2ちゃんねる ★スマホ版★ ■掲示板に戻る■ 全部 1- 最新50  

■ このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています

お気に入りの和歌はありますか? 巻第十二

1 :名無氏物語:2006/04/21(金) 01:18:10 ID:wKdulDK2
お気に入りの和歌を書き込んでください。

過去スレ
お気に入りの和歌はありますか?
http://academy.2ch.net/test/read.cgi/kobun/970675547/
お気に入りの和歌はありますか?巻第二
http://academy2.2ch.net/test/read.cgi/kobun/1046656983/
お気に入りの和歌はありますか 巻三
http://academy3.2ch.net/test/read.cgi/kobun/1079005160/
お気に入りの和歌はありますか 巻四
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/kobun/1122098364/
お気に入りの和歌はありますか? 巻第五
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/kobun/1132815919/
お気に入りの和歌はありますか? 巻第六
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/kobun/1136434064/
お気に入りの和歌はありますか? 巻第七
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/kobun/1138209180/
お気に入りの和歌はありますか? 巻第八
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/kobun/1139613598/
お気に入りの和歌はありますか? 巻第九
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/kobun/1141031783/
お気に入りの和歌はありますか? 巻第十
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/kobun/1142228859/
お気に入りの和歌はありますか? 巻第十一
http://academy4.2ch.net/test/read.cgi/kobun/1143534760/

2 :名無氏物語:2006/04/21(金) 01:21:57 ID:wKdulDK2
つれもなき人の心は空蝉のむなしき恋に身をやかへてむ(八条院高倉[新古今])

マルチになるかも知れないが両方のスレに俺の一番大好きな和歌を貼っておく! 

3 :名無氏物語:2006/04/21(金) 02:00:04 ID:zFWAokcY
いつはとは影はわかねど夜半の月かすめば春の物にぞ有りける(後嵯峨院[続後拾遺])

4 :名無氏物語:2006/04/21(金) 02:07:05 ID:zFWAokcY
白浪に羽うちかはし浜千鳥かなしき物は夜の一こゑ(源重之[新古今])

5 :名無氏物語:2006/04/21(金) 02:09:31 ID:zFWAokcY
和歌の浦や羽うちかはし浜千鳥波にかきおく跡や残らん(順徳院[新後拾遺])

6 :名無氏物語:2006/04/21(金) 15:15:03 ID:vn580cAG
時鳥ながなく里のあまたあればなほうとまれぬ思ふものから(古今147)

7 :名無氏物語:2006/04/21(金) 15:50:20 ID:ReKIb4RE
青葉よりもれてたえだえ散る花の数さへ見ゆる庭の木の本(大内政弘)

8 :名無氏物語:2006/04/21(金) 15:51:25 ID:ReKIb4RE
むすぶ手をはなれておつる白玉の数さへみゆる山のゐの月(木下長嘯子)

9 :名無氏物語:2006/04/21(金) 15:53:27 ID:ReKIb4RE
山陰の塵なき庭にちり初めて数さへ見ゆる今朝の初雪(香川景樹)

10 :名無氏物語:2006/04/21(金) 16:04:55 ID:4McHclrG
露しげみ草にやつるる故郷は袖にぞ虫のこゑはみだるる(後鳥羽院)

11 :名無氏物語:2006/04/21(金) 16:05:44 ID:4McHclrG
はらはねばふけゆくままに露ぞおく草にやつるる庭のかよひぢ(土御門院)

12 :名無氏物語:2006/04/21(金) 16:06:25 ID:4McHclrG
をしむらん人の心をなく雁の声するかたに月ぞ残れる(順徳院)

13 :名無氏物語:2006/04/21(金) 16:07:03 ID:4McHclrG
松虫の声するかたにやどりしてなほ長き夜ぞうれしかりける(清原元輔)

14 :名無氏物語:2006/04/21(金) 16:15:06 ID:nGSIumsG
かげやどす露のみしげく成りはてて草にやつるる古郷の月(雅経[新古今])

15 :名無氏物語:2006/04/21(金) 16:15:54 ID:nGSIumsG
み山ぢや暁かけてなく鹿の声するかたに月ぞかたぶく(土御門院[玉葉])

16 :名無氏物語:2006/04/21(金) 16:16:46 ID:nGSIumsG
秋の月西にあるかと見えつるはふけゆくよはの影にぞありける(源景明[拾遺])

17 :名無氏物語:2006/04/21(金) 16:17:34 ID:nGSIumsG
いつとなくをぐらの山のかげをみてくれぬと人のいそぐなるかな(道命[新古])

18 :名無氏物語:2006/04/21(金) 16:18:10 ID:nGSIumsG
ひく駒の数よりほかに見えつるは関の清水の影にぞありける(藤原隆経[金葉])

19 :名無氏物語:2006/04/21(金) 16:29:56 ID:nGSIumsG
風さむみ伊勢の浜荻わけゆけば衣かりがね浪に鳴くなり(匡房[新古今])

20 :名無氏物語:2006/04/21(金) 16:31:00 ID:nGSIumsG
秋の夜の衣かりがねなくからにねざめのとこも風ぞさむけき(藤原長家[玉葉])

21 :名無氏物語:2006/04/21(金) 16:31:39 ID:nGSIumsG
きく人ぞ涙はおつるかへる雁なきて行くなるあけぼのの空(俊成[新古今])

22 :名無氏物語:2006/04/21(金) 16:32:33 ID:nGSIumsG
萩の上に雁の涙のおく露はこほりにけりな月にむすびて(式子内親王[風雅])

23 :名無氏物語:2006/04/21(金) 16:33:16 ID:nGSIumsG
萩のうへの雁の涙をかこつとも恋に色こき袖や見ゆらむ(公経[新勅撰])

24 :名無氏物語:2006/04/21(金) 16:35:36 ID:nGSIumsG
とまるべき陰しなければはるばるとぬれてをゆかん夕立の雨(基氏[玉葉])

25 :名無氏物語:2006/04/21(金) 17:14:00 ID:8zoFCCdV
日はくれぬと思ふは山のかげ野よりまづなきそむる松虫の声(宗良親王)

26 :名無氏物語:2006/04/21(金) 17:15:00 ID:8zoFCCdV
あばれたる草のいほりのさびしさは風よりほかにとふ人ぞなき(西行)

27 :名無氏物語:2006/04/21(金) 17:15:42 ID:8zoFCCdV
木のはちる風よりほかに問ふ人もなき山ざとぞ秋はかなしき(家隆)

28 :名無氏物語:2006/04/21(金) 17:16:23 ID:8zoFCCdV
春来ては風より外にとふ人のなき山里に散る桜かな(俊成女)

29 :名無氏物語:2006/04/21(金) 17:17:32 ID:8zoFCCdV
初しぐれ色どる木木もあらはれて絵島が秋の紅葉をぞみる(蓮瑜)

30 :名無氏物語:2006/04/21(金) 17:25:46 ID:s1uAkznF
秋風にさそはれわたる雁がねは物思ふ人の宿をよかなむ(後撰360)

31 :名無氏物語:2006/04/22(土) 06:08:39 ID:tKKf9Q0g
君しのぶ草にやつるるふるさとは松虫のねぞかなしかりける(古今200)

32 :名無氏物語:2006/04/22(土) 06:23:18 ID:vuoTaycP
立ちそむる秋ぎりのうへに鳴く雁の声ほのかなるいざよひの月(家隆)

33 :名無氏物語:2006/04/22(土) 06:23:55 ID:vuoTaycP
初雁も雲井にいまぞなき渡るはまなの橋の秋霧の上に(俊成女)

34 :名無氏物語:2006/04/22(土) 06:25:04 ID:vuoTaycP
さえのぼるつちのひびきに夜や寒き衣かりがね空になくなり(家隆)

35 :名無氏物語:2006/04/22(土) 06:37:41 ID:VS6FZd94
せく袖に涙の色やあまるらむながむるままの萩のうへの露(良経)

36 :名無氏物語:2006/04/22(土) 06:38:18 ID:VS6FZd94
下葉には色なる玉やくだくらむ風の吹きしく萩の上の露(後鳥羽院)

37 :名無氏物語:2006/04/22(土) 06:38:53 ID:VS6FZd94
なき渡る雲ゐの雁の涙さへ露おく袖の夜半のかたしき(俊成女)

38 :名無氏物語:2006/04/22(土) 06:44:00 ID:KSQiv6S5
山ざくらまづ木の本に尋ねきておなじ都の人を待つかな(続後拾遺66)

39 :名無氏物語:2006/04/22(土) 06:44:55 ID:KSQiv6S5
しばし猶よそながらみむ山桜たづねば雲になりもこそすれ(新千載75)

40 :名無氏物語:2006/04/22(土) 06:46:00 ID:KSQiv6S5
うしとおもふ風にぞやがてさそはるる散りゆく花をしたふ心は(新後撰125)

41 :名無氏物語:2006/04/22(土) 06:46:52 ID:KSQiv6S5
散るは憂きものともみえず桜花嵐にまよふあけぼのの空(続後拾遺120)

42 :名無氏物語:2006/04/22(土) 06:47:31 ID:KSQiv6S5
暮れはてぬ後までのこれ行く春のかすみがくれの有明の月(嘉元百首)

43 :名無氏物語:2006/04/22(土) 06:48:03 ID:KSQiv6S5
袖の香は花たちばなにかへりきぬ面かげみせようたたねの夢(新千載246)

