :名無氏物語:2006/08/08(火) 01:12:35 ID:sbUMcyz2
折にあへばこれもさすがにあはれなり小田のかはづの夕暮の声(新古1477)

435 :名無氏物語:2006/08/08(火) 01:15:12 ID:sbUMcyz2
あふちさくそとものこかげ露おちて五月雨はるる風わたるなり(新古234)

436 :名無氏物語:2006/08/08(火) 02:05:49 ID:9tgOM7wj
君をのみ思ひねにねし夢なればわが心から見つるなりけり(凡河内躬恒[古今])

437 :名無氏物語:2006/08/08(火) 02:15:12 ID:QLG/nmyN
虎とのみもちゐられしは昔にて今はねずみのあなう世の中(竹風抄)

438 :名無氏物語:2006/08/08(火) 02:16:03 ID:QLG/nmyN
さらぬ世のならひをつらきかぎりにて命のうちは別れずもがな(新後拾遺850)

439 :名無氏物語:2006/08/08(火) 02:17:33 ID:QLG/nmyN
かなしさはわがまだしらぬ別れにて心もまどふしののめの道(風雅1968)

440 :名無氏物語:2006/08/08(火) 02:18:50 ID:QLG/nmyN
梅が香はみし世の春のなごりにて苔の袂にかすむ月かげ(玉葉1858)

441 :名無氏物語:2006/08/08(火) 02:20:07 ID:QLG/nmyN
いにしへを昨日の夢とおどろけばうつつの外にけふも暮れぬる(中書王御詠)

442 :名無氏物語:2006/08/08(火) 02:21:27 ID:QLG/nmyN
うき世をば花みてだにと思へどもなほすぎがたく春風ぞふく(続古今1515)

443 :名無氏物語:2006/08/08(火) 02:23:28 ID:kERDgL7F
★在日の徴用者はたった245人!終戦後75%が帰国!(朝日新聞)

■1959年7月13日 朝日新聞
http://img2.echoo.jp/photo/blog_b/52019453ce69cd3536fa41c3fe15ee29.jpeg
http://img2.echoo.jp/photo/blog_b/b32f2c397cc34ee74db55b228aef5be0.jpeg

■記事内容と補足「在日朝鮮人の徴用者は245人」
・終戦直前、日本には200万人の朝鮮人がいた。
・その内、140万人は終戦直後に朝鮮に帰った。
・更に北朝鮮帰還事業などで10万人が朝鮮に帰った。
・つまり200万人のうち、150万人…つまり75%が帰国した。
・国民徴用令は1939年7月から施行された。(日本人と台湾人)
・しかし朝鮮人には1944年9月まで適用されなかった。(つまり優遇されていた)
・1945年3月には日韓フェリーが停止されたので、徴用が可能だった時期はたったの7ヶ月。
・1959年の調査では在日における「徴用者」の人数は…たった245人だった。
・現在、日本に残留している朝鮮人は「自由意志」による残留である。(犯罪者を除く)

■まとめ
「徴用」や「徴兵」で日本に来た人は元々、僅かです。
「徴用」や「徴兵」によって「朝鮮の家族や友人や恋人から引き離された人」が、どうして日本に残るのですか?
家族に会いたくないのでしょうか?
200万人の内、140万人が終戦直後に帰国しています。
僅かな徴用者、徴兵者は、その時、帰国していると考えるのが当然です。
つまり日本に残った人は「家族で日本に移住して来た人」です。
つまり「自由意志」で日本に来て、「自由意志」で日本に残ったのです。

それなのに「強制連行された!戦後は帰りたくても帰れなかった!嫌々ながら住んでやってるんだ!」と叫んでいるのです。

444 :名無氏物語:2006/08/08(火) 02:26:00 ID:Ba8mdMhu
いすず川その人なみにかけずともただよふ水のあはれとはみよ(新葉582)

445 :名無氏物語:2006/08/08(火) 02:26:54 ID:Ba8mdMhu
おなじくはちるまでをみて帰るかり花の都のことかたらなん(新葉1025)

446 :名無氏物語:2006/08/08(火) 02:27:54 ID:Ba8mdMhu
いづて舟はや来寄すらしあなし吹くするがの海の三保の興津に(宗良親王千首)

447 :名無氏物語:2006/08/08(火) 02:29:44 ID:Ba8mdMhu
信濃路や見つつわがこしあさま山雲は煙のよそめなりけり(新葉1176)

448 :名無氏物語:2006/08/08(火) 02:31:17 ID:Ba8mdMhu
いほざきや松原しづむ波まより山はふじのね雲もかからず(新葉1177)

449 :名無氏物語:2006/08/08(火) 02:32:30 ID:Ba8mdMhu
をはつ瀬の鐘のひびきぞきこゆなる伏見の夢のさむる枕に(李花集)

450 :名無氏物語:2006/08/08(火) 02:55:10 ID:waOO3Qp2
みふゆつぎ春しきぬれば青柳のかづらき山に霞たなびく(源実朝)

451 :名無氏物語:2006/08/08(火) 02:56:13 ID:waOO3Qp2
春がすみ絶間になびく青柳のめより色にはあらはれにけり(香川景樹)

452 :名無氏物語:2006/08/08(火) 02:57:12 ID:waOO3Qp2
月の色も山のはさむしみよし野の故郷人や衣うつらん(順徳院)

453 :名無氏物語:2006/08/08(火) 02:59:21 ID:waOO3Qp2
みよし野の山した風のさむきよをたれ故郷に衣うつらん(実朝)

454 :名無氏物語:2006/08/08(火) 07:50:48 ID:Ba8mdMhu
夢の世にかさねて夢を見せじとや尾上の鐘のおどろかすらん(李花集)

455 :名無氏物語:2006/08/08(火) 07:51:45 ID:Ba8mdMhu
われを世にありやととはば信濃なるいなとこたへよ嶺の松風(李花集)

456 :名無氏物語:2006/08/08(火) 07:53:13 ID:Ba8mdMhu
思ひきや手もふれざりし梓弓おきふし我が身なれんものとは(新葉1234)

457 :名無氏物語:2006/08/08(火) 07:54:24 ID:Ba8mdMhu
君がため世のため何かをしからんすててかひある命なりせば(新葉1235)

458 :名無氏物語:2006/08/08(火) 07:55:21 ID:Ba8mdMhu
あはれてふことにつけつつ口のはに我がたらちねのかからぬはなし(宗良親王千首)

459 :名無氏物語:2006/08/08(火) 07:56:20 ID:Ba8mdMhu
歎かじなしのぶばかりの思ひ出は身の昔にもありしものなり(李花集)

460 :名無氏物語:2006/08/08(火) 08:11:24 ID:waXpBwxh
故郷の月をいくよかみよし野の山風さむみ衣うつらん(藤原師信[続千載])

461 :名無氏物語:2006/08/08(火) 14:29:15 ID:LUDuSwwz
みよし野の山の秋風さ夜ふけて古郷さむく衣うつなり(新古483)

462 :名無氏物語:2006/08/08(火) 14:38:24 ID:JU1hqWpq
夜をさむみ誰かはひとりみよし野の山下風に衣うつらん(二条為定)

463 :名無氏物語:2006/08/08(火) 14:39:31 ID:JU1hqWpq
みよし野のすず吹く風は夜さむにてふもとの里に衣うつなり(源頼武)

464 :名無氏物語:2006/08/08(火) 14:41:03 ID:JU1hqWpq
衣うつよし野のおくの秋の風身にしむ色や花にふく声(三条西公条)

465 :名無氏物語:2006/08/08(火) 14:41:35 ID:JU1hqWpq
山里のまさきのかづらくるる日のそともがくれに嵐ふくなり(道助法親王)

466 :名無氏物語:2006/08/08(火) 14:46:17 ID:tloulGyE
秋はけふくれなゐくくるたつた河ゆくせの波も色かはるらん(新勅撰359)

467 :名無氏物語:2006/08/08(火) 14:48:33 ID:tloulGyE
かり衣すそ野もふかしはし鷹のとがへる山の峰のしら雪(新勅撰431)

468 :名無氏物語:2006/08/08(火) 14:49:59 ID:tloulGyE
恨みじななにはのみつに立つけぶり心からたくあまのもしほ火(新勅撰761)

469 :名無氏物語:2006/08/08(火) 14:55:01 ID:ZhOACJy0
葦辺ゆく鴨の羽交ひに霜降りて寒き夕は大和し思ほゆ(志貴皇子「万葉集」)

470 :名無氏物語:2006/08/08(火) 14:56:30 ID:ZhOACJy0
思ひいるみ山にふかきまきのとのあけくれしのぶ人はふりにき(藤原定家「拾遺愚草」)

471 :名無氏物語:2006/08/08(火) 14:57:25 ID:ZhOACJy0
秋はけふくれなゐくくるたつた川神よもしらずすぐる月かは(後鳥羽院「建保四年二月御百首」)

472 :名無氏物語:2006/08/08(火) 14:58:19 ID:ZhOACJy0
おほえ山いくのの道のとほければまだふみもみずあまのはしだて(小式部内侍「金葉集」)

473 :名無氏物語:2006/08/08(火) 14:59:01 ID:ZhOACJy0
大江山こえていく野の末とほみ道ある世にもあひにけるかな(藤原範兼「新古今集」)

474 :名無氏物語:2006/08/08(火) 15:11:06 ID:43TmQI2i
あし鴨の跡もさわがぬ水の江になほすみがたく春やゆくらん(壬二集)

475 :名無氏物語:2006/08/08(火) 15:11:45 ID:43TmQI2i
ちかき音もほのかにきくぞ哀れなる我が世ふけゆく山郭公(壬二集)

476 :名無氏物語:2006/08/08(火) 15:12:19 ID:43TmQI2i
むば玉の闇のうつつの鵜飼舟月のさかりや夢もみるべき(壬二集)

477 :名無氏物語:2006/08/08(火) 15:12:55 ID:43TmQI2i
山ざとは門田のいなば見わたせば一ほ出でたる夏のあさ露(壬二集)

478 :名無氏物語:2006/08/08(火) 15:13:36 ID:43TmQI2i
せみのはのうすき衣のひとへ山青葉涼しき風の色かな(壬二集)

479 :名無氏物語:2006/08/08(火) 15:15:10 ID:43TmQI2i
軒ちかき山の下荻こゑたてて夕日がくれに秋風ぞふく(壬二集)

480 :名無氏物語:2006/08/08(火) 15:20:41 ID:L3jRbWym
世にふるに物思ふとしもなけれども月にいくたびながめしつらん(具平親王「拾遺集」)

481 :名無氏物語:2006/08/08(火) 15:27:44 ID:MjV/CCon
おほえ山こかげもとほくなりにけりいく野のすゑの夕立の空(明日香井集)

482 :名無氏物語:2006/08/08(火) 15:28:48 ID:MjV/CCon
あしべゆく鴨の羽風もさむき夜にまづ影こほる三島江の月(明日香井集)

483 :名無氏物語:2006/08/08(火) 15:29:38 ID:MjV/CCon
おもかげはなほあり明の月草にぬれてうつろふ袖の朝つゆ(明日香井集)

484 :名無氏物語:2006/08/08(火) 15:30:37 ID:MjV/CCon
まだしらずそのかみかけてふりぬれど月と雪との夜半の白木綿(明日香井集)

485 :名無氏物語:2006/08/08(火) 15:31:18 ID:MjV/CCon
いかにせむゆくへもしらぬたまくしげふたたび逢はぬこの世なりけり(明日香井集)

486 :名無氏物語:2006/08/08(火) 17:41:41 ID:AIH8EfgG
みよし野やむつだのよどの川柳みどりをくくる春の岩なみ(後鳥羽院「建保四年二月御百首」)

487 :名無氏物語:2006/08/08(火) 17:43:14 ID:AIH8EfgG
我がやどに花たちばなをうゑおかむなからんあとの忘れがたみに(慈円「堀河題百首」)

488 :名無氏物語:2006/08/08(火) 17:44:01 ID:AIH8EfgG
露すがる小ざさが下のきりぎりすみだれてかかるねをや鳴くらん(源顕仲「永久百首」)

489 :名無氏物語:2006/08/08(火) 17:44:45 ID:AIH8EfgG
世の中にふりぬる物は津の国のながらの橋と我となりけり(よみ人しらず「古今集」)

490 :名無氏物語:2006/08/08(火) 17:45:39 ID:AIH8EfgG
天の川もみぢを橋にわたせばやたなばたつめの秋をしも待つ(よみ人しらず「古今集」)

491 :名無氏物語:2006/08/08(火) 17:51:26 ID:4IdQvzFZ
吹きさそふ嵐の庭の花よりもわが身世にふる春ぞつもれる(正徹)

492 :名無氏物語:2006/08/08(火) 17:52:52 ID:4IdQvzFZ
一とせの残る日数は雪ならでつもりもあへず年ぞくれける(後柏原天皇)

493 :名無氏物語:2006/08/08(火) 18:00:43 ID:MVN/Fk3f
はかなくもこん世をかねて契るかな二たび同じ身ともならじを(藤原実定[千載])

494 :名無氏物語:2006/08/08(火) 18:01:54 ID:MVN/Fk3f
吹くからに秋の草木のしほるればむべ山風をあらしといふらむ(文屋康秀[古今])

495 :名無氏物語:2006/08/08(火) 18:10:00 ID:1DygHVvj
花さそふあらしの庭の雪ならでふりゆくものはわが身なりけり(新勅撰1052)

496 :名無氏物語:2006/08/08(火) 18:12:32 ID:1DygHVvj
つま木こる山ぢもいまやたえぬらん里だにふかきけさの白雪(新勅撰430)

497 :名無氏物語:2006/08/08(火) 18:14:38 ID:1DygHVvj
あすよりのなごりをなににかこたましあひもおもはぬ秋のわかれぢ(新勅撰360)

498 :名無氏物語:2006/08/08(火) 18:19:42 ID:MjapO4AJ
わが庵はをぐらの山のちかければうき世をしかとなかぬ日ぞなき(新勅撰306)

499 :名無氏物語:2006/08/08(火) 18:21:17 ID:MjapO4AJ
すぎはてぬいづらなが月名のみしてみじかかりける秋のほどかな(新勅撰361)

500 :名無氏物語:2006/08/08(火) 18:23:09 ID:MjapO4AJ
里のあまのさだめぬ宿も埋もれぬよするなぎさの雪の白浪(新勅撰425)

501 :名無氏物語:2006/08/09(水) 00:46:35 ID:qsY/Gpqe
白雲のやへ山桜さきにけりところもさらぬ春のあけぼの(新勅撰61)

502 :名無氏物語:2006/08/09(水) 00:48:21 ID:qsY/Gpqe
山桜みねにもをにもうゑおかむ見ぬ世の春を人やしのぶと(新勅撰1040)

503 :名無氏物語:2006/08/09(水) 00:50:27 ID:qsY/Gpqe
うらむべき方こそなけれ春風のやどりさだめぬ花のふるさと(新勅撰116)

504 :名無氏物語:2006/08/09(水) 01:01:33 ID:2giuIqmo
立ちかへりつれなき世ぞとしりながら人の思ひにまた歎くかな(良実[続古今])

505 :名無氏物語:2006/08/09(水) 01:12:33 ID:qLtDTE9W
山川の岩もとざくらかげ見れば雪をぞあらふたぎつしらなみ(九条良平「千五百番歌合」)

506 :名無氏物語:2006/08/09(水) 01:13:32 ID:qLtDTE9W
したにのみむせぶ思ひもあるものをあらはにもえてゆく蛍かな(藤原秀能「如願法師集」)

507 :名無氏物語:2006/08/09(水) 01:14:04 ID:qLtDTE9W
人の身も恋にはかへつ夏虫のあらはに燃ゆと見えぬばかりぞ(和泉式部「後拾遺集」)

508 :名無氏物語:2006/08/09(水) 01:15:01 ID:qLtDTE9W
なくせみのこゑもすずしき夕暮に秋をかけたるもりの下露(二条院讃岐「新古今集」)

509 :名無氏物語:2006/08/09(水) 01:19:35 ID:VjAx3wTC
わたの原霞もいくへたつ波のゆたのたゆたに浦風ぞふく(新千載14)

510 :名無氏物語:2006/08/09(水) 01:20:28 ID:VjAx3wTC
よしの川岩もと桜めもはるに波にたちそふ花の面影(道家百首)

511 :名無氏物語:2006/08/09(水) 01:21:16 ID:VjAx3wTC
わけきつるふかき心の色をみよ春はよしのの花ぞめの袖(道家百首)

512 :名無氏物語:2006/08/09(水) 01:22:09 ID:VjAx3wTC
夏の夜は物おもふ人の宿ごとにあらはにもえてとぶ蛍かな(現存和歌六帖)

513 :名無氏物語:2006/08/09(水) 01:22:51 ID:VjAx3wTC
さよふかき軒ばの草につゆおちて秋をかけたるうたたねの夢(道家百首)

514 :名無氏物語:2006/08/09(水) 01:23:28 ID:VjAx3wTC
夕さればいやとほざかり飛ぶ雁の雲より雲に跡ぞきえゆく(玉葉590)

515 :名無氏物語:2006/08/09(水) 01:27:31 ID:YA6Brlf/
梅の花あかぬ色香もむかしにておなじかたみの春の夜の月(新古47)

516 :名無氏物語:2006/08/09(水) 01:28:08 ID:YA6Brlf/
風かよふねざめの袖の花の香にかをる枕の春の夜の夢(新古112)

517 :名無氏物語:2006/08/09(水) 01:28:52 ID:YA6Brlf/
なべて世の花ともいはじ小初瀬の山の桜のあけぼのの色(俊成卿女集)

518 :名無氏物語:2006/08/09(水) 01:29:30 ID:YA6Brlf/
うらみずやうき世を花のいとひつつさそふ風あらばと思ひけるをば(新古140)

519 :名無氏物語:2006/08/09(水) 01:30:04 ID:YA6Brlf/
にほの海はるは霞のしがの波花に吹きなすひらの山風(俊成卿女集)

520 :名無氏物語:2006/08/09(水) 01:30:59 ID:YA6Brlf/
月影もうつろふ花にかはる色の夕べを春もみよしの山(俊成卿女集補遺)

521 :名無氏物語:2006/08/09(水) 01:35:30 ID:NqN2RB39
吹くからに身にぞしみける君はさは我をや秋のこがらしの風(新勅撰909)

522 :名無氏物語:2006/08/09(水) 01:40:04 ID:NqN2RB39
わすれじのただひとことを形見にてゆくもとまるもぬるる袖かな(新勅撰802)

523 :名無氏物語:2006/08/09(水) 01:41:30 ID:NqN2RB39
いざさらばこん世をかねて契りおかん限りもしらぬ月の光に(新続古今2035)

524 :名無氏物語:2006/08/09(水) 14:17:15 ID:q5djWKMc
思ひ出でて恋しかるべき都かはなにゆゑやどる袖の月ぞも(万代集)

525 :名無氏物語:2006/08/09(水) 14:17:51 ID:q5djWKMc
ながき夜に衣かたしきふしわびぬまどろむ程の涙ならねば(冬題歌合)

526 :名無氏物語:2006/08/09(水) 14:18:40 ID:q5djWKMc
ふりつもる雪をさながらてらす月今夜なりけり白川の関(冬題歌合)

527 :名無氏物語:2006/08/09(水) 14:25:36 ID:PjYXwE5D
さびしさはまだみぬ島の山ざとを思ひやるにもすむ心ちして(壬二集)

528 :名無氏物語:2006/08/09(水) 14:26:58 ID:PjYXwE5D
ね覚してきかぬを聞きてかなしきは荒礒浪の暁のこゑ(壬二集)

529 :名無氏物語:2006/08/09(水) 14:28:36 ID:PjYXwE5D
春日山おどろのみちも中たえぬ身をうぢばしの秋の夕暮(壬二集)

530 :名無氏物語:2006/08/09(水) 14:29:30 ID:PjYXwE5D
神垣やもとの光を尋ねきてみねにも君をなほいのるかな(壬二集)

531 :名無氏物語:2006/08/09(水) 14:30:22 ID:PjYXwE5D
いとひてもなほ故郷を思ふかなまきのを山の夕ぎりの空(壬二集)

532 :名無氏物語:2006/08/09(水) 14:31:40 ID:PjYXwE5D
君すみてとはにみるべき宿なれば田のもはるかに松風ぞふく(壬二集)

533 :名無氏物語:2006/08/09(水) 14:42:52 ID:ewhnHiIH
いにしへのいく世の花に春くれてならの都のうつろひにけむ(日吉社撰歌合)

534 :名無氏物語:2006/08/09(水) 14:43:27 ID:ewhnHiIH
かへすとも雲の衣はうらもあらじ一夜夢かせ岑の木がらし(雲葉集)

535 :名無氏物語:2006/08/09(水) 14:44:05 ID:ewhnHiIH
契りあれば難波の里にやどりきて浪のいり日ををがみけるかな(古今著聞集)

536 :名無氏物語:2006/08/09(水) 14:54:07 ID:08x8Pie2
消え果てて煙は空にかすむとも雲のけしきをわれと知らじな「狭衣物語」

537 :名無氏物語:2006/08/09(水) 14:55:23 ID:08x8Pie2
かすめよな思ひ消えなむ煙にも立ち遅れてはくゆらざらまし「狭衣物語」

538 :名無氏物語:2006/08/09(水) 14:56:05 ID:08x8Pie2
秋かけて言ひしながらもあらなくに木の葉ふりしくえにこそありけれ「伊勢物語」

539 :名無氏物語:2006/08/09(水) 14:56:49 ID:08x8Pie2
いにしへの秋の夕べの恋しきに今はと見えしあけぐれの空(「源氏物語」御法)

540 :名無氏物語:2006/08/09(水) 14:57:55 ID:08x8Pie2
あるはなくなきは数そふ世の中にあはれいつまであらんとすらん(小大君「栄花物語」)

541 :名無氏物語:2006/08/09(水) 14:59:58 ID:08x8Pie2
尋ぬべき草の原さへ霜枯れて誰に問はまし道芝の露「狭衣物語」

542 :名無氏物語:2006/08/09(水) 15:10:17 ID:n34WqP4p
ももしきのとのへを出づる宵々は待たぬに向かふ山のはの月(新勅撰1168)

543 :名無氏物語:2006/08/09(水) 15:11:43 ID:n34WqP4p
こぬ人をまつほの浦の夕なぎに焼くやもしほの身もこがれつつ(新勅撰849)

544 :名無氏物語:2006/08/09(水) 15:13:23 ID:n34WqP4p
しのべとやしらぬ昔の秋をへておなじ形見にのこる月影(新勅撰1080)

545 :名無氏物語:2006/08/09(水) 23:29:32 ID:HZhGuIdd
しのびづまかへるなごりのうつりがを袖にあらそふ窓の梅がえ(玉葉1860)

546 :名無氏物語:2006/08/09(水) 23:38:28 ID:a+zCh0nP
をののえもかくてや人はくたしけむ山路おぼゆる春の空かな(新勅撰2-118)

547 :名無氏物語:2006/08/09(水) 23:56:50 ID:7FJwB7vl
忍び妻おきゆく床に匂ひきて軒ばの梅ぞ名残がほなる(寂然「玄玉集」)

548 :名無氏物語:2006/08/09(水) 23:57:32 ID:7FJwB7vl
梅の花にほひをうつす袖のうへに軒もる月のかげぞあらそふ(藤原定家「新古今集」)

549 :名無氏物語:2006/08/10(木) 00:27:14 ID:SKWo1X/V
ながむれば我が身ひとつのあらぬ世に昔に似たる春の夜の月(続後撰146)

550 :名無氏物語:2006/08/10(木) 00:28:02 ID:SKWo1X/V
つもりぬる別れは春にならへども慰めかねて暮るる空かな(新後拾遺159)

551 :名無氏物語:2006/08/10(木) 00:29:05 ID:SKWo1X/V
折ふしもうつればかへつ世の中の人のこころの花ぞめの袖(新古179)

552 :名無氏物語:2006/08/10(木) 00:29:54 ID:SKWo1X/V
橘のにほふあたりのうたたねは夢もむかしの袖の香ぞする(新古245)

553 :名無氏物語:2006/08/10(木) 00:30:35 ID:SKWo1X/V
しのばじな我もむかしの夕まぐれ花橘に風はすぐらん(俊成卿女集)

554 :名無氏物語:2006/08/10(木) 00:31:18 ID:SKWo1X/V
秋ちかし雲ゐまでとやゆく蛍沢べの水に影のみだるる(風雅400)

555 :名無氏物語:2006/08/10(木) 00:36:04 ID:mkYmttGo
すまの浦やあまとぶ雲の跡はれて波よりいづる秋の月かげ(玉葉655)

556 :名無氏物語:2006/08/10(木) 00:37:11 ID:mkYmttGo
たのめおきしふるさと人のあともなくふかき木の葉の霜のした道(道家百首)

557 :名無氏物語:2006/08/10(木) 00:38:37 ID:mkYmttGo
あめにますとよをか姫のをとめごが雪に袖ふるさゆる夜の空(道家百首)

558 :名無氏物語:2006/08/10(木) 00:39:49 ID:mkYmttGo
秋のよのたまくらなれし月かげの面影ながらつもる雪かな(道家百首)

559 :名無氏物語:2006/08/10(木) 00:40:49 ID:mkYmttGo
ながめやる空のただぢもかよふやと伊駒の山に雲なへだてそ(洞院摂政家百首)

560 :名無氏物語:2006/08/10(木) 00:41:43 ID:mkYmttGo
よのつねの人より君をたのめとや契かなしき身とむまれけん(続後撰1198)

561 :名無氏物語:2006/08/10(木) 01:11:44 ID:NrPre/gi
千早ぶる神のいがきにはふ蔦も秋にはあへず移ろひにけり(紀貫之[古今])

562 :名無氏物語:2006/08/10(木) 02:05:03 ID:/9NM3e0l
月やあらぬ春や昔の春ならぬ我が身ひとつはもとの身にして(在原業平「古今集」)

563 :名無氏物語:2006/08/10(木) 02:27:35 ID:KJorjxqx
けふごとに天つ星あひをかぞふればよそぢあまりの秋ぞへにける(能因法師「能因集」)

564 :名無氏物語:2006/08/10(木) 02:28:08 ID:KJorjxqx
朽ちはつる尾花が本の思ひ草はかなの野べの露のよすがや(俊成卿女「俊成卿女集」)

565 :名無氏物語:2006/08/10(木) 02:31:40 ID:KJorjxqx
わするなよほどは雲ゐに成りぬとも空行く月の廻りあふまで(橘忠幹「拾遺集」)

566 :名無氏物語:2006/08/10(木) 02:32:33 ID:KJorjxqx
今こむと言ひしばかりに長月の有明の月を待ち出でつるかな(素性法師「古今集」)

567 :名無氏物語:2006/08/10(木) 11:02:28 ID:SKWo1X/V
大荒木の杜の木の間をもりかねて人だのめなる秋の夜の月(新古375)

568 :名無氏物語:2006/08/10(木) 11:03:25 ID:SKWo1X/V
ことわりの秋にはあへぬ涙かな月の桂もかはる光に(新古391)

569 :名無氏物語:2006/08/10(木) 11:04:29 ID:SKWo1X/V
波のうへはちさとのほかに雲さえて月かげかよふ秋のしほ風(俊成卿女集補遺)

570 :名無氏物語:2006/08/10(木) 11:07:12 ID:SKWo1X/V
いなば吹く風にまかせてすむ庵は月ぞまことにもり明かしける(新古428)