44 :名無氏物語:2006/04/22(土) 06:51:07 ID:ODXRBIb+
大井川杣山かぜの寒ければたつ岩浪を雪かとぞみる

45 :名無氏物語:2006/04/22(土) 06:52:54 ID:ODXRBIb+
七夕に貸しつと思ひし逢ふことのその夜なき名の立ちにけるかな

46 :名無氏物語:2006/04/22(土) 06:54:19 ID:ODXRBIb+
浪ごとに袖ぞぬれけるあやめ草心ににたるねを求むとて

47 :名無氏物語:2006/04/22(土) 06:54:59 ID:ODXRBIb+
あふ人にとへど変はらぬおなじ名のいくかになりぬ武蔵野の原

48 :名無氏物語:2006/04/22(土) 06:55:44 ID:ODXRBIb+
行く末もうき世の中に何をかは昔はとては人にかたらむ

49 :名無氏物語:2006/04/22(土) 06:57:00 ID:ODXRBIb+
心していたくななきそきりぎりすかごとがましき老いの寝覚に

50 :名無氏物語:2006/04/22(土) 07:04:16 ID:7cHGtHyP
秋はなほ物おもふ宿の萩がえに雁の涙の露やそふらん(順徳院)

51 :名無氏物語:2006/04/22(土) 07:05:11 ID:7cHGtHyP
鶯をさそふしるべの春風も花のあたりは猶もよかなん(後鳥羽院)

52 :名無氏物語:2006/04/22(土) 07:06:12 ID:7cHGtHyP
あやなしや露ふきむすぶ夕かぜにちるらんをのの秋萩の花(雅経)

53 :名無氏物語:2006/04/22(土) 07:06:56 ID:7cHGtHyP
わきかねしおなじみどりの夏草を花にあらはす秋の夕ぐれ(小侍従)

54 :名無氏物語:2006/04/22(土) 07:07:45 ID:7cHGtHyP
夏野をばおなじみどりに分けしかど秋ぞおりつる七草の花(藤原隆房)

55 :名無氏物語:2006/04/22(土) 07:09:12 ID:7cHGtHyP
秋をまつひとつ草葉とみし程にみどりを分けて咲くすみれかな(家隆)

56 :名無氏物語:2006/04/22(土) 07:53:37 ID:vuoTaycP
みどりなる春はひとつのわか草も秋あらはるるむさしのの原(順徳院)

57 :名無氏物語:2006/04/22(土) 07:54:42 ID:vuoTaycP
はるばると一つ梢と見し里も今朝はいろいろのもみぢしにけり(後嵯峨院)

58 :名無氏物語:2006/04/22(土) 07:55:41 ID:vuoTaycP
さく花の千種の露も数見えて秋は色々の月ぞやどれる(飛鳥井雅世)

59 :名無氏物語:2006/04/22(土) 07:56:24 ID:vuoTaycP
咲き分けし花の名はなほしられけり秋の末野の霜がれの比(延政門院新大納言)

60 :名無氏物語:2006/04/22(土) 07:57:40 ID:vuoTaycP
秋も猶ひとつ草葉とみゆるかなみだれてまじる花の色々(頓阿)

61 :名無氏物語:2006/04/22(土) 07:58:47 ID:vuoTaycP
春はなほ柳にしるしみどりなるひとつ草木のあるが中にも(後水尾院)

62 :名無氏物語:2006/04/22(土) 14:28:22 ID:QLjvh0LJ
夏木立ひとつみどりにみし山も秋は色々のみねのもみぢ葉(長流)

63 :名無氏物語:2006/04/22(土) 14:29:04 ID:QLjvh0LJ
緑なる一つ若葉と春は見し秋はいろいろにもみぢけるかも(良寛)

64 :名無氏物語:2006/04/22(土) 14:37:28 ID:bC9yZ2tg
我がかどのわさ田かりねの草の庵に夢路うつろふ神なびのもり(慈円)

65 :名無氏物語:2006/04/22(土) 14:38:10 ID:bC9yZ2tg
しぐるなりかねてうつろふ神なびの森の梢の日ぐらしの声(家隆)

66 :名無氏物語:2006/04/22(土) 14:39:14 ID:bC9yZ2tg
神なびのもりの木の葉はしぐれねどかねてうつろふ秋の夜の月(順徳院)

67 :名無氏物語:2006/04/22(土) 14:40:04 ID:bC9yZ2tg
かねてより月もうつろふ河浪にみそぎ涼しき神並の杜(後水尾院)

68 :名無氏物語:2006/04/22(土) 14:40:50 ID:bC9yZ2tg
置く露にかねてうつろふ秋萩の下葉までこそ月は問ひけれ(香川景樹)

69 :名無氏物語:2006/04/22(土) 14:46:48 ID:s/eRVscs
うすくこき野辺のみどりの若草に跡までみゆる雪のむら消え(宮内卿[新古今])

70 :名無氏物語:2006/04/22(土) 14:47:47 ID:s/eRVscs
秋はきぬ鹿はをのへに声たてつよはのね覚をとふ人はなし(有家[玉葉])

71 :名無氏物語:2006/04/22(土) 14:59:12 ID:jE86haTF
秋はきぬ行方もしらぬ歎きかなたのめしことは木の葉ふりつつ(式子内親王)

72 :名無氏物語:2006/04/22(土) 15:00:34 ID:jE86haTF
秋はきぬとふ人はなしふるさとの荻ふく風は音まさりゆく(飛鳥井雅有)

73 :名無氏物語:2006/04/22(土) 15:02:20 ID:jE86haTF
山里の花もかすみのながめより道ふみ分けてくる人はなし(中院通勝)

74 :名無氏物語:2006/04/22(土) 15:12:50 ID:oNhoXh1c
もみぢばのふりかくしてしわが宿に道もまどはず冬はきにけり(土御門院[続後撰])

75 :名無氏物語:2006/04/22(土) 15:17:17 ID:oNhoXh1c
春きては霞ぞうづむ白雪のふりかくしてし峯の松ばら(宗尊親王[続古今])

76 :名無氏物語:2006/04/22(土) 15:28:32 ID:fc1/f9lq
春はまたさらにきにけり白雪のふりかくしてし道はなけれど(為家)

77 :名無氏物語:2006/04/22(土) 15:29:52 ID:fc1/f9lq
紅葉ばはふりみふらずみおく霜のさえ行く霜に秋風ぞ吹く(順徳院)

78 :名無氏物語:2006/04/22(土) 15:30:59 ID:fc1/f9lq
むら時雨ふりみふらずみ紅のはつ花ぞめのみねの紅葉葉(九条教実)

79 :名無氏物語:2006/04/23(日) 01:35:19 ID:iVMqwq5v
すみませんが細川ガラシャの辞世を誰か教えてください
場違いですみません

80 :名無氏物語:2006/04/23(日) 05:42:48 ID:S2gK0HK1
冬のきてふりみふらずみ大和にはむら山有りて行く時雨かな(正広)

81 :名無氏物語:2006/04/23(日) 05:54:10 ID:S2gK0HK1
もみぢばをふきこす風はたつた山みねの松にも錦おりかく(源経信)

82 :名無氏物語:2006/04/23(日) 05:55:03 ID:S2gK0HK1
かすみたつ春の錦のをりを見よ柳さくらをたてぬきにして(雅経)

83 :名無氏物語:2006/04/23(日) 05:56:52 ID:mwX7qIAh
さくら色に錦おりかく吉野川春ふく風をたてぬきにして(為家)

84 :名無氏物語:2006/04/23(日) 06:03:19 ID:mwX7qIAh
七夕のいほはた衣けふぞおる恋やうらみをたてぬきにして(伏見院)

85 :名無氏物語:2006/04/23(日) 06:05:21 ID:mwX7qIAh
なるみ潟しほひの道をあけ行けば浪のなごりぞまづこほりける(雅有)

86 :名無氏物語:2006/04/23(日) 06:05:56 ID:mwX7qIAh
冬ふかみかもの川風さゆるよはみぎはの波ぞまづこほりける(洞院公賢)

87 :名無氏物語:2006/04/23(日) 06:07:05 ID:mwX7qIAh
いほりさす野島がさきの浜風にすすきおしなみ雪はふりきぬ(家隆)

88 :名無氏物語:2006/04/23(日) 06:12:21 ID:TVRGDGpa
やがてまた草葉の露もおきとめず風よりすぐる夕立の空(嘉元百首)

89 :名無氏物語:2006/04/23(日) 06:13:10 ID:TVRGDGpa
まだきより秋のやどりやしりぬらん涼しき風をさそふ扇は(藤葉集)

90 :名無氏物語:2006/04/23(日) 06:14:08 ID:TVRGDGpa
物おもふ雲のはたてになきそめてをりしもつらき秋の雁がね(新続古今524)

91 :名無氏物語:2006/04/23(日) 06:15:03 ID:TVRGDGpa
夢ならでまたもろこしのまぢかきは月みる夜半の心なりけり(嘉元百首)

92 :名無氏物語:2006/04/23(日) 06:15:55 ID:TVRGDGpa
龍田川水の秋をやいそぐらん紅葉をさそふ峰の嵐に(続千載583)

93 :名無氏物語:2006/04/23(日) 06:16:45 ID:TVRGDGpa
名残なきあだちの原の霜がれにまゆみ散りしく比のさびしさ(続後拾遺432)