571 :名無氏物語:2006/08/10(木) 11:07:54 ID:SKWo1X/V
すみまさる月ばかりこそ変はりゆくうき世の秋をなほしのびけれ(俊成卿女集)

572 :名無氏物語:2006/08/10(木) 11:08:29 ID:SKWo1X/V
吹きまよふ雲ゐをわたる初雁のつばさにならす夜はの秋風(新古505)

573 :名無氏物語:2006/08/10(木) 11:25:20 ID:41D2daCb
故郷におなじ雲井の月をみば旅の空をやおもひいづらん(待賢門院堀河「久安百首」)

574 :名無氏物語:2006/08/10(木) 11:27:18 ID:41D2daCb
あゆの風いたく吹くらし奈呉の海人の釣する小舟漕ぎ隠る見ゆ(大伴家持「万葉集」)

575 :名無氏物語:2006/08/10(木) 11:33:04 ID:2stENbJh
うき世をば花みてだにと思へどもなほすぎがたく春風ぞふく(続古今1515)

576 :名無氏物語:2006/08/10(木) 11:34:30 ID:2stENbJh
いかがせん死なば共にとおもふ身におなじかぎりの命ならずは(続古今1207)

577 :名無氏物語:2006/08/10(木) 11:35:24 ID:2stENbJh
月を見ばおなじ空ともなぐさまでなど古郷の恋しかるらん(続古今883)

578 :名無氏物語:2006/08/10(木) 11:36:13 ID:2stENbJh
月出でて今こそかへれ奈呉の江に夕べわするるあまのつり舟(続古今1731)

579 :名無氏物語:2006/08/10(木) 11:36:51 ID:2stENbJh
世をばさて何ゆゑ捨てし我なればうきにとまりて月をみるらん(続拾遺608)

580 :名無氏物語:2006/08/10(木) 11:37:31 ID:2stENbJh
なにゆゑに今まで世にはふる身ぞと心のとへばねこそなかるれ(続古今1857)

581 :名無氏物語:2006/08/10(木) 11:43:15 ID:NrPre/gi
暮れかかる伏見の門田うちなびきほなみをわたるうぢの河舟(京極為教[玉葉])

582 :名無氏物語:2006/08/10(木) 11:52:45 ID:nB4JU9Fk
伏見山田面の末を吹く風にほなみをわたる宇治の川舟(洞院摂政家百首)

583 :名無氏物語:2006/08/10(木) 11:53:33 ID:nB4JU9Fk
この山の麓にぞみるくれ竹の葉室の里のよよのおも影(宝治百首)

584 :名無氏物語:2006/08/10(木) 11:57:21 ID:nB4JU9Fk
木がらしやいかにまちみんみわの山つれなき杉の雪折れのこゑ(千五百番歌合)

585 :名無氏物語:2006/08/10(木) 11:57:57 ID:nB4JU9Fk
さきかかる軒端のふぢのしづくより色ふかくなる春のむら雨(通親亭影供歌合)

586 :名無氏物語:2006/08/10(木) 12:09:04 ID:Z8PWGtVB
山ふかき秋をみるにも思ふかなこれよりおくの夕ぐれの空(千五百番歌合)

587 :名無氏物語:2006/08/10(木) 12:09:39 ID:Z8PWGtVB
日かげみぬ深山がくれにながれきて雪げの水の又こほりぬる(千五百番歌合)

588 :名無氏物語:2006/08/10(木) 12:10:15 ID:Z8PWGtVB
いまさらに花ゆゑなにか思ひ出でむわするる時のあらばこそあらめ(三百六十番歌合)

589 :名無氏物語:2006/08/10(木) 12:10:52 ID:Z8PWGtVB
よそにては軒の橘かをる夜にむかし語りをしのぶとやみむ(水無瀬恋十五首歌合)

590 :名無氏物語:2006/08/10(木) 12:15:08 ID:b9eRyjdM
はるかなるほどは雲ゐの月日のみ思はぬなかにゆきめぐりつつ(新勅撰999)

591 :名無氏物語:2006/08/10(木) 12:16:31 ID:b9eRyjdM
ながき夜の夢路たえゆく窓のうちに猶のこりける秋のともし火(新勅撰1184)

592 :名無氏物語:2006/08/10(木) 12:19:02 ID:b9eRyjdM
もみぢ葉のちりかひくもる夕しぐれいづれか道と秋のゆくらん(新勅撰1099)

593 :名無氏物語:2006/08/10(木) 12:43:32 ID:Z8PWGtVB
さみだれも月の行くへはしられけり一むら白き山のはの雲(洞院摂政家百首)

594 :名無氏物語:2006/08/10(木) 12:44:38 ID:Z8PWGtVB
ながめおくる心をやがてさそひつつ雲のふるすに帰るうぐひす(千五百番歌合)

595 :名無氏物語:2006/08/10(木) 12:45:59 ID:Z8PWGtVB
風の音にたへてもいかがすみはてん山のおくまで秋はきにけり(建長三年影供歌合)

596 :名無氏物語:2006/08/10(木) 12:46:34 ID:Z8PWGtVB
わすられぬ昔は遠く成りはててことしも冬ぞ時雨きにける(遠島御歌合)

597 :名無氏物語:2006/08/10(木) 12:47:49 ID:Z8PWGtVB
さくらさくながらの山のながき日も昔をこひぬ時のまぞなき(遠島御歌合)

598 :名無氏物語:2006/08/10(木) 12:48:24 ID:Z8PWGtVB
たをりてもたれにかみせむ山ざくら花もかひなき旅のそらかな(現存和歌六帖)

599 :名無氏物語:2006/08/10(木) 12:52:49 ID:+ZMh26qd
山ざくらさきちるときの春をへてよはひは花のかげにふりにき(新勅撰110)

600 :名無氏物語:2006/08/10(木) 12:54:11 ID:+ZMh26qd
あすもこむ風しづかなるみよしのの山の桜はけふくれぬとも(新勅撰95)

601 :名無氏物語:2006/08/10(木) 12:56:46 ID:+ZMh26qd
かた糸のあはずはさてや絶えなまし契りぞ人のながき玉の緒(新勅撰1009)

602 :名無氏物語:2006/08/10(木) 16:02:18 ID:N/0MHmHj
有明の月は涙にくもれどもみしよににたる梅が香ぞする(新勅撰1037)

603 :名無氏物語:2006/08/10(木) 16:24:56 ID:NWYwPHdE
あふ人にとへどかはらぬおなじ名の幾日になりぬむさしのの原(続古今929)

604 :名無氏物語:2006/08/10(木) 16:27:58 ID:NWYwPHdE
かきくもれたのむる宵の村雨にさはらぬ人のこころをもみん(続古今1148)

605 :名無氏物語:2006/08/11(金) 00:30:12 ID:jOMElXwy
最上川いなとこたへていな舟のしばしばかりは心をも見ん(新後拾遺998)

606 :名無氏物語:2006/08/11(金) 00:41:19 ID:SaXB6o96
あだに散る露の枕にふしわびて鶉なくなりとこの山風(新古514)

607 :名無氏物語:2006/08/11(金) 00:42:03 ID:SaXB6o96
とふ人も嵐吹きそふ秋はきて木の葉にうづむ宿の道芝(新古515)

608 :名無氏物語:2006/08/11(金) 00:43:16 ID:SaXB6o96
色かはる露をば袖に置きまよひうらがれてゆく野辺の秋風(新古516)

609 :名無氏物語:2006/08/11(金) 00:45:22 ID:SaXB6o96
真木の屋のあられ降る夜の夢よりもうき世をさませ四方の木枯し(俊成卿女集)

610 :名無氏物語:2006/08/11(金) 00:46:07 ID:SaXB6o96
さえわびてさむる枕に影みれば霜ふかき夜の有明の月(新古608)

611 :名無氏物語:2006/08/11(金) 00:47:09 ID:SaXB6o96
霜枯れはそことも見えぬ草の原たれにとはまし秋のなごりを(新古617)

612 :名無氏物語:2006/08/11(金) 00:50:46 ID:1QLz2NDU
ねをぞなくやよひの花のかれしよりをしへぬ庭のあとをながめて(続古今1412)

613 :名無氏物語:2006/08/11(金) 00:51:17 ID:1QLz2NDU
老ののちまた思ふことはなきものを人の心になほなげくかな(万代集)

614 :名無氏物語:2006/08/11(金) 00:52:11 ID:1QLz2NDU
たが里のむめのたちえをすぎつらん思ひのほかににほふ春風(続古今62)

615 :名無氏物語:2006/08/11(金) 00:55:02 ID:1QLz2NDU
かへりこぬ昔を花にかこちてもあはれいくよの春かへぬらん(続古今118)

616 :名無氏物語:2006/08/11(金) 00:55:40 ID:1QLz2NDU
とはばやな心よいかにともすればながめられぬる春雨のそら(宝治百首)

617 :名無氏物語:2006/08/11(金) 00:56:28 ID:1QLz2NDU
山たかみ梢にあらき風たちて谷よりのぼるゆふだちの雲(玉葉412)

618 :名無氏物語:2006/08/11(金) 01:00:45 ID:gKNoBdzJ
み山よりおちくる水の色みてぞ秋は限りと思ひしりぬる(藤原興風[古今])

619 :名無氏物語:2006/08/11(金) 01:33:32 ID:KPMB2Eck
みなと河秋ゆくみづのいろぞこきのこる山なく時雨ふるらし(新勅撰341)

620 :名無氏物語:2006/08/11(金) 01:39:20 ID:KPMB2Eck
たまぼこの道のゆくての春風にたが里しらぬむめの香ぞする(新勅撰38)

621 :名無氏物語:2006/08/11(金) 01:42:51 ID:KPMB2Eck
かきつくるあとに光のかかやけばくらき道にも闇ははるらむ(新勅撰624)

622 :名無氏物語:2006/08/11(金) 01:47:13 ID:a7ERW22b
あかあかやあかあかあかやあかあかやあかあかあかやあかあかや月(明恵上人集)

623 :名無氏物語:2006/08/11(金) 01:47:57 ID:a7ERW22b
昔みし道はしげりてあとたえぬ月の光をふみてこそいれ(明恵上人集)

624 :名無氏物語:2006/08/11(金) 01:49:28 ID:a7ERW22b
くまもなくすめる心のかかやけばわが光とや月おもふらむ(明恵上人集)

625 :名無氏物語:2006/08/11(金) 01:50:18 ID:a7ERW22b
山でらに秋のあかつき寝ざめして虫とともにぞなきあかしつる(明恵上人集)

626 :名無氏物語:2006/08/11(金) 02:04:30 ID:PQuw8T0T
たき川や落ちてみだるる玉ざさの葉わけすずしき水の色かな(内裏百番歌合)

627 :名無氏物語:2006/08/11(金) 09:11:03 ID:6rv5n3Ji
ながめこし山のすゑ野の夕がすみその色となくをしき春かな(続古今169)

628 :名無氏物語:2006/08/11(金) 09:27:03 ID:PdaXTsV0
あけば又ゆきてとふべき梅がかを夜のまもおくる窓の春風(宝治百首)

629 :名無氏物語:2006/08/11(金) 09:36:21 ID:yWUn2O1E
ぬれてをる藤の下かげ露ちりて春やいくかの夕ぐれの雨(玉葉277)

630 :名無氏物語:2006/08/11(金) 09:37:10 ID:yWUn2O1E
さても又いかなる夜はの月影にうき面影をさそひそめけん(新後撰1065)

631 :名無氏物語:2006/08/11(金) 10:12:40 ID:uHRBGFym
山もとのあけのそほ船ほのぼのとこぎいづる沖は霧こめてけり(九条良経「正治初度百首」)

632 :名無氏物語:2006/08/11(金) 10:15:01 ID:uHRBGFym
秋の月ものおもふ人のためとてやうき面影にそへていづらん(西行「山家集」)

633 :名無氏物語:2006/08/11(金) 10:15:56 ID:uHRBGFym
花ならでをらまほしきは難波江の葦の若葉にふれる白雪(藤原範永「後拾遺集」)

634 :名無氏物語:2006/08/11(金) 10:17:59 ID:uHRBGFym
沖つ風吹きにけらしな住吉の松のしづ枝をあらふ白波(源経信「後拾遺集」)

635 :名無氏物語:2006/08/11(金) 10:19:21 ID:uHRBGFym
五月雨に玉江の水やまさるらむ葦の下葉のかくれゆくかな(源経信「金葉集」)

636 :名無氏物語:2006/08/11(金) 10:19:55 ID:uHRBGFym
春の色はけふこそ三津のうら若み葦のうら葉をあらふ白波(藤原定家「名所障子和歌」)

637 :名無氏物語:2006/08/11(金) 10:28:33 ID:CMkwqhDM
涙のみうきつの浪のなみまくら月にひたせる袖ぞかなしき(道助法親王家五十首)

638 :名無氏物語:2006/08/11(金) 10:29:07 ID:CMkwqhDM
けふよりは秋のけしきの森なれややがて身にしむ山おろしの風(千五百番歌合)

639 :名無氏物語:2006/08/11(金) 16:26:39 ID:MGiHyxbw
春のよのあけのそほぶねほのぼのといく山もとをかすみきぬらん(続古今48)

640 :名無氏物語:2006/08/11(金) 16:27:59 ID:MGiHyxbw
ちる花のわすれがたみの嶺の雲そをだにのこせ春の山かぜ(新古144)

641 :名無氏物語:2006/08/11(金) 16:28:52 ID:MGiHyxbw
ゆふされば玉ちる野べの女郎花枕さだめぬ秋風ぞふく(新古338)

642 :名無氏物語:2006/08/11(金) 16:34:54 ID:FWfovPVk
中国学問bbs
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643 :名無氏物語:2006/08/11(金) 16:35:00 ID:lFFD86cI
こぬ人をあすもまつべきさむしろに桜ふきしく夜はの山かぜ(如願法師集)

644 :名無氏物語:2006/08/11(金) 16:36:35 ID:lFFD86cI
みなづきのなかばにきえし白雪のいつしか白きふじのやま風(如願法師集)

645 :名無氏物語:2006/08/11(金) 16:37:23 ID:lFFD86cI
うたたねのうすきたもとに秋たちてこころのいろぞまづかはりける(如願法師集)

646 :名無氏物語:2006/08/11(金) 16:38:05 ID:lFFD86cI
あしの葉に風秋なりとききしより月すさまじくすむ心かな(如願法師集)

647 :名無氏物語:2006/08/11(金) 16:38:50 ID:lFFD86cI
下もみぢうつろひゆけば玉ぼこの道の山風さむくふくらむ(如願法師集)

648 :名無氏物語:2006/08/11(金) 16:39:23 ID:lFFD86cI
ひさかたの雲井ながらもあひみしをしぐれにけりな天のかぐ山(如願法師集)

649 :名無氏物語:2006/08/11(金) 16:49:12 ID:PtNKR5YC
五月雨に池の汀やまさるらん蓮の浮葉をこゆる白波(後鳥羽院[遠島百首])

650 :名無氏物語:2006/08/11(金) 16:50:16 ID:PtNKR5YC
浦とほく塩みちくらしたちならぶ松の梢にかかる白波(藤原経顕[宝治百首])

651 :名無氏物語:2006/08/11(金) 17:08:09 ID:7fONCAzC
夕されば塩みちくらし芦の屋の深江のはしにかかる白波(飛鳥井雅有)

652 :名無氏物語:2006/08/11(金) 17:09:13 ID:7fONCAzC
月のもるね屋の板まに露みえてね覚夜ぶかきよもぎふの宿(花山院長親)

653 :名無氏物語:2006/08/11(金) 17:09:46 ID:7fONCAzC
散り初むる桐の一葉の露の上にねざめ夜深き月を見るかな(蓮月)

654 :名無氏物語:2006/08/11(金) 17:10:55 ID:7fONCAzC
今は又よそになるみのかたし貝我ぞしをるるあふよしをなみ(花山院長親)

655 :名無氏物語:2006/08/11(金) 17:11:48 ID:7fONCAzC
袖の上におぼえずおつる涙にもすずろに月はやどりぬるかな(油谷倭文子)

656 :名無氏物語:2006/08/11(金) 17:12:27 ID:7fONCAzC
幾めぐりすぎゆく秋にあひぬらむかはらぬ月のかげをながめて(小侍従)

657 :名無氏物語:2006/08/11(金) 23:55:00 ID:93WQdgWn
夕月夜しほみちくらし難波江のあしのわか葉にこゆる白浪(新古26)

658 :名無氏物語:2006/08/11(金) 23:58:00 ID:93WQdgWn
身にかへて思ふもくるし桜花さかぬみ山にやどもとめてん(新拾遺123)

659 :名無氏物語:2006/08/11(金) 23:59:09 ID:93WQdgWn
暮れかかるしのやの軒の雨の中にぬれてこととふ郭公かな(続拾遺178)

660 :名無氏物語:2006/08/12(土) 00:00:06 ID:Gkb5rhnf
夕されば麻の葉ながるみよしののたぎつ河内にみそぎすらしも(玉葉448)

661 :名無氏物語:2006/08/12(土) 00:02:14 ID:FEc/tzcd
ふく風の色こそ見えねたかさごの尾上の松に秋は来にけり(新古290)

662 :名無氏物語:2006/08/12(土) 00:07:03 ID:FEc/tzcd
あしひきの山ぢの苔の露のうへにねざめ夜ぶかき月をみるかな(新古398)

663 :名無氏物語:2006/08/12(土) 00:07:58 ID:FEc/tzcd
風ふけばよそになるみのかた思ひおもはぬ波になく千鳥かな(新古649)

664 :名無氏物語:2006/08/12(土) 00:08:46 ID:FEc/tzcd
もしほやく海人のいそ屋の夕煙たつ名もくるしおもひたえなで(新古1116)

665 :名無氏物語:2006/08/12(土) 00:10:03 ID:FEc/tzcd
袖のうへに誰ゆゑ月はやどるぞとよそになしても人のとへかし(新古1139)

666 :名無氏物語:2006/08/12(土) 00:15:55 ID:oHSKc0wU
立ち返り幾たび袖をぬらすらむよそになるみの沖つ白浪(藤原雅朝[続千載])

667 :名無氏物語:2006/08/12(土) 00:26:16 ID:4PvZZwj/
花をみし秋の嵯峨野の露の色も枯葉の霜にかはる月影(俊成卿女集補遺)

668 :名無氏物語:2006/08/12(土) 00:27:42 ID:4PvZZwj/
かきくらし日数ふるやの軒とぢて空には深き雪の白雲(俊成卿女集)

669 :名無氏物語:2006/08/12(土) 00:28:35 ID:4PvZZwj/
まがへ来し月と花とのあはれまで雪にこもれるみ吉野の山(俊成卿女集)

670 :名無氏物語:2006/08/12(土) 00:29:13 ID:4PvZZwj/
へだて行くよよの面かげかきくらし雪とふりぬるとしの暮かな(新古693)

671 :名無氏物語:2006/08/12(土) 00:29:58 ID:4PvZZwj/
下もえに思ひ消えなむ煙だに跡なき雲のはてぞかなしき(新古1081)

672 :名無氏物語:2006/08/12(土) 00:33:07 ID:4PvZZwj/
しられじな夕べの雲をそれとだにいはで思ひの下に消えなば(続後撰674)

673 :名無氏物語:2006/08/12(土) 00:49:15 ID:pBHeOm4l
山川をなはしろ水にまかすれば田のもにうきて花ぞながるる(風雅263)

674 :名無氏物語:2006/08/12(土) 00:49:48 ID:pBHeOm4l
色々にほむけの風を吹きかへてはるかにつづく秋の小山田(玉葉624)

675 :名無氏物語:2006/08/12(土) 00:50:27 ID:pBHeOm4l
はかなしなみじかき夜はの草枕結ぶともなきうたたねの夢(うたたね)

676 :名無氏物語:2006/08/12(土) 00:51:27 ID:pBHeOm4l
あかざりし闇のうつつをかぎりにて又も見ざらん夢ぞはかなき(風雅1097)

677 :名無氏物語:2006/08/12(土) 00:51:59 ID:pBHeOm4l
たましひはうつつの夢にあくがれて見しもみえしも思ひわかれず(風雅1102)

678 :名無氏物語:2006/08/12(土) 00:53:55 ID:pBHeOm4l
夢にさへたちもはなれず露きえし草のかげよりかよふ面影(風雅2015)

679 :名無氏物語:2006/08/12(土) 01:44:59 ID:uc4rVyTg
咲きぬればかならず花の折にともたのめぬ人の待たれけるかな(新後撰102)

680 :名無氏物語:2006/08/12(土) 01:45:46 ID:uc4rVyTg
有明はなほぞかなしき逢ふまでのかたみとてこそ月はみれども(続拾遺959)

681 :名無氏物語:2006/08/12(土) 01:46:36 ID:uc4rVyTg
あかざりし袖かと匂ふむめが香に思ひなぐさむあか月の空(続拾遺978)

682 :名無氏物語:2006/08/12(土) 01:47:25 ID:uc4rVyTg
ちかひてし命にかへてわするるはうき我からに身をや捨つらむ(続古今1369)

683 :名無氏物語:2006/08/12(土) 15:39:05 ID:G1m5l/VD
まきもくのあなしのひばら春くれば霞をかけて山かづらせり(寂蓮「千五百番歌合」)

684 :名無氏物語:2006/08/12(土) 16:02:06 ID:u46SgdtC
わたつ海のかざしの浪の花かづら霞をかけて浦風ぞ吹く(正徹)

685 :名無氏物語:2006/08/12(土) 16:04:02 ID:u46SgdtC
明けわたるとほ山かづらそのままにかすみをかけて春や立つらむ(細川幽斎)

686 :名無氏物語:2006/08/12(土) 16:04:44 ID:u46SgdtC
花なれや遠山かづら白妙に霞をかけて明くるひかりは(後水尾院)

687 :名無氏物語:2006/08/12(土) 16:05:48 ID:u46SgdtC
春の夜はおぼろにかすむみよしのの花よりいづる山のはの月(範宗)

688 :名無氏物語:2006/08/12(土) 16:06:55 ID:u46SgdtC
山のはや桜にこめて見えざらん花より出づる有明の月(順徳院)

689 :名無氏物語:2006/08/12(土) 16:07:52 ID:u46SgdtC
夕づくよさほの河風身にしみて袖より過ぐる千鳥鳴くなり(源実朝)

690 :名無氏物語:2006/08/12(土) 16:21:26 ID:fyurp7GV
たがための涙なるらん夕ぐれの籬の露に秋はきにけり(承久元年内裏百番歌合)

691 :名無氏物語:2006/08/12(土) 16:22:48 ID:fyurp7GV
消えわぶる霜の衣を返してもみるよまれなる夢の通ひぢ(建保五年十一月内裏冬題歌合)

692 :名無氏物語:2006/08/12(土) 16:23:33 ID:fyurp7GV
しのびあへずわれやゆかんのいざよひに昔語りの夕ぐれの空(千五百番歌合)

693 :名無氏物語:2006/08/12(土) 16:45:40 ID:jc55VsRk
みしま江や霜もまだひぬあしの葉につのぐむほどの春風ぞふく(新古25)

694 :名無氏物語:2006/08/12(土) 16:46:54 ID:jc55VsRk
あだにやはふもとの庵にながむべき花より出づる峰の月かげ(新続古今143)

695 :名無氏物語:2006/08/12(土) 16:48:02 ID:jc55VsRk
清見がた月はつれなきあまのとをまたでもしらむ浪の上かな(新古259)

696 :名無氏物語:2006/08/12(土) 16:49:10 ID:jc55VsRk
あけぬとて野べより山にいる鹿のあと吹きおくる萩の下かぜ(新古351)

697 :名無氏物語:2006/08/12(土) 16:50:11 ID:jc55VsRk
むさし野やゆけども秋のはてぞなきいかなる風かすゑに吹くらん(新古378)

698 :名無氏物語:2006/08/12(土) 16:51:15 ID:jc55VsRk
たつた山よはにあらしの松ふけば雲にはうとき峰の月かげ(新古412)

699 :名無氏物語:2006/08/12(土) 17:09:29 ID:B43MB/4q
数ならぬ深山がくれを尋ねてぞ心の末の花も見るべき(遠島御歌合)

700 :名無氏物語:2006/08/12(土) 17:10:33 ID:B43MB/4q
日数さへしののをふぶき立ちかさねあふみちとほき行末の空(遠島御歌合)

701 :名無氏物語:2006/08/12(土) 17:11:24 ID:B43MB/4q
しらがしのしらぬ山路に入りぬともおくれじとおもふ嶺の松風(遠島御歌合)

702 :名無氏物語:2006/08/12(土) 17:12:34 ID:B43MB/4q
八幡山さかゆく峰もこえはてて君をぞいのる身のうれしさに(宝治元年内裏歌合)

703 :名無氏物語:2006/08/12(土) 17:49:20 ID:0FQitA3i
秋をあきと思ひ入れてぞながめつる雲のはたての夕ぐれの空(藤原良経「老若五十首歌合」)

704 :名無氏物語:2006/08/12(土) 17:50:20 ID:0FQitA3i
世の中をいでぬとなどかつげざりしおくれじとおもふ心あるものを(徳大寺実定「寂蓮法師集」)

705 :名無氏物語:2006/08/12(土) 17:50:57 ID:0FQitA3i
大かたの秋の寝覚の長き夜も君をぞいのる身を思ふとて(藤原家隆「新古今集」)

706 :名無氏物語:2006/08/12(土) 17:51:49 ID:0FQitA3i
今こそあれ我も昔はをとこ山さかゆく時も有りこしものを(よみ人しらず「古今集」)

707 :名無氏物語:2006/08/12(土) 17:52:35 ID:0FQitA3i
君やこむ我やゆかむのいさよひにまきのいたどもささずねにけり(よみ人しらず「古今集」)

708 :名無氏物語:2006/08/12(土) 17:53:18 ID:0FQitA3i
夕ぐれは雲のはたてに物ぞ思ふあまつそらなる人をこふとて(よみ人しらず「古今集」)

709 :名無氏物語:2006/08/12(土) 17:56:33 ID:9MXPDk3Y
夕されば野べのあきかぜ身にしみてうづら鳴くなりふか草のさと([千載])

710 :名無氏物語:2006/08/12(土) 17:58:56 ID:9MXPDk3Y
有明のつれなく見えし別れより暁ばかり憂き物はなし(壬生忠岑[古今])

>>709は、作者・藤原俊成を書き込み忘れたw

711 :名無氏物語:2006/08/12(土) 18:29:11 ID:fkG6TS6/
今はとてうつりはてにし菊の花かへる色をばたれかみるべき(よみ人しらず「後撰集」)

712 :名無氏物語:2006/08/13(日) 08:08:30 ID:VSbsQn/0
三島江につのぐみわたる蘆の根のひとよのほどに春めきにけり(曾禰好忠「後拾遺集」)

713 :名無氏物語:2006/08/13(日) 08:24:06 ID:pkt8bIpx
うちなびき春さりくればひさぎおふるかた山かげに鶯ぞなく(源実朝[玉葉])

714 :名無氏物語:2006/08/13(日) 08:44:37 ID:hQRUgwx6
みづのえの吉野の宮はかみさびてよはひたけたるうらの松風(藤原季能『千五百番歌合』)

715 :名無氏物語:2006/08/13(日) 08:50:10 ID:Q17hWczZ
いかなりし風のたよりに聞きそめて身にしむ恋のつまとなりけん(新千載1036)

716 :名無氏物語:2006/08/13(日) 08:50:57 ID:Q17hWczZ
面影のかすめる月ぞやどりける春やむかしの袖の涙に(新古1136)