94 :名無氏物語:2006/04/23(日) 06:20:58 ID:0Hvx54oN
みよし野は春のけしきに霞めどもむすぼほれたる雪の下草

95 :名無氏物語:2006/04/23(日) 06:22:07 ID:0Hvx54oN
めぐり逢ひてみしやそれとも分かぬまに雲がくれにし夜半の月かな

96 :名無氏物語:2006/04/23(日) 06:22:45 ID:0Hvx54oN
みし人の煙となりし夕べよりなぞむつまじきしほかまの浦

97 :名無氏物語:2006/04/23(日) 06:23:43 ID:0Hvx54oN
小山田にまかする水の浅みこそ袖はひづらめ早苗とるとて

98 :名無氏物語:2006/04/23(日) 06:25:05 ID:0Hvx54oN
逢ふまでの命を人にちぎらずはうきに堪へても得やは忍ばん

99 :名無氏物語:2006/04/23(日) 06:25:50 ID:0Hvx54oN
置く露は草葉の上と思ひしを袖さへぬれて秋は来にけり

100 :名無氏物語:2006/04/23(日) 06:30:44 ID:g5ANUXGP
わが宿のすすきおしなみふる雪にまがきの野べの道ぞたえぬる(良経)

101 :名無氏物語:2006/04/23(日) 06:31:38 ID:g5ANUXGP
山ざとのすすきおしなみ降る雪に年さへあやなつもりぬるかな(後鳥羽院)

102 :名無氏物語:2006/04/23(日) 06:32:46 ID:g5ANUXGP
しら雪のなべてふれれば梅の花冬さく色はかひなかりけり(慈円)

103 :名無氏物語:2006/04/23(日) 06:34:06 ID:g5ANUXGP
久方のあまぎる雪の峰よりもそれかとみえて霞む春かな(家隆)

104 :名無氏物語:2006/04/23(日) 15:38:30 ID:tjdwJN/T
降る雪はそれともみえずさざ波のよせてかへらぬおきつ島山(藤原知家[新拾遺])

105 :名無氏物語:2006/04/23(日) 15:39:04 ID:tjdwJN/T
梅が香もあまぎる月にまがへつつそれとも見えず霞むころかな(九条道家[新勅撰])

106 :名無氏物語:2006/04/23(日) 15:51:38 ID:9euCjav9
冬ごもりそれともみえずみわの山杉の葉しろく雪のふれれば(実朝)

107 :名無氏物語:2006/04/23(日) 15:54:18 ID:9euCjav9
夢よりもなほぞはかなき時鳥ねなくにあくるよはの一こゑ(平親清四女)

108 :名無氏物語:2006/04/23(日) 15:55:16 ID:9euCjav9
ほととぎす寝覚の声をききしよりあやめもしらぬ物をこそ思へ(大中臣能宣)

109 :名無氏物語:2006/04/23(日) 15:55:59 ID:9euCjav9
かやり火の下にもえつつあやめ草あやめもしらぬ恋のかなしき(曾根好忠)

110 :名無氏物語:2006/04/23(日) 15:56:37 ID:9euCjav9
おのが音も袖ぬらしけり時鳥鳴くやさ月のあやめひきつつ(家隆)

111 :名無氏物語:2006/04/23(日) 15:58:23 ID:9euCjav9
たがためにまちし五月のあやめ草あやめもしらぬほととぎすかな(雅経)

112 :名無氏物語:2006/04/23(日) 16:09:12 ID:7Br6PWqu
龍田川錦おりかく神な月しぐれの雨をたてぬきにして(古今314)

113 :名無氏物語:2006/04/23(日) 16:10:49 ID:7Br6PWqu
大空の月の光しきよければ影見し水ぞまづこほりける(古今316)

114 :名無氏物語:2006/04/23(日) 16:11:27 ID:7Br6PWqu
今よりはつぎてふらなむ我が宿のすすきおしなみふれる白雪(古今318)

115 :名無氏物語:2006/04/23(日) 16:12:48 ID:7Br6PWqu
神な月ふりみふらずみさだめなき時雨ぞ冬のはじめなりける(後撰445)

116 :名無氏物語:2006/04/23(日) 16:19:33 ID:osvptcw+
わけゆけばそれとも見えず朝ぼらけとほきぞ春の霞なりける(実氏[続後撰])

117 :名無氏物語:2006/04/23(日) 16:20:13 ID:osvptcw+
花の色はそれともみえず山ざくらあまぎる雲の春の明ぼの(為氏[続後拾遺])

118 :名無氏物語:2006/04/23(日) 16:21:56 ID:osvptcw+
山のははそれともみえずうづもれて雪にかたぶくありあけの月(源通氏[続拾遺])

119 :名無氏物語:2006/04/23(日) 16:22:37 ID:osvptcw+
時鳥鳴くやさ月にうゑし田を雁がねさむみ秋ぞくれぬる(善滋為政[新古今])

120 :名無氏物語:2006/04/23(日) 16:23:25 ID:osvptcw+
白妙の衣ほすよりほととぎすなくや卯月の玉川の里(家隆[続拾遺])

121 :名無氏物語:2006/04/23(日) 16:23:59 ID:osvptcw+
うちしめりあやめぞかをる時鳥鳴くやさ月の雨の夕暮(良経[新古今])

122 :名無氏物語:2006/04/23(日) 16:34:01 ID:nEzr9EFT
ほととぎす咲くやそのかみ潔癖の母癇癪の父にまみえし(塚本邦雄)

123 :名無氏物語:2006/04/23(日) 16:34:39 ID:nEzr9EFT
朝風にうばらかをりて時鳥なくや卯月の志賀の山越(蓮月)

124 :名無氏物語:2006/04/23(日) 16:46:28 ID:6Md0gpnL
さてもいかに岩垣沼のあやめ草あやめもしらぬ袖の玉水(後鳥羽院[新続古今])

125 :名無氏物語:2006/04/23(日) 16:50:48 ID:6Md0gpnL
我が恋は人しれぬまのあやめ草あやめぬほどぞねをも忍びし(宮内卿[玉葉])

126 :名無氏物語:2006/04/23(日) 17:00:15 ID:IzsVwItA
きのふより軒ばにふける草の名のあやめもしらぬ五月雨の比(順徳院)

127 :名無氏物語:2006/04/23(日) 17:00:49 ID:IzsVwItA
あやめ草ふきそめしより時鳥なくやさ月のこゑかをるなり(長嘯子)

128 :名無氏物語:2006/04/23(日) 17:02:17 ID:IzsVwItA
おほゐ河くだす筏のみなれざをさしいづる物は涙なりけり(和泉式部)

129 :名無氏物語:2006/04/23(日) 17:03:35 ID:IzsVwItA
よそにのみ恋ひてふことのみなれざを今日は我が手にとりてけるかな(覚性法親王)

130 :名無氏物語:2006/04/23(日) 17:15:43 ID:fpPApTIR
もろともになくやさ月の時鳥はれぬおもひの雲のはたてに(泰光[続後撰])

131 :名無氏物語:2006/04/23(日) 17:16:14 ID:fpPApTIR
時鳥おのが五月のくれはどりあやめもしらぬときとなくなり(二条為忠[新葉])

132 :名無氏物語:2006/04/23(日) 17:23:55 ID:fpPApTIR
熊野川くだす早瀬のみなれざをさすがみなれぬ浪の通ひ路(後鳥羽院[新古今])

133 :名無氏物語:2006/04/23(日) 17:24:27 ID:fpPApTIR
大井河せぜにいく夜かみなれざをくだす筏の床の月かげ(二条為藤[新後拾遺])

134 :名無氏物語:2006/04/23(日) 17:25:22 ID:fpPApTIR
かづらきや高間の山のさくら花雲井のよそにみてや過ぎなん(藤原顕輔[千載])

135 :名無氏物語:2006/04/23(日) 17:50:09 ID:Da4CIZm2
かづらきや高間の山の花ざかり雲のよそなる雲をみるかな(藤原有家[続古今])

136 :名無氏物語:2006/04/23(日) 17:50:48 ID:Da4CIZm2
かづらきや高間の山にさすしめのよそにのみやは恋ひんと思ひし(家隆[新拾遺])

137 :名無氏物語:2006/04/23(日) 17:51:27 ID:Da4CIZm2
かづらきや高間の山にゐる雲のよそにもしるき夕立のそら(後嵯峨院[新拾遺])

138 :名無氏物語:2006/04/23(日) 17:52:29 ID:Da4CIZm2
糸薄こなたかなたにうゑおきてあだなる露の玉の緒にせむ(後嵯峨院[続古今])

139 :名無氏物語:2006/04/23(日) 17:53:09 ID:Da4CIZm2
物やおもふ雲のはたての夕暮にあまつ空なる初雁のこゑ(後鳥羽院[続千載])

140 :名無氏物語:2006/04/23(日) 17:53:50 ID:Da4CIZm2
夕さればあまつ空なる秋風にゆくへもしらぬ人をこひつつ(実氏[続後撰])

141 :名無氏物語:2006/04/23(日) 18:04:43 ID:ezl4XWbo
かづらきや高間の山の時鳥雲ゐのよそに鳴きわたるなり(実朝) 

142 :名無氏物語:2006/04/23(日) 18:06:22 ID:ezl4XWbo
雲をよそにすみこそわたれかづらきや高間の山の秋のよの月(常縁)

143 :大沼ユミ ◆cj4.95aVS6 :2006/04/23(日) 22:02:30 ID:N7eJgBG1
夕闇はみちたづたづし 月待ちて行ませ吾が背子その間にも見む
[大宅女・万葉集712]

144 :名無氏物語:2006/04/24(月) 02:44:56 ID:4Esf3arb
さても聞こし召せよ>>1。すれとかかはりなきことなれど。
きのふ男色自衛官の多き発展場にいきたるに、なでふこともなうひとのおほくあらば、えもいられず。
よう見るに、入り口に広告の下がりて、「今週はSG筋肉爆発祭り(筋肉質の方は500円OFF)」となむ書きたる。
あなや、をこかな、しれ者かなと。
わぬしら、よき人は筋肉祭り五百円引きばかりにて、ひごろ来も来ぬ発展場になどかきたらむ。
五百円引きよや、よや。
相方連れあり。自慢の相方引きつれて発展場にきたる、いとむくつけし。
あまつさえ、兄貴は浮いた銭にてコンドーム壱ダースほど頼まふわいの、など言う様こそ、かたはらいたけれ。
五百円給ぶに往ねよかし。
さるは、自衛官多き発展場てふ所、げに殺伐たらむこそつきづきしけれ。
戦の字めく寝台のあなたざまに居たるをのこどものいさかいいつ始まらむとも
しらず、かたみに犯すや犯されるやと案ぜらるるけしきのいとをかしかるべきを、
ジャニーズ系、かわいい系らはいぬべし。
かかるうちに、やうやうゐらるるかと思ひしに、傍らなるしづ山がつ(陸二曹)の、特大サイズのローションを
とかや聞くに、さらにぶち切れたれ。
いで、ローションなるものはこのごろにてはつゆ流行らざるを、げにをこざまなるかな。
したり顔して何のローションをや。
さはまことにローションもちひまほしきものかと問はばや。
問ひ詰めばや。半刻ばかりぞ問ひつめばや。
むげにローションこそもちひまほしきのみにやあらむ。
発展場知りたるまろに言はすれば、月ごろ発展場知りたる人の間につとに流行らむは、
なほローション無きにこそあらめ。
ローション無きコンドーム無き、これなむ才ある人のセックスなる。
ローション無きてふは、ローション一滴たりとももちひざりぬるに、摩擦大めなる。
これこそ。
またコンドーム無きは、いふもおろかなり。
さるに、こを実践せば次よりMなる自衛官に目つけらるるは必定ななれば、
危ふき諸刃の剣にて、つたなき人にはえ薦めぬわざにこそあんなれ。
とまれかうまれ、わぬしらつたなき人はラッシュなどようをが吸えかし、とこそ。

145 :名無氏物語:2006/04/24(月) 07:46:24 ID:/nWH7GCc
よそにのみ見てややみなむかづらきや高間の山の嶺のしら雲(新古990)

146 :名無氏物語:2006/04/24(月) 07:53:22 ID:QKe1Zw+0
くりかへしたのめてもなほ逢ふことのかた糸をやは玉の緒にせむ(良経)

147 :名無氏物語:2006/04/24(月) 07:55:00 ID:QKe1Zw+0
天つ空雲のはたてに飛ぶ鳥のあすかの里をおきや別れん(家隆)

148 :名無氏物語:2006/04/24(月) 07:55:42 ID:QKe1Zw+0
天つ空我が思ふ人か郭公雲のはたてに声の聞ゆる(宗良親王)

149 :名無氏物語:2006/04/24(月) 08:02:49 ID:7cZ8Nxi/
とまらじな雲のはたてにしたふとも天つ空なる秋の別は(為家[続後拾遺])

150 :名無氏物語:2006/04/24(月) 08:03:29 ID:7cZ8Nxi/
山ざくら雲のはたての春風にあまつ空なる花の香ぞする(雅有[続千載])

151 :名無氏物語:2006/04/24(月) 08:04:12 ID:7cZ8Nxi/
物おもふ雲のはたてになきそめてをりしもつらき秋の雁がね(為子[新続古今])

152 :名無氏物語:2006/04/24(月) 08:04:50 ID:7cZ8Nxi/
いつまでか草の枕のしら露のおくとはいそぎぬとはしほれん(冷泉為秀[新拾遺])

153 :名無氏物語:2006/04/24(月) 08:08:48 ID:hWSkF5KT
雪ふればかねてぞ見ゆる鏡山ちりかふ花の春のおもかげ(新続古今703)

154 :名無氏物語:2006/04/24(月) 08:09:31 ID:hWSkF5KT
いつしかとはつ山あゐの色に出でて思ひそめつる程をみせばや(新千載1022)

155 :名無氏物語:2006/04/24(月) 08:10:08 ID:hWSkF5KT
夢路にはうつつばかりの関やなきこゆとぞ見つる逢坂の山(新千載1163)

156 :名無氏物語:2006/04/24(月) 08:10:43 ID:hWSkF5KT
ことのはにそへても今はかへさばやわすらるる身にのこる面かげ(新後撰1119)

157 :名無氏物語:2006/04/24(月) 08:11:24 ID:hWSkF5KT
とふ人の跡見しことは昔にておなじ世にふる雪もうらめし(新千載1547)

158 :名無氏物語:2006/04/24(月) 08:12:14 ID:hWSkF5KT
夕暮の空こそ今はあはれなれ待ちも待たれし時ぞと思へば(玉葉1785)

159 :名無氏物語:2006/04/24(月) 08:16:08 ID:2NKD/UDg
大江山いくのの道の遠ければまだふみもみず天の橋立

160 :名無氏物語:2006/04/24(月) 08:16:57 ID:2NKD/UDg
しぬばかり歎きにこそは歎きしかいきて逢ふべき君にしあらねば

161 :名無氏物語:2006/04/24(月) 08:17:32 ID:2NKD/UDg
思ひ出でて誰をか人の尋ねましうきに堪へたる命ならずは

162 :名無氏物語:2006/04/24(月) 08:18:06 ID:2NKD/UDg
吹く風ものどけき花の都鳥をさまれる代のことやとはまし

163 :名無氏物語:2006/04/24(月) 08:18:42 ID:2NKD/UDg
しらせばやとばかり物を思ふこそならはぬ恋のはじめなりけれ

164 :名無氏物語:2006/04/24(月) 08:19:20 ID:2NKD/UDg
恨みても泣きてもいかがかこたまし見し夜の月の辛さならでは

165 :名無氏物語:2006/04/24(月) 08:23:01 ID:8gy/G5xS
夕暮は雲のはたてにおり立ちてそはの山田にとる早苗かな(正徹)

166 :名無氏物語:2006/04/24(月) 08:23:47 ID:8gy/G5xS
あすよりは天つ空にや恋佗びん雲のはたてに春はくれにき(肖柏)

167 :名無氏物語:2006/04/24(月) 08:24:26 ID:8gy/G5xS
白露の置くとは野辺の花を見て寝(ぬ)とはしのばん荻の上風(藤原隆信)

168 :名無氏物語:2006/04/24(月) 08:25:08 ID:8gy/G5xS
小山田のいなばの露の袖の上に置くとは歎きもりあかすかな(宗良親王)

169 :名無氏物語:2006/04/24(月) 08:25:49 ID:8gy/G5xS
朝露の置くとはなげき寝ともなき夢路よぶかく出でし空かな(実隆)

170 :名無氏物語:2006/04/24(月) 13:38:20 ID:UT4k3153
つれもなき人をやねたく白露のおくとはなげきぬとはしのばむ(古今486)

171 :名無氏物語:2006/04/24(月) 13:38:57 ID:UT4k3153
ちはやぶる賀茂の社のゆふだすきひと日も君をかけぬ日はなし(古今487)

172 :名無氏物語:2006/04/24(月) 13:40:33 ID:UT4k3153
我が恋はむなしき空にみちぬらし思ひやれどもゆく方もなし(古今488)

173 :名無氏物語:2006/04/24(月) 13:46:26 ID:4YcOfWKU
ちはやぶる賀茂の社のゆふだすきちとせを君にかけよとぞ思ふ(良平)

174 :名無氏物語:2006/04/24(月) 13:47:18 ID:4YcOfWKU
わが恋は行かたもなきながめよりむなしき空に秋風ぞふく(慈円)

175 :名無氏物語:2006/04/24(月) 13:48:47 ID:4YcOfWKU
五月雨はむなしき空にみちぬらしゆくかたみえずあくるしら雲(藤原基家)

176 :名無氏物語:2006/04/24(月) 13:49:21 ID:4YcOfWKU
ながめてもむなしき空の秋霧にいとどおもひのゆく方もなし(頓阿)

177 :名無氏物語:2006/04/24(月) 13:55:29 ID:xITcLuZq
山びこもこたへぞあへぬ夕附日さすや岡べの蝉のもろ声(俊恵[新拾遺])

178 :名無氏物語:2006/04/24(月) 13:56:41 ID:xITcLuZq
夕づく日さすや岡べのこがらしに松をのこしてちる紅葉かな(花山院師継[続古今])

179 :名無氏物語:2006/04/24(月) 13:57:56 ID:xITcLuZq
昨日までみたらし河にせしみそぎ志賀のうら浪たちぞかはれる(実行[千載])

180 :名無氏物語:2006/04/24(月) 13:59:12 ID:xITcLuZq
恋せじとせし御そぎこそうけずとも逢瀬はゆるせかもの河波(三条実継[新続古今])

181 :名無氏物語:2006/04/24(月) 13:59:50 ID:xITcLuZq
思ひそめしひと夜の松のたねしあれば神の宮ゐも千代やかさねん(二条道平[風雅])

182 :名無氏物語:2006/04/24(月) 14:00:28 ID:xITcLuZq
夕さればわが身のみこそかなしけれいづれの方に枕さだめむ(兼茂女[後撰])

183 :名無氏物語:2006/04/24(月) 14:08:14 ID:ezpsoVhH
朝づく日さすや岡べの草の葉にすがれる露をよそにやはみる(慈円)

184 :名無氏物語:2006/04/24(月) 14:09:03 ID:ezpsoVhH
夕附日さすや岡辺の桃の花空もうつろふ色にみえつつ(順徳院)

185 :名無氏物語:2006/04/24(月) 14:09:43 ID:ezpsoVhH
松の葉のいつともわかぬ岡のべに今一しほの下もみぢかな(細川幽斎)