717 :名無氏物語:2006/08/13(日) 08:51:35 ID:Q17hWczZ
露はらふ寝覚は秋の昔にて見はてぬ夢にのこる面影(新古1326)

718 :名無氏物語:2006/08/13(日) 08:52:14 ID:Q17hWczZ
ふりにけり時雨は袖に秋かけていひしばかりを待つとせしまに(新古1334)

719 :名無氏物語:2006/08/13(日) 08:53:05 ID:Q17hWczZ
かよひこし宿の道芝かれがれに跡なき霜のむすぼほれつつ(新古1335)

720 :名無氏物語:2006/08/13(日) 08:53:42 ID:Q17hWczZ
夢かとよ見し面影も契りしも忘れずながらうつつならねば(新古1391)

721 :名無氏物語:2006/08/13(日) 08:58:23 ID:QsBZVyeF
いつもかくさびしきものか津の国の芦屋の里の秋のゆふぐれ(藤原家隆「建仁元年五十首歌合」)

722 :名無氏物語:2006/08/13(日) 08:59:28 ID:QsBZVyeF
たが秋のねざめとはむとわかずともただ我がためのさを鹿の声(九条良経「老若五十首歌合」)

723 :名無氏物語:2006/08/13(日) 08:59:59 ID:QsBZVyeF
とまりとふ日さへみじかく成りにけり八重の塩ぢの秋の夕ぐれ(藤原家隆「壬二集」)

724 :名無氏物語:2006/08/13(日) 09:00:38 ID:QsBZVyeF
山里にすみぬべしやとならはせる心もたへぬ秋の夕ぐれ(平忠度「忠度集」)

725 :名無氏物語:2006/08/13(日) 09:05:09 ID:kAPzDm8Y
さらにまたくれをたのめと明けにけり月はつれなき秋のよの空(新古434)

726 :名無氏物語:2006/08/13(日) 09:05:50 ID:kAPzDm8Y
あけぼのや河せの浪のたかせ舟くだすか人の袖の秋霧(新古493)

727 :名無氏物語:2006/08/13(日) 09:06:27 ID:kAPzDm8Y
入日さすふもとのをばなうちなびきたが秋風に鶉なくらん(新古513)

728 :名無氏物語:2006/08/13(日) 09:07:20 ID:kAPzDm8Y
浦人の日もゆふぐれになるみがたかへる袖より千鳥鳴くなり(新古650)

729 :名無氏物語:2006/08/13(日) 09:08:00 ID:kAPzDm8Y
かぎりあればしのぶの山のふもとにも落葉がうへの露ぞ色づく(新古1095)

730 :名無氏物語:2006/08/13(日) 09:08:32 ID:kAPzDm8Y
ながめわびそれとはなしに物ぞおもふ雲のはたての夕ぐれの空(新古1106)

731 :名無氏物語:2006/08/13(日) 18:06:16 ID:K86Ss2Ep
朝がすみたてるをみればみづのえのよしのの宮に春はきにけり(源実朝[続後撰])

732 :名無氏物語:2006/08/13(日) 19:02:08 ID:YR401Q2x
仏造る真朱足らずは水渟る池田の朝臣が鼻の上をほれ(大神奥守『万葉集』)

733 :名無氏物語:2006/08/13(日) 19:04:50 ID:YR401Q2x
くれぐれと秋はひごろのふるままに思ひしぐれぬあやしかりしも(『和泉式部集』)

734 :名無氏物語:2006/08/14(月) 00:48:55 ID:LkOQj0YW
常知らぬ道の長手をくれくれといかにか行かむかりてはなしに(山上憶良『万葉集』)

735 :名無氏物語:2006/08/14(月) 01:14:59 ID:2SHKaRUT
みる人もなくて散りぬるおく山の紅葉は夜の錦なりけり(紀貫之[古今])

736 :名無氏物語:2006/08/14(月) 01:28:32 ID:Kzpb1BTc
秋ちかくなりやしぬらし足曳の山の蝉なきて風ぞ涼しき(宗尊親王)

737 :名無氏物語:2006/08/14(月) 01:29:10 ID:Kzpb1BTc
した紅葉色づきそむるあしびきの山の蝉なきて秋風ぞふく(惟宗光吉)

738 :名無氏物語:2006/08/14(月) 01:32:57 ID:OCqd4tTh
ふきすぐる夕べもとはぬ荻の葉に待つ宵ふけし秋風の声(俊成卿女集)

739 :名無氏物語:2006/08/14(月) 01:33:50 ID:OCqd4tTh
いかにせんしのぶの山に道たえて思ひいれども露のふかさを(続後撰667)

740 :名無氏物語:2006/08/14(月) 01:34:51 ID:OCqd4tTh
ながれての名をさへしのぶ思ひ川あはでもきえね瀬々のうたかた(新勅撰704)

741 :名無氏物語:2006/08/14(月) 01:35:33 ID:OCqd4tTh
くれはつる尾花がもとの思ひ草はかなの野辺の露のよすがや(俊成卿女集)

742 :名無氏物語:2006/08/14(月) 01:36:03 ID:OCqd4tTh
さきにけり君がみるべき行末は遠里小野の秋萩の花(新後撰1587)

743 :名無氏物語:2006/08/14(月) 01:36:46 ID:OCqd4tTh
今はさはうき世のさがの野辺をこそ露きえはてし跡としのばめ(新古787)

744 :名無氏物語:2006/08/14(月) 01:39:39 ID:8Kfvj9sl
浅茅生や袖にくちにし秋の霜わすれぬ夢をふく嵐かな(新古1564)

745 :名無氏物語:2006/08/14(月) 01:40:42 ID:8Kfvj9sl
わたのはら朝みつ潮のいやましにすずしくなりぬ秋のはつ風(続後撰241)

746 :名無氏物語:2006/08/14(月) 01:41:30 ID:8Kfvj9sl
むかし思ふたかのの山のふかき夜にあかつきとほくすめる月かげ(続後撰1118)

747 :名無氏物語:2006/08/14(月) 01:44:19 ID:8Kfvj9sl
月かげのもりこしほどぞつもりける尾上の松の雪のしたみち(続古今671)

748 :名無氏物語:2006/08/14(月) 01:45:24 ID:8Kfvj9sl
いまもなほ心にかかる別れかな髪かきやりし人のうしろで(新撰和歌六帖)

749 :名無氏物語:2006/08/14(月) 01:46:07 ID:8Kfvj9sl
この春のわかれやかぎりとまる身の老いてひさしき命ならねば(続古今1540)

750 :名無氏物語:2006/08/14(月) 02:14:04 ID:Uo+Bp42L
高野山あか月とほく松の戸にひかりをのこす法の灯(二品法親王深勝「新葉集」)

751 :名無氏物語:2006/08/14(月) 02:14:38 ID:Uo+Bp42L
君はよし行末とほしとまる身のまつほどいかがあらむとすらん(源満中「拾遺集」)

752 :名無氏物語:2006/08/14(月) 02:32:24 ID:vWnrQJvb
いやましに風ぞ身にしむあきの浦の朝みつ潮の波のかよひぢ(長慶天皇)

753 :名無氏物語:2006/08/14(月) 02:33:45 ID:vWnrQJvb
ありま山うき立つ雲に風そひて霰たばしる印南野の原(賀茂真淵)

754 :名無氏物語:2006/08/14(月) 07:30:26 ID:/7gAZDDY
河の上のゆつ岩むらに草むさず常にもがもな常処女にて(吹黄刀自「万葉集」)

755 :名無氏物語:2006/08/14(月) 07:45:20 ID:Xc3QpCtH
このねぬるあさけの風にかをるなり軒ばの梅の春のはつ花〔新勅撰〕

756 :名無氏物語:2006/08/14(月) 07:47:05 ID:Xc3QpCtH
玉もかる井手のしがらみ春かけて咲くや川瀬のやまぶきの花〔新勅撰〕

757 :名無氏物語:2006/08/14(月) 07:48:27 ID:Xc3QpCtH
雲のゐる梢はるかに霧こめてたかしの山に鹿ぞなくなる〔新勅撰〕

758 :名無氏物語:2006/08/14(月) 14:25:13 ID:5SL9+GYm
東路や今朝立ちくれば蝉の声たかしの山に今ぞ鳴くなる(藤原仲実「永久百首」)

759 :名無氏物語:2006/08/14(月) 14:34:34 ID:bG2KlNDi
昨日こそ早苗とりしかいつのまに稲葉そよぎて秋風のふく(読人不知「古今集」)

760 :名無氏物語:2006/08/14(月) 14:42:05 ID:dniLMQSi
音羽山けさこえくれば郭公梢はるかに今ぞなくなる(紀友則「古今集」)

761 :名無氏物語:2006/08/14(月) 14:57:20 ID:6P8auFMO
かぞへねど今宵の月のけしきにて秋のなかばを空にしるかな(西行「宮河歌合」)

762 :名無氏物語:2006/08/14(月) 15:06:19 ID:bG2KlNDi
玉垂の小簾の間通し独り居て見る験なき夕月夜かも(作者不詳「万葉集」)

763 :名無氏物語:2006/08/14(月) 15:25:50 ID:Yt01f/Gt
我はただ来ん世の闇もさもあらばあれ君だに同じ道に迷はば(新続古今1292) 

764 :名無氏物語:2006/08/14(月) 15:58:52 ID:M+0x3wkb
世の中はつねにもがもな渚こぐあまの小舟のつなでかなしも〔新勅撰〕

765 :名無氏物語:2006/08/14(月) 16:17:10 ID:M+0x3wkb
山はさけ海はあせなむ世なりとも君にふた心わがあらめやも〔新勅撰〕

766 :名無氏物語:2006/08/14(月) 16:28:21 ID:OCqd4tTh
消えはつる夕べもかなしあけ暮の夢にまよひし春のふるさと(俊成卿女集)

767 :名無氏物語:2006/08/14(月) 16:29:00 ID:OCqd4tTh
見し人もなきが数そふ露の世にあらましかばの秋の夕暮(続後撰1222)

768 :名無氏物語:2006/08/14(月) 16:29:56 ID:OCqd4tTh
古里も秋はゆふべをかたみとて風のみおくる小野の篠原(新古957)

769 :名無氏物語:2006/08/14(月) 16:32:19 ID:OCqd4tTh
風に散る花ゆゑ悲しうつりゆく色はむなしとそむく世なれど(俊成卿女集)

770 :名無氏物語:2006/08/14(月) 16:33:14 ID:OCqd4tTh
葛の葉のうらみにかへる夢の世をわすれがたみの野辺の秋風(新古1565)

771 :名無氏物語:2006/08/14(月) 16:34:19 ID:OCqd4tTh
をしむともなみだに月も心からなれぬる袖に秋をうらみて(新古1764)

772 :名無氏物語:2006/08/14(月) 16:39:52 ID:Xc3QpCtH
ひさかたの天のかぐ山このゆふべ霞たなびく春たつらしも〔新勅撰〕

773 :名無氏物語:2006/08/14(月) 16:41:51 ID:Xc3QpCtH
にほの海や霞のをちにこぐ舟のまほにも春のけしきなるかな〔新勅撰〕

774 :名無氏物語:2006/08/14(月) 16:42:59 ID:Xc3QpCtH
いく里か月のひかりも匂ふらん梅さく山の峰のはる風〔新勅撰〕

775 :名無氏物語:2006/08/14(月) 17:06:05 ID:Uhj4iCI5
世の中に麻はあとなくなりにけり心のままのよもぎのみして(新勅撰1152)

776 :名無氏物語:2006/08/14(月) 17:09:33 ID:Uhj4iCI5
山しろのときはの杜の夕時雨そめぬみどりに秋ぞくれぬる(新勅撰1270) 

777 :名無氏物語:2006/08/14(月) 17:13:09 ID:A3FAZ0A9
おのづからいそしの御井やくもるらむ織れる錦を春の山かげ(建保四年内裏百番歌合)

778 :名無氏物語:2006/08/14(月) 17:14:04 ID:A3FAZ0A9
海原やちさとの沖にすむ月の雲ふきはらへやまと島みむ(高良玉垂宮神秘書紙背和歌)

779 :名無氏物語:2006/08/14(月) 17:14:55 ID:A3FAZ0A9
いまぞしるあゆむ草葉にすてはてし露の命は君がためとも(建保二年内裏歌合)

780 :名無氏物語:2006/08/14(月) 17:17:24 ID:A3FAZ0A9
なく千鳥我さへかなししらすげのおふの河風さむくふく夜に(建長八年百首歌合)

781 :名無氏物語:2006/08/14(月) 17:18:25 ID:A3FAZ0A9
夜をさむみうら葉かれゆく庭草にさびしかれどもすめる月かな(宝治百首)

782 :名無氏物語:2006/08/14(月) 17:20:26 ID:A3FAZ0A9
しられじな霞にもるる三日月のほのみし人に恋ひわびぬとも(宝治百首)

783 :名無氏物語:2006/08/14(月) 17:46:32 ID:Uo+Bp42L
まどろむもおなじ心のみればこそさめても夢のわすれざるらめ(続古今1803)

784 :名無氏物語:2006/08/14(月) 17:52:26 ID:Uo+Bp42L
しらせても猶つれなくはいかがせんいはぬをとがに人や恋ひまし(続拾遺765)

785 :名無氏物語:2006/08/14(月) 17:53:01 ID:Uo+Bp42L
むら時雨いくしほそめてわたつ海のなぎさの杜のもみぢしぬらん(続古今527)

786 :名無氏物語:2006/08/14(月) 17:59:11 ID:WhjMFpfW
旅人の朝たつ後や積るらん跡こそ見えね野辺の白雪(小倉実教[新続古今])

787 :名無氏物語:2006/08/14(月) 18:00:00 ID:WhjMFpfW
我宿をとふとはなしに春のきて庭に跡ある雪の村消え(夢窓国師[風雅])

788 :名無氏物語:2006/08/14(月) 21:28:44 ID:zm32mtt6
うまさけの三輪の祝がいはふ杉手触れし罪か君にあひかたき(万葉)

789 :名無氏物語:2006/08/15(火) 01:09:17 ID:W0GK/m3b
しら雪の猶かきくらしふるさとの吉野のおくも春はきにけり(嘉喜門院)

790 :名無氏物語:2006/08/15(火) 01:09:53 ID:W0GK/m3b
かきくらしなほふる郷のみよし野はいつの雪間に春のきぬらん(貞常親王)

791 :名無氏物語:2006/08/15(火) 01:10:49 ID:W0GK/m3b
枯るるより刈りもはらはぬ道みえて雪に跡ある野べの草むら(後水尾院)

792 :名無氏物語:2006/08/15(火) 01:17:12 ID:qgX7ZYwm
かきくらし猶ふる里の雪のうちに跡こそみえね春は来にけり(新古4)

793 :名無氏物語:2006/08/15(火) 01:20:42 ID:qgX7ZYwm
うすくこき野辺のみどりの若草に跡までみゆる雪のむら消え(新古79)

794 :名無氏物語:2006/08/15(火) 01:21:54 ID:qgX7ZYwm
花さそふひらの山かぜ吹きにけりこぎゆく舟のあと見ゆるまで(新古128)

795 :名無氏物語:2006/08/15(火) 01:35:52 ID:4VnHNlRf
世の中を何にたとへん朝ぼらけ漕ぎゆく舟の跡なきがごと(沙弥満誓「万葉」)

796 :名無氏物語:2006/08/15(火) 01:45:44 ID:9K5Z1TAU
吹くからに秋の草木のしほるればむべ山風をあらしといふらむ(文屋康秀「古今集」)

797 :名無氏物語:2006/08/15(火) 01:51:45 ID:mjsi/b3/
見わたせば浪もゆるがぬ夏の日に松かげ遠き磯のほそ道(千五百番歌合)

798 :名無氏物語:2006/08/15(火) 01:52:27 ID:mjsi/b3/
天の川もみぢの橋やわたすらん色づく西の夕ぐれの空(千五百番歌合)

799 :名無氏物語:2006/08/15(火) 01:53:06 ID:mjsi/b3/
さても又慰むやとてながむべきそなたの空も薄がすみつつ(水無瀬恋十五首歌合)

800 :名無氏物語:2006/08/15(火) 01:53:46 ID:mjsi/b3/
落ちつもる涙の露はさよ衣さえても袖にみえけるものを(水無瀬恋十五首歌合)

801 :名無氏物語:2006/08/15(火) 01:59:13 ID:5limDj3J
さびしさをとひこぬ人の心まであらはれそむる雪の明ぼの(宮内卿[新続古今])

802 :名無氏物語:2006/08/15(火) 02:01:09 ID:5limDj3J
吉野川こほりとけ行く春風にあらはれそむる波の初花(式乾門院御匣[新続古今])

803 :名無氏物語:2006/08/15(火) 02:02:24 ID:5limDj3J
ふりつみしこぞの白雪むら消えてあらはれそむる野べの通路(日野俊光[新続古今])

804 :名無氏物語:2006/08/15(火) 02:06:39 ID:sEFJwVwR
真柴たく笹のいほりの夕けぶりいとどかすかに吹く嵐かな(俊成卿女集)

805 :名無氏物語:2006/08/15(火) 02:07:12 ID:sEFJwVwR
めぐりあはむわがかねごとの命だに心にかなふ春のくれかは(新勅撰1054)

806 :名無氏物語:2006/08/15(火) 02:07:59 ID:sEFJwVwR
むめの花たが袖ふれしにほひぞと春やむかしの月に問はばや(新古46)

807 :名無氏物語:2006/08/15(火) 02:08:33 ID:sEFJwVwR
いその神ふるのの桜たれうゑて春はわすれぬかたみなるらむ(新古96)

808 :名無氏物語:2006/08/15(火) 02:09:43 ID:sEFJwVwR
ゆくすゑをたれしのべとて夕風に契りかおかむやどのたちばな(新古239)

809 :名無氏物語:2006/08/15(火) 02:11:04 ID:sEFJwVwR
あはれ又いかにしのばむ袖のつゆ野原の風に秋はきにけり(新古294)

810 :名無氏物語:2006/08/15(火) 02:16:33 ID:0eynscXH
わすれじの人の心の限をもみ山の里のけさのしら雪(肖柏)

811 :名無氏物語:2006/08/15(火) 02:19:38 ID:0eynscXH
鵜飼舟月もをぐらの山かげにやみをしたひてかがりさすなり(一条兼良)

812 :名無氏物語:2006/08/15(火) 02:26:16 ID:g6pWNOOY
夕月夜しほみちくらし難波江のあしのわか葉にこゆる白浪(新古26)

813 :名無氏物語:2006/08/15(火) 02:27:12 ID:g6pWNOOY
こぬ人をあすもまつべきさむしろに桜ふきしく夜はの山かぜ(如願法師集)

814 :名無氏物語:2006/08/15(火) 02:28:12 ID:g6pWNOOY
身にかへて思ふもくるし桜花さかぬみ山にやどもとめてん(新拾遺123)

815 :名無氏物語:2006/08/15(火) 02:28:59 ID:g6pWNOOY
暮れかかるしのやの軒の雨の中にぬれてこととふ郭公かな(続拾遺178)

816 :名無氏物語:2006/08/15(火) 02:30:13 ID:g6pWNOOY
みなづきのなかばにきえし白雪のいつしか白きふじのやま風(如願法師集)

817 :名無氏物語:2006/08/15(火) 02:31:02 ID:g6pWNOOY
夕されば麻の葉ながるみよしののたぎつ河内にみそぎすらしも(玉葉448)

818 :名無氏物語:2006/08/15(火) 02:49:16 ID:b1X9/1AF
かきつくるあとに光のかかやけばくらき道にも闇ははるらむ(新勅撰624)

819 :名無氏物語:2006/08/15(火) 09:07:54 ID:CwqlP8yl
ケツの穴舐めさせ今日も夢心地ついでに玉の裏筋も舐め(金玉王)


820 :名無氏物語:2006/08/15(火) 15:44:18 ID:MGqMxgav
聞くやいかに初句切れつよき宮内卿の恋を知らざるつよさと思ふ(米川千嘉子)

821 :名無氏物語:2006/08/15(火) 15:55:32 ID:TceWPeXt
すさめねど心のかぎりおひたるは人しらぬまのあやめなりけり(和泉式部「和泉式部続集」)

822 :名無氏物語:2006/08/15(火) 16:40:08 ID:qgX7ZYwm
あふ坂や梢の花を吹くからに嵐ぞかすむ関の杉むら(新古129)

823 :名無氏物語:2006/08/15(火) 16:47:31 ID:qgX7ZYwm
柴の戸をさすや日かげのなごりなく春くれかかる山のはの雲(新古173)

824 :名無氏物語:2006/08/15(火) 16:48:16 ID:qgX7ZYwm
軒しろき月の光に山かげの闇をしたひてゆく蛍かな(玉葉403)

825 :名無氏物語:2006/08/15(火) 16:58:28 ID:qgX7ZYwm
片枝さすおふのうらなし初秋になりもならずも風ぞ身にしむ(新古281)

826 :名無氏物語:2006/08/15(火) 16:59:21 ID:qgX7ZYwm
思ふことさしてそれとはなきものを秋の夕べを心にぞとふ(新古365)

827 :名無氏物語:2006/08/15(火) 17:47:22 ID:1yqXO8+N
心あてに折らばや折らん初霜の置きまどはせる白菊の花

828 :名無氏物語:2006/08/15(火) 18:05:36 ID:J4lGbAx3
からにしき枝に一むら残れるは秋の形見をたたぬなるべし(遍昭[拾遺])

829 :名無氏物語:2006/08/15(火) 18:11:11 ID:QTEKyAQg
時鳥なくやさ月のあやめ草あやめも知らぬ恋もするかな(読人不知「古今集」)

830 :名無氏物語:2006/08/15(火) 22:19:02 ID:zlcfGVuG
ケツの穴舐めさせ今日も夢心地ついでに玉の裏筋も舐め(金玉王)


831 :名無氏物語:2006/08/16(水) 10:09:07 ID:7ZxLLM4p
つれづれと空ぞ見らるる思ふ人天くだり来んものならなくに(和泉式部)

832 :名無氏物語:2006/08/16(水) 10:36:47 ID:S0j+Rf5I
立田川紅葉みだれて流るめり渡らば錦中や絶えなむ(読人不知「古今集」)

833 :名無氏物語:2006/08/16(水) 10:54:12 ID:7RROI58o
深草のさとの月かげさびしさもすみこしままの野べの秋風(新古374)

834 :名無氏物語:2006/08/16(水) 10:55:17 ID:7RROI58o
秋のよはやどかる月も露ながら袖に吹きこす荻のうは風(新古424)

835 :名無氏物語:2006/08/16(水) 10:55:50 ID:7RROI58o
人はこずはらはぬ庭のきりのはに音なふ雨のおとのさびしさ(建保二年内裏歌合)

836 :名無氏物語:2006/08/16(水) 10:57:36 ID:7RROI58o
木の葉ちる時雨やまがふ我が袖にもろき涙の色とみるまで(新古560)

837 :名無氏物語:2006/08/16(水) 10:58:31 ID:7RROI58o
霜こほる袖にもかげは残りけり露よりなれし有明の月(新古594)

838 :名無氏物語:2006/08/16(水) 10:59:18 ID:7RROI58o
我が恋はあふをかぎりのたのみだにゆくへもしらぬ空のうき雲(新古1135)

839 :名無氏物語:2006/08/16(水) 12:39:06 ID:R2S8fJgK
我が恋はゆくへもしらずはてもなし逢ふをかぎりと思ふばかりぞ(凡河内躬恒[古今])

840 :名無氏物語:2006/08/16(水) 12:46:52 ID:S0j+Rf5I
心あるをじまのあまの袂かな月やどれとはぬれぬ物から(新古399)

841 :名無氏物語:2006/08/16(水) 12:47:54 ID:S0j+Rf5I
月をなほ待つらんものかむら雨の晴れ行く雲の末の里人(新古423)

842 :名無氏物語:2006/08/16(水) 12:49:19 ID:S0j+Rf5I
まどろまでながめよとてのすさびかな麻のさ衣月にうつ声(新古479)

843 :名無氏物語:2006/08/16(水) 12:50:54 ID:S0j+Rf5I
と山なるならの葉までははげしくて尾花がすゑによわる秋風(続古今345)

844 :名無氏物語:2006/08/16(水) 12:51:56 ID:S0j+Rf5I
色かへぬ竹の葉しろく月さえてつもらぬ雪をはらふ秋風(新千載416)

845 :名無氏物語:2006/08/16(水) 12:53:14 ID:S0j+Rf5I
霜をまつ籬の菊の宵のまにおきまよふ色は山のはの月(新古507)

846 :名無氏物語:2006/08/16(水) 15:02:00 ID:xTvTMwHg
松島や雄島の磯にあさりせし海人の袖こそかくは濡れしか(源重之「後拾遺集」)

847 :名無氏物語:2006/08/16(水) 15:31:23 ID:CDMGfDiP
バカ女チンポしゃぶらせむせ返るのどの奥にぞ精液を出す(飲ませ大王)

848 :名無氏物語:2006/08/17(木) 02:02:05 ID:X6sWB7Hv
君はよし行末とほしとまる身のまつほどいかがあらむとすらん(源満中[拾遺集])

849 :名無氏物語:2006/08/17(木) 02:12:33 ID:JmzI8uBJ
見ても又逢ふ夜まれなる夢のうちにやがてまぎるる我が身ともがな(『源氏物語』「若紫」)

850 :名無氏物語:2006/08/17(木) 02:22:23 ID:IpIfI4Kd
風ふけばおきつ白浪たつた山よはにや君がひとりこゆらむ(よみ人しらず[古今])

851 :名無氏物語:2006/08/17(木) 02:38:08 ID:VSoGfl3e
たつた山あらしや嶺によわるらんわたらぬ水も錦たえけり(新古530)

852 :名無氏物語:2006/08/17(木) 02:39:08 ID:VSoGfl3e
からにしき秋のかたみや立田山ちりあへぬ枝に嵐ふくなり(新古566)

853 :名無氏物語:2006/08/17(木) 02:40:03 ID:VSoGfl3e
さびしさをとひこぬ人の心まであらはれそむる雪の明ぼの(新続古今692)

854 :名無氏物語:2006/08/17(木) 02:41:29 ID:VSoGfl3e
我が恋は人しれぬまのあやめ草あやめぬほどぞねをも忍びし(玉葉1273)

855 :名無氏物語:2006/08/17(木) 02:42:06 ID:VSoGfl3e
きくやいかにうはの空なる風だにも松に音するならひありとは(新古1199)

856 :名無氏物語:2006/08/17(木) 02:43:06 ID:VSoGfl3e
竹の葉に風ふきよわる夕ぐれの物のあはれは秋としもなし(新古1805)

857 :名無氏物語:2006/08/17(木) 02:49:13 ID:K2ntDkNS
今こんとちぎりしことは夢ながら見しよににたる有明の月(新古1276)

858 :名無氏物語:2006/08/17(木) 02:50:36 ID:K2ntDkNS
とへかしな尾花がもとの思ひぐさしをるる野べの露はいかにと(新古1340)

859 :名無氏物語:2006/08/17(木) 02:51:33 ID:K2ntDkNS
春雨に野沢の水はまさらねどもえ出づる草ぞふかくなりゆく(新後拾遺61)

860 :名無氏物語:2006/08/17(木) 02:52:46 ID:K2ntDkNS
宿もがな佐野のわたりのさのみやはぬれてもゆかん春雨の比(新拾遺811)

861 :名無氏物語:2006/08/17(木) 02:53:39 ID:K2ntDkNS
いづこにもふりさけいまやみかさ山もろこしかけていづる月かげ(新勅撰1277)