186 :名無氏物語:2006/04/24(月) 14:10:17 ID:ezpsoVhH
松の葉のいつともわかぬこのまより雪もときはの富士をみるかな(本居宣長)

187 :名無氏物語:2006/04/24(月) 14:11:23 ID:ezpsoVhH
思ふこといはねばこそあれ人しれぬ心のうちはくるしきものを(基家)

188 :名無氏物語:2006/04/24(月) 14:12:05 ID:ezpsoVhH
恋しくもいかがなからん岩つつじいはねばこそあれ有りしその世は(宗尊親王)

189 :定家厨:2006/04/24(月) 14:18:01 ID:sS7Byq7F
契ありてうつろはんとや白菊のもみぢのしたの花にさきけん

190 :定家厨:2006/04/24(月) 14:19:00 ID:sS7Byq7F
山かげはなほまちわびぬさくら花いたりいたらぬ春をうらみて

191 :定家厨:2006/04/24(月) 14:19:59 ID:sS7Byq7F
春のきてあひみんことは命ぞと思ひし花ををしみつるかな

192 :定家厨:2006/04/24(月) 14:21:01 ID:sS7Byq7F
ちる花はゆきとのみこそ故郷を心のままにかぜぞ吹きしく

193 :定家厨:2006/04/24(月) 14:21:48 ID:sS7Byq7F
山里は谷のうぐひすうちはぶき雪よりいづるこぞのふる声

194 :定家厨:2006/04/24(月) 14:22:46 ID:sS7Byq7F
わすられぬこぞの古声こひこひてなほめづらしき時鳥かな

195 :定家厨:2006/04/24(月) 14:38:35 ID:sS7Byq7F
おもふから猶うとまれぬ藤の花さくより春のくるるならひに

196 :定家厨:2006/04/24(月) 14:47:02 ID:sS7Byq7F
秋の野に涙はみえぬ鹿の音はわくるをがやの露をからなん

197 :名無氏物語:2006/04/24(月) 14:54:11 ID:QLK1Iv1b
わが心いくしほそめつ岩つつじいはねばこそあれ深き色香に(長嘯子)

198 :名無氏物語:2006/04/24(月) 14:54:56 ID:QLK1Iv1b
わが恋やすゑつむ花の色ならむ紅にのみぬるる袖かな(藤原時房)

199 :名無氏物語:2006/04/24(月) 14:55:45 ID:QLK1Iv1b
忍ぶればくるしきものを河内めの手染の糸の色に出でなん(藤原実経)

200 :名無氏物語:2006/04/24(月) 14:56:20 ID:QLK1Iv1b
たなばたの天の河原に恋せじと秋をむかふるみそぎすらしも(良経)

201 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:00:05 ID:lR7VRXDG
夕づくよさすや岡べの松の葉のいつともわかぬ恋もするかな(古今490)

202 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:00:36 ID:lR7VRXDG
思ひいづるときはの山の岩つつじ言はねばこそあれ恋しきものを(古今495)

203 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:01:08 ID:lR7VRXDG
人しれずおもへばくるし紅のすゑつむ花の色にいでなむ(古今496)

204 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:01:43 ID:lR7VRXDG
恋せじとみたらし川にせしみそぎ神はうけずぞなりにけらしも(古今501)

205 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:02:30 ID:lR7VRXDG
思ふにはしのぶることぞまけにける色にはいでじと思ひしものを(古今503)

206 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:06:48 ID:671nhAG9
よそにのみ見つつや恋ひむ紅の末摘む花の色にいでずとも(「万葉集」巻十)

207 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:09:35 ID:671nhAG9
わすれにし常盤の山の岩つつじいはねどわれに恋はまさらじ(「落窪物語」)

208 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:11:00 ID:671nhAG9
桜花にほひあまたに散らさじとおほふばかりの袖はありやは(「源氏物語」)

209 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:14:07 ID:11ojhlUz
恋せじとするにはあらず神風になびけみそぎの瀬々のゆふしで(正徹)

210 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:14:41 ID:11ojhlUz
ゆく水にあつさながすとせしみそぎ神はうけたる川風ぞふく(長流)

211 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:15:39 ID:11ojhlUz
虫のねもしのぶることぞまくずはらうらみや秋の色にいづらむ(雅経)

212 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:16:17 ID:11ojhlUz
くるしさはしのぶることぞ人の身にたえて涙のなき世ならねば(貞徳)

213 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:16:47 ID:11ojhlUz
日数ふる山より落つる滝の糸はなに水上を五月雨の比(中院通勝)

214 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:17:48 ID:11ojhlUz
たねしあればほとけの身ともなりぬべし岩にも松はおひけるものを(良経)

215 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:21:23 ID:2jVut6cs
こひしなぬ身のおこたりぞ年へぬるあらばあふ世の心づよさに(定家[新勅撰])

216 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:22:55 ID:2jVut6cs
恋といへば世のつねのとや思ふらむけさの心はたぐひだになし(敦道親王[新勅撰])

217 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:24:41 ID:2jVut6cs
うしと思ふものからぬるる袖のうらひだりみぎにも波やたつらむ(道家[新勅撰])

218 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:29:56 ID:671nhAG9
あしひきの山のやまどりやまずのみしげき我が恋ましてくるしも(「松浦宮物語」)

219 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:31:16 ID:671nhAG9
忘れなむと思ふもものの悲しきをいかさまにしていかさまにせむ(「源氏物語」)

220 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:32:41 ID:671nhAG9
ふたもとの杉のたちどをたづねずはふる川のべに君をみましや(「源氏物語」)

221 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:34:14 ID:671nhAG9
わが心なぐさめかねつ更科やをばすて山にてる月を見て(「大和物語」)

222 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:35:06 ID:671nhAG9
夏影の妻屋の下に衣たつ吾妹うらまけて吾がためたたばややおほにたて(「万葉集」巻七)

223 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:37:12 ID:671nhAG9
わするらむと思ふ心のうたがひにありしよりけに物ぞかなしき(「伊勢物語」二十一段)

224 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:38:39 ID:671nhAG9
思ふにはしのぶることぞ負けにける逢ふにしかへばさもあらばあれ(「伊勢物語」六十五段)

225 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:43:30 ID:StEkUS1O
八幡山木だかき松のたねしあれば千とせの後もたえじとぞ思ふ(実朝)

226 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:44:23 ID:StEkUS1O
しらざりつ袖にながるる涙川うきておもひのかかりけるよを(家隆)

227 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:46:08 ID:StEkUS1O
空にのみたつ朝霧の波のうへにうきて思ひのあまのつりぶね(雅経)

228 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:46:55 ID:StEkUS1O
いつとなき心も空の雲霧にうきて思ひのさみだれのころ(実隆)

229 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:47:36 ID:StEkUS1O
から衣かへすがへすぞうらめしき夢にも人の見えぬと思へば(熊谷直好)

230 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:48:31 ID:StEkUS1O
山おろし日も夕かげにふくときぞしみじみ人は恋しかりける(景樹)

231 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:55:47 ID:Xt4zZI8x
涙川なにみなかみをたづねけむ物思ふ時のわが身なりけり(古今511)

232 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:56:49 ID:Xt4zZI8x
たねしあれば岩にも松はおひにけり恋をし恋ひば逢はざらめやも(古今512)

233 :名無氏物語:2006/04/24(月) 15:57:44 ID:Xt4zZI8x
朝な朝なたつ河霧の空にのみうきて思ひのある世なりけり(古今513)

234 :名無氏物語:2006/04/24(月) 16:19:05 ID:HH0f40uP
ふしわびぬいかにねしよか草枕故郷人も夢にみえけむ(宗尊親王)

235 :名無氏物語:2006/04/24(月) 16:19:49 ID:HH0f40uP
いまはただ我のみかよふ夢路かないかにねしよか人の見えけむ(宗尊親王)

236 :名無氏物語:2006/04/24(月) 16:21:30 ID:HH0f40uP
人も又いかにねし夜のゆくへにて覚めざらましの夢に見えけん(正徹)

237 :名無氏物語:2006/04/24(月) 16:22:11 ID:HH0f40uP
目のまへにかはりぬめりとみるものをまた忘れずやありしよのこと(和泉式部)

238 :名無氏物語:2006/04/24(月) 16:23:51 ID:HH0f40uP
つらしともたれにかいはん目のまへにつれなき人の昔がたりを(如願)

239 :名無氏物語:2006/04/24(月) 16:24:35 ID:HH0f40uP
月よめばはやくも年のゆく水に数かきとむるしがらみぞなき(良経)

240 :名無氏物語:2006/04/24(月) 16:30:41 ID:2ZRgjz8e
草枕むすびさだめむかた知らずならはぬ野辺の夢のかよひ路(雅経[新古今])

241 :名無氏物語:2006/04/24(月) 16:31:21 ID:2ZRgjz8e
はかなくてみえつる夢の面影をいかにねし夜と又や偲ばん(土御門院小宰相[続古今])

242 :名無氏物語:2006/04/24(月) 16:32:21 ID:2ZRgjz8e
大空に標ゆふよりもはかなきはつれなき人を恋ふるなりけり(元良親王[続古今])

243 :名無氏物語:2006/04/24(月) 16:33:13 ID:2ZRgjz8e
人知れず落つる涙のつもりつつ数かくばかりなりにけるかな(藤原惟成[拾遺])

244 :名無氏物語:2006/04/24(月) 16:33:54 ID:2ZRgjz8e
はかなしやさてもいくよか行く水に数かきわぶる鴛鴦のひとりね(雅経[新古今])

245 :名無氏物語:2006/04/24(月) 16:37:09 ID:2ZRgjz8e
のちに又あらばあふよのたのみだにわがおいらくの身にはまたれず(源有長[続後撰])