862 :名無氏物語:2006/08/17(木) 02:54:31 ID:K2ntDkNS
秋の月しのに宿かるかげたけて小笹がはらに露ふけにけり(新古425)

863 :名無氏物語:2006/08/17(木) 03:01:12 ID:QGdWk6dH
苦しくも降り来る雨か神の崎狭野の渡りに家もあらなくに(長意吉麻呂)

864 :名無氏物語:2006/08/17(木) 03:15:25 ID:3eTfIeln
天の原ふりさけみれば春日なる三笠の山に出でし月かも(安倍仲麿「古今集」)

865 :名無氏物語:2006/08/17(木) 03:58:36 ID:AL5n8m7M
不尽の嶺に降り置く雪は六月の十五日に消ぬればその夜降りけり(高橋虫麻呂「万葉集」)

866 :名無氏物語:2006/08/17(木) 07:59:00 ID:jpOdbu4Q
山川も依りて仕ふる神ながらたぎつ河内に船出せすかも(柿本人麻呂「万葉集」)

867 :名無氏物語:2006/08/17(木) 08:18:16 ID:IztnRS3Y
バカ女チンポしゃぶらせむせ返るのどの奥にぞ精液を出す(飲ませ大王)

868 :名無氏物語:2006/08/17(木) 13:45:29 ID:I+gRp5sx
秋来ぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる(藤原敏行「古今集」)

869 :名無氏物語:2006/08/17(木) 13:53:33 ID:1nMp+jQr
千とせふる尾上の松は秋風のこゑこそかはれ色はかはらず(凡河内躬恒「新古今集」)

870 :名無氏物語:2006/08/17(木) 14:05:24 ID:u7ICBQ3J
山ふかくなほいとへとて衣手のぬるるがうへにふる時雨かな

871 :名無氏物語:2006/08/17(木) 14:46:34 ID:I+gRp5sx
わたの原八十島かけて漕ぎ出でぬと人には告げよ海人の釣舟(小野篁「古今集」)

872 :名無氏物語:2006/08/17(木) 15:43:39 ID:vvnq3aJQ
玉桙のみちの山かぜさむからばかたみがてらにきなんとぞおもふ(紀貫之「新古今集」)

873 :名無氏物語:2006/08/17(木) 15:52:44 ID:jpOdbu4Q
ゆふさればわが身のみこそかなしけれいづれの方に枕さだめむ(兼茂朝臣女「後撰集」)

874 :名無氏物語:2006/08/17(木) 16:34:20 ID:IztnRS3Y
ケツの毛を掻き分けアナル舐めさせる菊の御紋を若いおなごに(アナル王)

875 :名無氏物語:2006/08/18(金) 02:07:14 ID:n+4n4naG
ぬれつつぞしひて折りつる年の内に春はいくかもあらじと思へば

876 :名無氏物語:2006/08/18(金) 02:22:58 ID:vrEBNSS6
君ならで誰にか見せむ梅の花色をも香をもしる人ぞしる(紀友則[古今])

877 :名無氏物語:2006/08/18(金) 02:31:23 ID:9G5/y/y1
竹の葉に風ふきよわる夕ぐれの物のあはれは秋としもなし(新古1805)

878 :名無氏物語:2006/08/18(金) 02:31:59 ID:9G5/y/y1
晴れゆくかただよふ雲のたえまより星みえそむるむら雨の空(玉葉2181)

879 :名無氏物語:2006/08/18(金) 02:32:57 ID:9G5/y/y1
さほひめの衣はる風なほさえてかすみの袖にあは雪ぞふる(続後撰20)

880 :名無氏物語:2006/08/18(金) 02:33:56 ID:9G5/y/y1
月かげは氷と見えてよしの川いはこすなみに秋かぜぞふく(続後撰342)

881 :名無氏物語:2006/08/18(金) 02:34:40 ID:9G5/y/y1
板まより袖にしらるる山おろしにあらはれわたるうづみ火のかげ(新勅撰435)

882 :名無氏物語:2006/08/18(金) 02:36:05 ID:9G5/y/y1
木の葉さへ山めぐりする夕べかなしぐれをおくる峯のあらしに(続古今552)

883 :名無氏物語:2006/08/18(金) 02:40:38 ID:Foc0f/cw
よろづ代をひかりにこめてあさひ山のどかにかすむ初春の空(老若歌合)

884 :名無氏物語:2006/08/18(金) 02:41:10 ID:Foc0f/cw
ちりぬれどかたみは久しむめの花とまる面かげ袖のうつりが(建保四年内裏歌合)

885 :名無氏物語:2006/08/18(金) 02:42:00 ID:Foc0f/cw
おもひ寝の枕になれてほととぎすうつつも夢もひとこゑの空(千五百番歌合)

886 :名無氏物語:2006/08/18(金) 02:42:56 ID:Foc0f/cw
もろ人の心は月にすみぬらし都の秋のふかき夜のそら(建保四年内裏歌合)

887 :名無氏物語:2006/08/18(金) 02:43:48 ID:Foc0f/cw
ちりにけり山はこけぢのにしきにて紅葉をあらふ谷の岩水(老若歌合)

888 :名無氏物語:2006/08/18(金) 02:44:27 ID:Foc0f/cw
かよひこし枕に虫の声たえてあらしに秋の暮ぞきこゆる(千五百番歌合)

889 :名無氏物語:2006/08/18(金) 03:13:48 ID:QXmXmXec
かぞふれば四十あまりの秋の霜身のふりゆかむはてをしらばや(続拾遺617)

890 :名無氏物語:2006/08/18(金) 03:14:52 ID:QXmXmXec
もみぢ葉のちりかひくもる夕しぐれいづれか道と秋のゆくらん(新勅撰1099)

891 :名無氏物語:2006/08/18(金) 03:16:54 ID:QXmXmXec
けふは又しらぬ野原に行きくれぬいづれの山か月はいづらん(新古956)

892 :名無氏物語:2006/08/18(金) 03:17:47 ID:QXmXmXec
もしほぐさかくともつきじ君が代の数によみおくわかの浦なみ(新古741)

893 :名無氏物語:2006/08/18(金) 03:18:28 ID:QXmXmXec
難波がたかすまぬ浪もかすみけりうつるもくもるおぼろ月夜に(新古57)

894 :名無氏物語:2006/08/18(金) 03:19:05 ID:QXmXmXec
時しもあれたのむの雁のわかれさへ花ちる比のみよしのの里(新古121)

895 :名無氏物語:2006/08/18(金) 03:25:00 ID:uty+/NL7
うたたねの夢より先に明けぬなり山ほととぎす一声の空(良経『六百番歌合』)

896 :名無氏物語:2006/08/18(金) 04:35:07 ID:sThogLBv
民主党は“全て中国の言う通り”がモットー。
公明党は創価学会とともに日本を朝鮮のものにしようとしてる。
創価学会は日本の大手メディアを間接支配していて、 社民党は朝鮮総連とともに拉致の存在を否定し、被害者の活動を妨害した。
共産党は北朝鮮に関して社民党と同じ。それに加えて反自衛隊・反米である。
朝鮮総連と民潭は日本を解体して朝鮮にしようと参政権を狙っているし、
統一教会は売国政党の社民党を支援している。
☆朝日新聞などは中国と朝鮮の代弁者、つまり日本最大手の売国新聞だし、
日教組は基本理念のレベルから反資本主義・反体制であり、残る自民党にも中国の顔色ばかり窺っている者が潜んでいるのである。
今後は『人権擁護法案』成立を契機に公明党は民主党に鞍替えして連立し、 実質外国人与党が誕生して第二期工作の完結となるのが彼らの筋書きである。 (今、実際にそのように動きつつある)
そうすればあっという間に外国人参政権を成立させて日本の国政は全て
朝鮮人が牛耳り、朝鮮に歯向かう日本人の政治介入する隙間を残さない
新たな制度が完成することだろう。
そしてこれらの売国組織に必ず関与し、彼らの侵略行為の結果において
最も利益を享受する立場にあるのが『在日朝鮮人』である。
http://hisazin-up.dyndns.org/up/src/14540.wmv 在日特権の真相にせまる21.68MiB

897 :名無氏物語:2006/08/18(金) 11:42:57 ID:g7XnkWz9
如何せむわが身くだれるいな舟のしばしばかりのいのちたえずは(円融天皇「拾遺集」)

898 :名無氏物語:2006/08/18(金) 11:53:59 ID:a+B8nyrB
おのづからまどろむ程に忘らるる恋を夢こそおどろかしつれ(新続古今1314) 

899 :名無氏物語:2006/08/19(土) 06:52:59 ID:vaWqROsu
緑なるひとつ草とぞ春は見し秋は色々の花にぞありける(読人不知「古今集」)

900 :名無氏物語:2006/08/19(土) 07:07:02 ID:1oPXOXGS
もしほやく海人のいそ屋の夕煙たつ名もくるしおもひたえなで(藤原秀能[新古今])

901 :名無氏物語:2006/08/19(土) 07:12:03 ID:xkIeWUIw
いく夜かは月をあはれとながめきて浪にをりしく伊勢の浜荻(新古943)

902 :名無氏物語:2006/08/19(土) 07:12:51 ID:xkIeWUIw
思ふことなきだにやすくそむく世にあはれすててもをしからぬ身を(続古今1822)

903 :名無氏物語:2006/08/19(土) 07:13:40 ID:xkIeWUIw
すてやらぬ我が身のうらのうつせがひむなしき世とは思ふものから(続拾遺1118)

904 :名無氏物語:2006/08/19(土) 07:14:22 ID:xkIeWUIw
あやしくぞかへさは月のくもりにし昔がたりに夜やふけにけん(新古1550)

905 :名無氏物語:2006/08/19(土) 07:16:00 ID:xkIeWUIw
あふさかの関の杉むら雪きえて道ある御世に春はきにけり(続拾遺470)

906 :名無氏物語:2006/08/19(土) 07:16:38 ID:xkIeWUIw
あさぼらけ浜名の橋はとだえして霞をわたる春の旅人(続後撰1316)

907 :名無氏物語:2006/08/19(土) 07:20:07 ID:0rSWmgzv
しきたへの枕のうへにすぎぬなり露をたづぬる秋の初かぜ(新古295)

908 :名無氏物語:2006/08/19(土) 07:20:45 ID:0rSWmgzv
いまはとて思ひたゆべき槙の戸をささぬやまちしならひなるらん(続後撰956)

909 :名無氏物語:2006/08/19(土) 07:21:24 ID:0rSWmgzv
すぎにけりしのだのもりの時鳥たえぬしづくを袖に残して(新古213)

910 :名無氏物語:2006/08/19(土) 07:22:06 ID:0rSWmgzv
ながき夜の夢路たえゆく窓のうちに猶のこりける秋のともし火(新勅撰1184)

911 :名無氏物語:2006/08/19(土) 07:22:42 ID:0rSWmgzv
はるかなるほどは雲ゐの月日のみ思はぬなかにゆきめぐりつつ(新勅撰999)

912 :名無氏物語:2006/08/19(土) 07:23:15 ID:0rSWmgzv
まどちかきいささむら竹風ふけば秋におどろく夏の夜の夢(新古257)

913 :名無氏物語:2006/08/19(土) 07:26:34 ID:f33I6V01
夜もすがらさえつる床のあやしさにいつしかみれば峯の初雪(千五百番歌合)

914 :名無氏物語:2006/08/19(土) 07:27:09 ID:f33I6V01
木がらしやいかにまちみんみわの山つれなき杉の雪折れのこゑ(千五百番歌合)

915 :名無氏物語:2006/08/19(土) 07:28:01 ID:f33I6V01
さきかかる軒端のふぢのしづくより色ふかくなる春のむら雨(通親亭影供歌合)

916 :名無氏物語:2006/08/19(土) 07:28:34 ID:f33I6V01
山ふかき秋をみるにも思ふかなこれよりおくの夕ぐれの空(千五百番歌合)

917 :名無氏物語:2006/08/19(土) 07:29:12 ID:f33I6V01
日かげみぬ深山がくれにながれきて雪げの水の又こほりぬる(千五百番歌合)

918 :名無氏物語:2006/08/19(土) 07:29:52 ID:f33I6V01
いまさらに花ゆゑなにか思ひ出でむわするる時のあらばこそあらめ(三百六十番歌合)

919 :名無氏物語:2006/08/19(土) 18:37:05 ID:IwpaiYL+
よそにては軒の橘かをる夜にむかし語りをしのぶとやみむ(水無瀬恋十五首歌合)

920 :名無氏物語:2006/08/19(土) 18:58:54 ID:CIYzR8Cn
秋きぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる(藤原敏行「古今集」)

921 :名無氏物語:2006/08/19(土) 18:59:52 ID:CIYzR8Cn
我が屋戸のいささ群竹ふく風の音のかそけきこの夕へかも(大伴家持「万葉集」)

922 :名無氏物語:2006/08/19(土) 19:10:19 ID:1oPXOXGS
春をへてみゆきになるる花のかげふり行く身をもあはれとや思ふ(藤原定家[新古今])

923 :名無氏物語:2006/08/19(土) 19:14:58 ID:0rSWmgzv
山ざくらさきちるときの春をへてよはひは花のかげにふりにき(新勅撰110)

924 :名無氏物語:2006/08/19(土) 19:15:51 ID:0rSWmgzv
春くるる井手のしがらみせきかねて行く瀬にうつる山吹のはな(続後撰156)

925 :名無氏物語:2006/08/19(土) 19:16:48 ID:0rSWmgzv
けふのみとおもふか春のふる郷に花の跡とふ鶯のこゑ(続後拾遺154)

926 :名無氏物語:2006/08/19(土) 19:17:28 ID:0rSWmgzv
庭のうへの水おとちかきうたたねに枕すずしき月をみるかな(玉葉388)