246 :名無氏物語:2006/04/24(月) 16:53:44 ID:01rdgLBt
いかにしてしばし忘れむ命だにあらば逢ふ夜のありもこそすれ (拾遺646)

247 :名無氏物語:2006/04/24(月) 17:07:21 ID:CCQ+yVAg
あづまぢの道のはてなるひたち帯のかごとばかりも逢はむとぞ思ふ(新古1052)

248 :名無氏物語:2006/04/24(月) 17:19:58 ID:HQl1beZ5
恋ひ死なむのちのうき世はしらねども生きてかひなき物は思はじ(隆信[新勅撰])

249 :名無氏物語:2006/04/24(月) 17:31:27 ID:1RTBDy7r
年きはる身のゆくへこそかなしけれあらばあふよの春をやはまつ(雅経)

250 :名無氏物語:2006/04/24(月) 17:32:09 ID:1RTBDy7r
神山のやました水のわきかへりいはで物思ふ我ぞかなしき(実朝)

251 :名無氏物語:2006/04/24(月) 17:34:30 ID:1RTBDy7r
月みてもおぼろけにやはなぐさまむ霞のうちの更科の里(為家)

252 :名無氏物語:2006/04/24(月) 17:45:34 ID:PI4TnKS6
たえぬべき命を恋の恨にてあらばあふ世の末もたのまず(定為[続千載])

253 :名無氏物語:2006/04/24(月) 17:46:19 ID:PI4TnKS6
あふことをはつかに見えし月影のおぼろけにやはあはれとも思ふ(村上天皇[新古今])

254 :名無氏物語:2006/04/24(月) 17:47:25 ID:PI4TnKS6
たらちねのいさめしものをつくづくとながむるをだに問ふ人もなし(和泉式部[新古今])

255 :名無氏物語:2006/04/24(月) 17:48:35 ID:PI4TnKS6
今はただ親のいさめしうたたねの夢ぢにだにもあひみてしがな(殷富門院大輔[新千載])

256 :名無氏物語:2006/04/24(月) 18:06:07 ID:Cbz7d2fh
ともすれば親のいさめしうたたねの袖とふ月になみだ落ちつつ(下冷泉持為)

257 :名無氏物語:2006/04/24(月) 18:07:07 ID:Cbz7d2fh
うたたねの夢ばかりだにしらすなよ親のいさめし人もたがへじ(正徹)

258 :名無氏物語:2006/04/24(月) 18:08:17 ID:Cbz7d2fh
恋しきにうきもつらきも忘られて心なき身に成りにけるかな(俊成)

259 :名無氏物語:2006/04/24(月) 18:09:35 ID:Cbz7d2fh
あはれなりうきもつらきもききながらたへ忍びける人の心は(後嵯峨院)

260 :名無氏物語:2006/04/25(火) 00:59:59 ID:eOROsAz0
こえばやな東路ときく常陸帯のかごとばかりの相坂の関(郁芳門院安芸[新勅撰])

261 :名無氏物語:2006/04/25(火) 01:13:48 ID:naC5mvEX
恋ひ死ねとするわざならしむば玉の夜はすがらに夢に見えつつ(古今526)

262 :名無氏物語:2006/04/25(火) 01:20:53 ID:itv3OeBq
哀にぞなき俤もかよひける親のいさめしうたたねの夢(花山院長親[新葉])

263 :名無氏物語:2006/04/25(火) 01:31:51 ID:+7yuxTlY
ひたぶるに死なばなにかはさもあらばあれ生きてかひなき物思ふ身は(拾遺934)

264 :名無氏物語:2006/04/25(火) 01:37:14 ID:n3k7HECi
よそにのみ人をつらしと何か思ふ心よ我を憂きものと知れ(玉葉1804)

265 :名無氏物語:2006/04/25(火) 01:37:53 ID:n3k7HECi
あはれなりいまはののちの夕ぐれも我が心のみその世にぞ似る(十五番歌合)

266 :名無氏物語:2006/04/25(火) 01:39:00 ID:n3k7HECi
はかなくも今をうつつとたのむかな過ぎにしかたの夢にならはで(続後拾遺1227)

267 :名無氏物語:2006/04/25(火) 01:39:45 ID:n3k7HECi
あだし野や風まつ露をよそにみてきえんものとも身をば思はず(新後撰1501)

268 :名無氏物語:2006/04/25(火) 01:40:17 ID:n3k7HECi
吹きまよふ磯山あらし春さえて沖つ潮あひに淡雪ぞふる(続後拾遺16)

269 :名無氏物語:2006/04/25(火) 01:40:56 ID:n3k7HECi
さざ波やしがの古郷あれまくをいくよの花にをしみきぬらん(続千載110)

270 :名無氏物語:2006/04/25(火) 01:43:56 ID:t5pDjhzn
いにしへの奈良の都の八重桜けふ九重に匂ひぬるかな

271 :名無氏物語:2006/04/25(火) 01:44:38 ID:t5pDjhzn
別れにしその日ばかりはめぐりきて又もかへらぬ人ぞかなしき

272 :名無氏物語:2006/04/25(火) 01:45:16 ID:t5pDjhzn
はやくみし山井の水の薄氷うちとけさまはかはらざりけり

273 :名無氏物語:2006/04/25(火) 01:46:31 ID:t5pDjhzn
もらさばや思ふ心をさてのみはえぞ山城の井手のしがらみ

274 :名無氏物語:2006/04/25(火) 01:47:29 ID:t5pDjhzn
何か厭ふよもながらへじさのみやはうきに堪へたる命なるべき

275 :名無氏物語:2006/04/25(火) 01:48:11 ID:t5pDjhzn
今はとてみざらん秋の末までも思へばかなし夜半の月かげ

276 :名無氏物語:2006/04/25(火) 01:55:12 ID:7LAlJl8R
めぐりあはん契もしらぬひたち帯のひた道にのみ恋ひやわたらん(家隆)

277 :名無氏物語:2006/04/25(火) 01:55:52 ID:7LAlJl8R
命あらばめぐりあひなんひたち帯の結びそめてし契くちずは(後鳥羽院)

278 :名無氏物語:2006/04/25(火) 01:57:00 ID:7LAlJl8R
たのめつつこぬよのとこに恋ひしねとするわざならし君がつれなさ(後二条院)

279 :名無氏物語:2006/04/25(火) 01:57:42 ID:7LAlJl8R
恋ひしねとするわざならば夢よりもうつつに一目みゆべきものを(宗良親王家京極)

280 :名無氏物語:2006/04/25(火) 02:01:57 ID:R1Np/zMr
恋ひしねとするわざしるきつれなさにまさりてうきは命なりけり(源兼氏[新千載])

281 :名無氏物語:2006/04/25(火) 02:03:04 ID:R1Np/zMr
風さむみするわざならし長月のよるはすがらに衣うつ声(二条為道[続後拾遺])

282 :名無氏物語:2006/04/25(火) 02:03:55 ID:R1Np/zMr
から衣かへすたのみもなみだ河枕ながるる夜半ぞかなしき(九条隆博[新千載])

283 :名無氏物語:2006/04/25(火) 02:04:37 ID:R1Np/zMr
敷妙の枕ながるる涙川身をはやながらみる夢ぞなき(源有長[新千載])

284 :名無氏物語:2006/04/25(火) 08:30:01 ID:F00F3OGG
をし鳥の床もさだめぬうきねして枕ながるる冬のいけ水(頓阿)

285 :名無氏物語:2006/04/25(火) 08:32:34 ID:F00F3OGG
秋の日のあやしきほどの夕暮に荻ふく風のおとぞきこゆる(徽子女王)

286 :302:2006/04/25(火) 08:33:23 ID:F00F3OGG
ん?
何?

287 :名無氏物語:2006/04/25(火) 08:34:01 ID:F00F3OGG
そのこととさしておもはぬ袖の上もげにあやしきは秋の夕暮(二条院讃岐)

288 :名無氏物語:2006/04/25(火) 15:39:28 ID:MMWb1HIB
草葉だに露おきあへぬ夕ぐれの袖にあやしき秋のはつかぜ(伏見院)

289 :名無氏物語:2006/04/25(火) 15:41:43 ID:MMWb1HIB
限りなき袖の涙もあやしきは浮世のうへの秋の夕ぐれ(肖柏)

290 :名無氏物語:2006/04/25(火) 15:43:40 ID:MMWb1HIB
いなづまのひかりのまにもなるかみの声にとくらん法をきかばや(俊頼)

291 :名無氏物語:2006/04/25(火) 15:44:41 ID:MMWb1HIB
入るまでに月はながめつ稲妻のひかりの間にも物思ふ身の(家隆)

292 :名無氏物語:2006/04/25(火) 15:56:35 ID:V9o25cNj
いとかくてやみぬるよりはいなづまの光のまにも君をみてしか(大輔[後撰])

293 :名無氏物語:2006/04/25(火) 16:09:55 ID:+6fkjeyq
いつとても恋しからずはあらねども秋のゆふべはあやしかりけり(古今546)

294 :名無氏物語:2006/04/25(火) 16:10:53 ID:+6fkjeyq
秋の田の穂のうへをてらすいなづまの光のまにも我やわするる(古今548)

295 :名無氏物語:2006/04/25(火) 16:15:41 ID:sO8bzX0k
うつせみはむなしきからも残りけりきえて跡なき朝がほの露(為定)


296 :名無氏物語:2006/04/25(火) 16:16:35 ID:sO8bzX0k
恋ひしなばむなしきからを枕よりあとよりたれか哀ともみん(正徹)

297 :名無氏物語:2006/04/25(火) 16:17:39 ID:sO8bzX0k
聞きつるは夢かうつつか時鳥ねてか覚めてか夜の一声(他阿)

298 :名無氏物語:2006/04/25(火) 16:18:13 ID:sO8bzX0k
花の夢さむる青葉のうつつしる我さへに又ねてかさめてか(長嘯子)

299 :名無氏物語:2006/04/25(火) 16:18:59 ID:sO8bzX0k
きみやこし我や行きけむおもほえず夢かうつつかねてかさめてか(恬子内親王)

300 :名無氏物語:2006/04/25(火) 16:19:47 ID:sO8bzX0k
かきくらす心の闇にまどひにき夢うつつとは世人さだめよ(業平)

301 :名無氏物語:2006/04/25(火) 16:26:08 ID:49YP5K8l
夕されば野もせにすがく白露のたまればかてに秋風ぞ吹く(有家[玉葉])

302 :名無氏物語:2006/04/25(火) 16:26:54 ID:49YP5K8l
世の中のうつつのやみにみる夢のおどろく程はねてかさめてか(慈円[新拾遺])

303 :名無氏物語:2006/04/25(火) 16:27:48 ID:49YP5K8l
見ても又われやゆきけんとばかりにけさ恋ひわたる夢の浮橋(公経[続後撰])

304 :定家厨:2006/04/25(火) 16:32:19 ID:bBkwZ6JJ
うらめしやまたれまたれて時鳥それかあらぬかむらさめの空

305 :定家厨:2006/04/25(火) 16:33:05 ID:bBkwZ6JJ
まちわびぬ心づくしの春霞花のいざよふ山のはの空

306 :定家厨:2006/04/25(火) 16:34:02 ID:bBkwZ6JJ
月きよみ羽うちかはしとぶ雁のこゑ哀なる秋風の空

307 :定家厨:2006/04/25(火) 16:34:32 ID:bBkwZ6JJ
思ひたつ山のいく重もしら雲に羽うちかはし帰る雁がね

308 :定家厨:2006/04/25(火) 16:35:19 ID:bBkwZ6JJ
くもりなき浜のまさごに君が世の数さへみゆる冬の月影

309 :定家厨:2006/04/25(火) 16:35:55 ID:bBkwZ6JJ
むかし思ふ草にやつるる軒ばよりありしながらの秋のよの月

310 :定家厨:2006/04/25(火) 16:36:35 ID:bBkwZ6JJ
とぶ雁の涙もいとどそほちけりささわけし野べの萩の上の露

311 :定家厨:2006/04/25(火) 16:37:08 ID:bBkwZ6JJ
たのむべき花のあるじも道たえぬさらにやとはん春の山ざと

312 :名無氏物語:2006/04/25(火) 16:41:06 ID:+7yuxTlY
ほととぎす雲のいづくに忍びきて空よりもらす初音なるらむ(新千載224)

313 :名無氏物語:2006/04/25(火) 16:41:46 ID:+7yuxTlY
月影に鵜舟のかがりさしかへて暁やみの夜川こぐなり(風雅371)

314 :名無氏物語:2006/04/25(火) 16:43:19 ID:+7yuxTlY
すむ月の影さしそへて入江こぐ芦分け小舟秋風ぞふく(続千載491)

315 :名無氏物語:2006/04/25(火) 16:44:00 ID:+7yuxTlY
難波がた入潮ちかくかたぶきて月より寄する沖つ白波(新拾遺442)

316 :名無氏物語:2006/04/25(火) 16:44:59 ID:+7yuxTlY
あられふる雲のたえまの夕づく日ひかりをそへて玉ぞみだるる(玉葉1008)

317 :名無氏物語:2006/04/25(火) 16:45:48 ID:+7yuxTlY
人をこそ恨みはつとも面影のわすれぬ月をえやはいとはん(新拾遺1352)

318 :名無氏物語:2006/04/25(火) 16:52:36 ID:QTtu7YJH
五月雨の空もとどろに郭公なにを憂しとかよただなくらむ(貫之『古今集』)

319 :名無氏物語:2006/04/25(火) 17:01:49 ID:W4hs41qP
見るとなき闇のうつつにあくがれてうちぬるなかの夢やたえなむ(道家[新勅撰])

320 :名無氏物語:2006/04/25(火) 17:09:59 ID:PaWA6jja
梅の花よるは夢にも見てしがな闇のうつつのにほふばかりに(平忠盛)

321 :名無氏物語:2006/04/25(火) 17:11:20 ID:PaWA6jja
さだかなる夢もむかしとむばたまの闇のうつつににほふたちばな(雅経)

322 :名無氏物語:2006/04/25(火) 17:12:24 ID:PaWA6jja
いかにせん闇のうつつをいとひても夢にまさらぬみじか夜の月(宗尊親王)

323 :名無氏物語:2006/04/25(火) 17:13:12 ID:PaWA6jja
野も山もさだかにみえてむば玉の闇のうつつにふれるしら雪(頓阿)

324 :名無氏物語:2006/04/25(火) 17:13:55 ID:PaWA6jja
夢にだにあひみぬ中を後のよの闇のうつつにまたやしたはむ(慶運)

325 :名無氏物語:2006/04/25(火) 17:26:38 ID:sBMcJhzQ
あかざりし闇のうつつをかぎりにて又も見ざらん夢ぞはかなき(安嘉門院四条[風雅])

326 :名無氏物語:2006/04/25(火) 17:27:29 ID:sBMcJhzQ
さだかにも浮世の夢をさとらずは闇のうつつになほやまよはん(澄覚[続古今])

327 :名無氏物語:2006/04/25(火) 17:29:07 ID:sBMcJhzQ
ありとてもあはぬためしの名取川くちだにはてねせぜの埋木(寂蓮[新古今])

328 :名無氏物語:2006/04/25(火) 17:30:32 ID:sBMcJhzQ
なげかずよいまはたおなじ名取川せぜの埋木くちはてぬとも(良経[新古今])

329 :名無氏物語:2006/04/25(火) 17:31:22 ID:sBMcJhzQ
あらはれてくやしき物は名取川たえける中のせぜの埋木(為子[新千載])

330 :名無氏物語:2006/04/25(火) 17:32:28 ID:sBMcJhzQ
名取川春のひかずはあらはれて花にぞしづむせぜのむもれ木(定家[続後撰])

331 :名無氏物語:2006/04/25(火) 17:35:39 ID:iJJZYpt2
夢もみじうき人づての一言に闇のうつつはねてあかせども(正徹)

332 :名無氏物語:2006/04/25(火) 17:36:47 ID:iJJZYpt2
むば玉の闇のうつつにみてもしれ夢にぞかきしからすばの文(正徹)

333 :名無氏物語:2006/04/25(火) 17:37:40 ID:iJJZYpt2
みし夢をやみのうつつになす物はけさ手枕にのこるうつり香(長嘯子)

334 :名無氏物語:2006/04/25(火) 17:38:35 ID:iJJZYpt2
春夜の夢のまくらをとひすてて闇のうつつに帰る雁金(小沢蘆庵)

335 :名無氏物語:2006/04/25(火) 17:39:19 ID:iJJZYpt2
よる波もたかしのはまの松風のねにあらはれて君が名もをし(式子内親王)

336 :名無氏物語:2006/04/25(火) 17:40:03 ID:iJJZYpt2
風ふけば波うつきしの岩なれやかたくもあるか人のこころの(実朝)

337 :名無氏物語:2006/04/25(火) 17:47:51 ID:8Ufaxphr
住吉の浪うつ岸の草なれや人めわすれてぬるるたもとは(源兼氏[続千載])

338 :名無氏物語:2006/04/25(火) 17:48:36 ID:8Ufaxphr
浦風やとはになみこすはま松のねにあらはれてなく千鳥かな(定家[続後撰])

339 :名無氏物語:2006/04/25(火) 17:59:05 ID:iJHOK4Ol
たぎつせと名のながるれば玉の緒のあひ見しほどを比べつるかな(伊勢[古今])

340 :名無氏物語:2006/04/26(水) 07:52:30 ID:yfbwWNbW
七夕の秋さり衣ぬれぬまはけふの今夜の玉のをばかり(俊恵)

341 :名無氏物語:2006/04/26(水) 07:53:31 ID:yfbwWNbW
今朝はしもおきけんかたも白露の玉のをばかりあるはあるかは(順徳院)

342 :名無氏物語:2006/04/26(水) 07:54:10 ID:yfbwWNbW
浅ましやあさかの沼の花かつみかつみなれても袖はぬれけり(式子内親王)

343 :名無氏物語:2006/04/26(水) 07:55:23 ID:yfbwWNbW
夏はまたあさかの沼の花かつみかつみる色にうつる恋かな(家隆)

344 :名無氏物語:2006/04/26(水) 07:56:34 ID:yfbwWNbW
ささ分けしあさかの沼の花かつみかつみる夢のあくるほどなさ(後鳥羽院)

345 :名無氏物語:2006/04/26(水) 08:00:16 ID:MhndhX9f
花かつみかつみても猶たのまれずあさかの沼のあさき心は(小倉公雄[続千載])

346 :名無氏物語:2006/04/26(水) 08:01:05 ID:MhndhX9f
あじろ木にいざよふ浪のおとふけてひとりやねぬる宇治の橋姫(慈円[新古今])

347 :名無氏物語:2006/04/26(水) 08:01:36 ID:MhndhX9f
かたしきの袖をや霜にかさぬらむ月に夜がるる宇治の橋姫(幸清[新古今])

348 :名無氏物語:2006/04/26(水) 08:02:10 ID:MhndhX9f
さむしろや待つよの秋の風ふけて月をかたしく宇治の橋姫(定家[新古今])