927 :名無氏物語:2006/08/19(土) 19:18:26 ID:0rSWmgzv
月影も夜さむになりぬはし姫の衣やうすきうぢの川かぜ(続拾遺296)

928 :名無氏物語:2006/08/19(土) 19:19:17 ID:0rSWmgzv
下をれの音のみ杉のしるしにて雪のそこなるみわの山もと(続後撰511)

929 :名無氏物語:2006/08/19(土) 19:50:10 ID:1oPXOXGS
さむしろに衣かたしきこよひもや我をまつらむうぢのはしひめ(よみ人しらず[古今])

930 :名無氏物語:2006/08/19(土) 19:50:50 ID:1oPXOXGS
わがいほはみわの山もとこひしくはとぶらひきませ杉たてるかど(よみ人しらず[古今])

931 :名無氏物語:2006/08/19(土) 19:51:26 ID:1oPXOXGS
ふる雪に杉の青葉もうづもれてしるしも見えずみわのやまもと(皇后宮摂津[金葉])

932 :名無氏物語:2006/08/19(土) 19:52:06 ID:1oPXOXGS
色ならば移るばかりも染めてまし思ふ心をえやは見せける(紀貫之[後撰])

933 :名無氏物語:2006/08/19(土) 19:52:50 ID:1oPXOXGS
ちりにけりあはれうらみのたれなれば花の跡とふ春のやまかぜ(寂蓮[新古今])

934 :名無氏物語:2006/08/19(土) 19:54:34 ID:1oPXOXGS
わするなよほどは雲ゐに成りぬとも空行く月の廻りあふまで(橘忠幹[拾遺])

935 :名無氏物語:2006/08/19(土) 22:02:59 ID:zH0jEK2x
さみだれも月の行くへはしられけり一むら白き山のはの雲(洞院摂政家百首)

936 :名無氏物語:2006/08/19(土) 22:14:20 ID:jqQ2Ik+4
あすもこむ風しづかなるみよしのの山の桜はけふくれぬとも(新勅撰95) 

937 :名無氏物語:2006/08/19(土) 23:02:45 ID:bBM0/fJ/
ながめおくる心をやがてさそひつつ雲のふるすに帰るうぐひす(千五百番歌合)

938 :名無氏物語:2006/08/19(土) 23:07:53 ID:bBM0/fJ/
橘の匂ひを風のさそひきて昔にかへす夜はのさ衣(六百番歌合)

939 :名無氏物語:2006/08/19(土) 23:09:02 ID:bBM0/fJ/
夕すずみ閨へもいらぬうたた寝の夢をのこしてあくるしののめ(六百番歌合)

940 :名無氏物語:2006/08/19(土) 23:10:38 ID:bBM0/fJ/
月みてもわがよはすでに久方のあまねくてらせ秋の心を(建保二年内裏歌合)

941 :名無氏物語:2006/08/19(土) 23:12:29 ID:bBM0/fJ/
しばの庵まだすみなれぬ明ぼのの苔のたもとよ時雨せずとも(院四十五番歌合)

942 :名無氏物語:2006/08/19(土) 23:13:30 ID:bBM0/fJ/
思ふことの身にしみまさるながめかな雲のはたての空の秋風(水無瀬恋十五首歌合)

943 :名無氏物語:2006/08/20(日) 02:59:21 ID:0kH+/wDb
恋ひわたる心ひとつをしるべにて昔にかよふ夢の浮橋(宗尊親王)

944 :名無氏物語:2006/08/20(日) 03:02:29 ID:0kH+/wDb
ことわりの袖の露かな岩木だにぬるればぬるる秋の夕暮(後水尾院)

945 :名無氏物語:2006/08/20(日) 03:10:04 ID:7hmEztnK
いとせめて恋しき時はむばたまの夜の衣をかへしてぞ着る(小野小町[古今])

946 :名無氏物語:2006/08/20(日) 03:16:34 ID:oz3zOy1F
色ならばいづれかいかにうつるらんみせばや見ばやおもふ心を(続古今957)

947 :名無氏物語:2006/08/20(日) 03:17:15 ID:oz3zOy1F
きぬぎぬの袂にわけし月かげはたが涙にかやどりはつらん(続古今1159)

948 :名無氏物語:2006/08/20(日) 03:18:17 ID:oz3zOy1F
行くを惜しみとまるをさそふ心こそともにかなしき別れなりけれ(続後拾遺531)

949 :名無氏物語:2006/08/20(日) 03:18:54 ID:oz3zOy1F
面影ぞなほ忘られぬあだなりし契りは夢のうちになしても(新葉899)

950 :名無氏物語:2006/08/20(日) 03:19:35 ID:oz3zOy1F
いかにせん後の世とだに契らねば恋ひ死ぬとても頼りなき身を(新葉752)

951 :名無氏物語:2006/08/20(日) 03:20:22 ID:oz3zOy1F
わがごとく物思ふときやほととぎす身をうの花のかげになくらん(続古今213)

952 :名無氏物語:2006/08/20(日) 03:23:16 ID:6m9BEzyg
雲ゐにて雲ゐにみゆるかささぎの橋をわたると夢に見しかな(新勅撰636)

953 :名無氏物語:2006/08/20(日) 03:24:22 ID:6m9BEzyg
夢なれば見ゆるなるらんかささぎはこの世の人のこゆる橋かは(新勅撰637)

954 :名無氏物語:2006/08/20(日) 03:27:23 ID:6m9BEzyg
しらつゆの玉江の葦のよひよひに秋風ちかくゆくほたるかな(新勅撰182)

955 :名無氏物語:2006/08/20(日) 03:32:16 ID:Yda2r2cL
たまぼこの道のゆくての春風にたが里しらぬむめの香ぞする(新勅撰38)

956 :名無氏物語:2006/08/20(日) 03:32:58 ID:Yda2r2cL
ほのぼのとかすめる山のしののめに月をのこしてかへる雁がね(続古今82)

957 :名無氏物語:2006/08/20(日) 03:33:44 ID:Yda2r2cL
さくら花おちても水のあはれなどあだなる色ににほひそめけん(新後撰136)

958 :名無氏物語:2006/08/20(日) 03:34:42 ID:Yda2r2cL
むら時雨いくしほそめてわたつ海のなぎさの杜のもみぢしぬらん(続古今527)

959 :名無氏物語:2006/08/20(日) 03:35:15 ID:Yda2r2cL
しらせても猶つれなくはいかがせんいはぬをとがに人や恋ひまし(続拾遺765)

960 :名無氏物語:2006/08/20(日) 03:35:48 ID:Yda2r2cL
まどろむもおなじ心のみればこそさめても夢のわすれざるらめ(続古今1803)

961 :名無氏物語:2006/08/20(日) 10:34:19 ID:WxgcGdIO
愛人を囲って今日も精液を口の中にぞ注ぎ込みたる(フェラ地王)

962 :名無氏物語:2006/08/20(日) 18:57:41 ID:lUWafQCR
しられじな霞にもるる三日月のほのみし人に恋ひわびぬとも(宝治百首)

963 :名無氏物語:2006/08/20(日) 18:59:07 ID:lUWafQCR
秋風の露ふくかぜのくず葛つらしうらめし人の心は(宝治百首)

964 :名無氏物語:2006/08/20(日) 18:59:44 ID:lUWafQCR
次スレ
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/kobun/1156067741/l50

965 :名無氏物語:2006/08/20(日) 19:05:36 ID:TVJVlFQ/
なく千鳥我さへかなししらすげのおふの河風さむくふく夜に(建長八年百首歌合)

966 :名無氏物語:2006/08/20(日) 19:37:07 ID:lUWafQCR
夜をさむみうら葉かれゆく庭草にさびしかれどもすめる月かな(宝治百首)

967 :名無氏物語:2006/08/21(月) 00:16:31 ID:7imRPm6U
ももしきやみはしのもとの橘になれし昔ぞいまも恋しき

968 :名無氏物語:2006/08/21(月) 00:30:11 ID:5x+c26yV
枝よりもあだにちりにし花なればおちても水のあわとこそなれ(菅野高世[古今])

969 :名無氏物語:2006/08/21(月) 00:38:50 ID:BnUy4Lr3
たぐひなくつらしとぞ思ふ秋の夜の月をのこしてあくるしののめ(藤原成通[千載])

970 :名無氏物語:2006/08/21(月) 00:47:58 ID:Ygybg9oJ
たづのすむ沢べの蘆のした根とけ汀もえいづる春はきにけり(後拾遺9)

971 :名無氏物語:2006/08/21(月) 00:48:34 ID:Ygybg9oJ
千年までかぎれる松もけふよりは君にひかれて万代やへん(拾遺24)

972 :名無氏物語:2006/08/21(月) 00:49:14 ID:Ygybg9oJ
むめの花にほふあたりの夕暮はあやなく人にあやまたれつつ(後拾遺51)

973 :名無氏物語:2006/08/21(月) 00:50:11 ID:Ygybg9oJ
花ちらばおきつつもみむ常よりもさやけく照らせ春の夜の月(続後拾遺132)

974 :名無氏物語:2006/08/21(月) 00:51:06 ID:Ygybg9oJ
昨日までよそに思ひしあやめ草けふ我が宿のつまとみるかな(拾遺109)

975 :名無氏物語:2006/08/21(月) 00:52:10 ID:Ygybg9oJ
もみぢせぬときはの山にすむ鹿はおのれなきてや秋をしるらん(拾遺190)

976 :名無氏物語:2006/08/21(月) 00:56:34 ID:VEkK8dWN
稲荷山ほがらほがらとあくる夜を名のるからすの声も春なる(春葉集)

977 :名無氏物語:2006/08/21(月) 00:57:11 ID:VEkK8dWN
いひしらぬ神代の春の面かげを見せてかすむや天のかぐ山(春葉集)

978 :名無氏物語:2006/08/21(月) 00:58:06 ID:VEkK8dWN
山はみなかをりし花の雲きえて青葉が上を風わたるなり(春葉集)

979 :名無氏物語:2006/08/21(月) 00:58:54 ID:VEkK8dWN
水上は夕立すらし見るがうちに一すぢにごる里のなか川(春葉集)

980 :名無氏物語:2006/08/21(月) 00:59:28 ID:VEkK8dWN
ほのかにもあけゆく星の林まで秋の光と見れば身にしむ(春葉集)

981 :名無氏物語:2006/08/21(月) 01:00:02 ID:VEkK8dWN
来る秋は目に見えぬ風や幾千里あまはせ使おとに告ぐらむ(春葉集)

982 :名無氏物語:2006/08/21(月) 01:17:56 ID:iSrsVons
はつせのや里のうなゐに宿とへば霞める梅の立枝をぞさす(漫吟集類題)

983 :名無氏物語:2006/08/21(月) 01:18:54 ID:iSrsVons
夕づく日霞こもりし影消えて寒き入江をわたる梅が香(漫吟集類題)

984 :名無氏物語:2006/08/21(月) 01:19:55 ID:iSrsVons
かげろふのいはねのつつじ露ながらもえなんとする花の色かな(漫吟集類題)

985 :名無氏物語:2006/08/21(月) 01:20:28 ID:iSrsVons
橘の陰ふむ道にしのべども昔ぞいとど遠ざかりゆく(漫吟集類題)

986 :名無氏物語:2006/08/21(月) 01:21:10 ID:iSrsVons
空の色は水よりすみて天の川ほたるながるる宵ぞ涼しき(漫吟集類題)

987 :名無氏物語:2006/08/21(月) 01:21:52 ID:iSrsVons
難波がた霧間の小船こぎかへりけふもきのふもおなじ夕暮(漫吟集類題)

988 :名無氏物語:2006/08/21(月) 01:24:43 ID:+vCBBtVs
朝菜つむ野辺のをとめに家とへばぬしだに知らずあとの霞に(晩花集)

989 :名無氏物語:2006/08/21(月) 01:25:21 ID:+vCBBtVs
しでの山くらきをいでて時鳥なほさみだれの闇になくなり(晩花集)

990 :名無氏物語:2006/08/21(月) 01:25:54 ID:+vCBBtVs
古をしのぶねざめのとこ世物をりあはれにも香る夜半かな(晩花集)

991 :名無氏物語:2006/08/21(月) 01:26:40 ID:+vCBBtVs
小山田に冬の夕日のさしやなぎ枯れてみじかき影ぞのこれる(晩花集)

992 :名無氏物語:2006/08/21(月) 01:27:28 ID:+vCBBtVs
くもりなく目にこそ見えね春雨のふるか朝けの風の露けき(晩花集)

993 :名無氏物語:2006/08/21(月) 01:28:12 ID:+vCBBtVs
よも山にあくがれぬべき此ごろの心おちゐる家桜かな(晩花集)

994 :名無氏物語:2006/08/21(月) 01:31:46 ID:FLyos8zB
をぎの葉に風のおとせぬ秋もあらば涙のほかに月は見てまし(新勅撰223)

995 :名無氏物語:2006/08/21(月) 01:32:58 ID:FLyos8zB
とどめばやながれてはやき年波のよどまぬ水はしがらみもなし(新勅撰438)

996 :名無氏物語:2006/08/21(月) 01:34:23 ID:FLyos8zB
はつせ山あらしの道のとほければいたりいたらぬ鐘のおとかな(新勅撰1175)

997 :名無氏物語:2006/08/21(月) 01:38:11 ID:HpqWHNty
名にしおふ花のたよりにことよせてたづねやせましみ吉野の山(新葉78)

998 :名無氏物語:2006/08/21(月) 01:38:56 ID:HpqWHNty
いすず川たのむ心はにごらぬをなどわたる瀬の猶よどむらん(新葉580)

999 :名無氏物語:2006/08/21(月) 01:39:37 ID:HpqWHNty
面影ぞなほ忘られぬあだなりし契りは夢のうちになしても(新葉899)

1000 :名無氏物語:2006/08/21(月) 01:40:10 ID:HpqWHNty
ほのかにも見しは夢かとたどられてさめぬ思ひやうつつなるらん(新葉905)

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