349 :名無氏物語:2006/04/26(水) 08:02:44 ID:MhndhX9f
かたしきの袖になれぬる月かげの秋もいくよぞ宇治の橋姫(俊成女[玉葉])

350 :名無氏物語:2006/04/26(水) 08:05:19 ID:Es8gJ29i
あけぬれば色ぞわかるる山のはの雲と花とのきぬぎぬの空(惟宗光吉集)

351 :名無氏物語:2006/04/26(水) 08:05:52 ID:Es8gJ29i
雨はるるなごりの露やおもからし下枝かずそふ山ざくらかな(惟宗光吉集)

352 :名無氏物語:2006/04/26(水) 08:07:02 ID:Es8gJ29i
ふじのねははれゆく空にあらはれてすそ野にくだる夕立の雲(風雅1515)

353 :名無氏物語:2006/04/26(水) 08:07:40 ID:Es8gJ29i
みし秋の尾花の波にこえてけり真野の入江の雪のあけぼの(惟宗光吉集)

354 :名無氏物語:2006/04/26(水) 08:08:42 ID:Es8gJ29i
いつしかとほのめかさばや初尾花たもとに露のかかるおもひを(惟宗光吉集)

355 :名無氏物語:2006/04/26(水) 08:09:31 ID:Es8gJ29i
夜をこめて山路はこえぬ有明の月より後の友やなからん(続千載833)

356 :名無氏物語:2006/04/26(水) 08:13:05 ID:Ur31+UKG
たよりある風も吹くやと松島によせて久しき天の橋立

357 :名無氏物語:2006/04/26(水) 08:13:43 ID:Ur31+UKG
忘らるる身はことわりと知りながら思ひあへぬは涙なりけり

358 :名無氏物語:2006/04/26(水) 08:14:20 ID:Ur31+UKG
よしさらばつらきは我に習ひけり頼めてこぬは誰かをしへし

359 :名無氏物語:2006/04/26(水) 08:14:52 ID:Ur31+UKG
春はなほ霞むにつけてふかき夜の哀れをみする月の影かな

360 :名無氏物語:2006/04/26(水) 08:15:27 ID:Ur31+UKG
いかでまた逢はでやみにし奥山の岩かき清水かげをだに見ん

361 :名無氏物語:2006/04/26(水) 08:16:07 ID:Ur31+UKG
ながき夜の寝覚に思ふほどばかり浮世をいとふ心ありせば

362 :定家厨:2006/04/26(水) 08:18:16 ID:+8jOgibi
冬の夜のながきかぎりはしられにきねなくにあくる袖のつららに

363 :定家厨:2006/04/26(水) 08:19:03 ID:+8jOgibi
たがために鳴くや五月の夕とて山時鳥なほまたるらん

364 :定家厨:2006/04/26(水) 08:19:47 ID:+8jOgibi
郭公空につたへよ恋ひわびてなくや五月のあやめわかずと

365 :定家厨:2006/04/26(水) 08:20:19 ID:+8jOgibi
片糸をよるよる峰にともすひにあはずは鹿の身をもかへじを

366 :定家厨:2006/04/26(水) 08:21:27 ID:+8jOgibi
昨日けふ雲のはたてにながむとて見もせぬ人の思ひやはしる

367 :定家厨:2006/04/26(水) 08:22:04 ID:+8jOgibi
あはれ又けふも暮れぬとながめする雲のはたてに秋風ぞ吹く

368 :定家厨:2006/04/26(水) 08:22:38 ID:+8jOgibi
ゆふ日かげさすや岡べの玉篠を一夜のやどりたのみてぞかる

369 :定家厨:2006/04/26(水) 08:23:17 ID:+8jOgibi
しのばるるときはの山の岩つつじ春のかたみの数ならねども

370 :初心者アキ:2006/04/26(水) 15:36:36 ID:2eh/ahaR
失恋の歌で好きな歌ありますか??

371 :定家厨:2006/04/27(木) 00:45:08 ID:cMMqjW+X
こひしなぬ身のおこたりぞ年へぬるあらばあふ世の心づよさに

372 :定家厨:2006/04/27(木) 00:46:03 ID:cMMqjW+X
やどりこしたもとは夢かとばかりにあらばあふ夜のよその月影

373 :定家厨:2006/04/27(木) 00:48:04 ID:cMMqjW+X
ひたちおびのかごともいとどまとはれて恋こそ道のはてなかりけれ

374 :定家厨:2006/04/27(木) 00:50:20 ID:cMMqjW+X
しきたへの枕ながるる床の上にせきとめがたく人ぞ恋しき

375 :定家厨:2006/04/27(木) 00:51:43 ID:cMMqjW+X
あぢきなくなにと身にそふ面影ぞそれとも見えぬ闇のうつつに

376 :定家厨:2006/04/27(木) 00:53:54 ID:cMMqjW+X
いつはりのたが面影か身にそはむ夢にまさらぬ闇のうつつに

377 :定家厨:2006/04/27(木) 00:56:37 ID:cMMqjW+X
名取川春のひかずはあらはれて花にぞしづむせぜのむもれ木

378 :定家厨:2006/04/27(木) 00:57:14 ID:cMMqjW+X
名取川わたればつらし朽ちはつる袖のためしのせぜの埋木

379 :名無氏物語:2006/04/27(木) 01:04:14 ID:bDu07Bs0
かたしきの袖のなみだに見る月はかすむもしらじ宇治のはし姫(頓阿)

380 :名無氏物語:2006/04/27(木) 01:04:52 ID:bDu07Bs0
明けば又思ひの色や染めまさん木の葉かた敷く宇治の橋ひめ(正徹)

381 :名無氏物語:2006/04/27(木) 01:13:49 ID:tPYlwhzl
おほぞらの月のひかりしあかければ槙の板戸も秋はさされず(源為善[後拾遺])

382 :名無氏物語:2006/04/27(木) 01:26:21 ID:v/B8mVx1
いとはやも春きにけらし天の原ふりさけみれば霞たなびく(新千載5)

383 :名無氏物語:2006/04/27(木) 01:27:14 ID:v/B8mVx1
くれ竹のねぐらかたよる夕風に声さへなびく春の鶯(新後拾遺19)

384 :名無氏物語:2006/04/27(木) 01:27:46 ID:v/B8mVx1
くれぬとも宿をばとはじ山桜月にも花は見えぬものかは(玉葉215)

385 :名無氏物語:2006/04/27(木) 01:28:48 ID:v/B8mVx1
大かたの春のわかれのつらさをもおもへば花の名残なりけり(新続古今207)

386 :名無氏物語:2006/04/27(木) 01:29:38 ID:v/B8mVx1
風にもる木の間の月も涼しきは松ばらたかき山かげのやど(玉葉390)

387 :名無氏物語:2006/04/27(木) 01:30:22 ID:v/B8mVx1
ふりつもる梢やけさはこほりぬる風にもおちぬ松のしら雪(玉葉954)

388 :名無氏物語:2006/04/27(木) 01:38:19 ID:b6FHoVhP
さむしろに衣かたしき今宵もや我をまつらむ宇治の橋姫(古今689)

389 :名無氏物語:2006/04/27(木) 01:41:34 ID:tLtcXtno
はるかなるもろこしまでも行くものは秋の寝覚の心なりけり

390 :名無氏物語:2006/04/27(木) 01:42:16 ID:tLtcXtno
有馬山いなのささ原かぜふけばいでそよ人を忘れやはする

391 :名無氏物語:2006/04/27(木) 01:43:04 ID:tLtcXtno
うたがひし命ばかりはありながら契りし中の絶えぬべきかな

392 :名無氏物語:2006/04/27(木) 01:44:15 ID:tLtcXtno
一声はおもひぞあへぬ時鳥たそかれ時の雲のまよひに

393 :名無氏物語:2006/04/27(木) 01:44:59 ID:tLtcXtno
いかが吹く身にしむ色のかはるらんたのむる暮の松原の声

394 :名無氏物語:2006/04/27(木) 01:45:50 ID:tLtcXtno
我が宿は小倉の山し近ければうきよをしかとなかぬ日ぞなき

395 :定家厨:2006/04/27(木) 01:47:59 ID:cMMqjW+X
浦風やとはになみこすはま松のねにあらはれてなく千鳥かな

396 :定家厨:2006/04/27(木) 01:49:02 ID:cMMqjW+X
さむしろや待つよの秋の風ふけて月をかたしく宇治の橋姫

397 :定家厨:2006/04/27(木) 01:50:36 ID:cMMqjW+X
をちかたやはるけきみちに雪つもり待つ夜かさなる宇治の橋姫

398 :定家厨:2006/04/27(木) 01:51:21 ID:cMMqjW+X
風あらきもとあらの小萩袖にみてふけ行く夜はにおもるしら露

399 :定家厨:2006/04/27(木) 01:51:58 ID:cMMqjW+X
里はあれて時ぞともなき庭のおもももとあらの小萩秋はみえけり

400 :定家厨:2006/04/27(木) 01:52:34 ID:cMMqjW+X
たれゆゑぞ月を哀といひかねて鳥のねおそきさよの手枕

401 :定家厨:2006/04/27(木) 01:53:11 ID:cMMqjW+X
すまの浦のあまりにもゆる思ひかな塩やくけぶり人はなびかで

402 :定家厨:2006/04/27(木) 01:54:05 ID:cMMqjW+X
たがまこと世の偽のいかならんたのまれぬべき筆の跡かな

403 :名無氏物語:2006/04/27(木) 01:58:29 ID:CJRshNmb
むめがかの夜床にほはすうれしくぞ槙の板戸もささずねにける(教長)

404 :名無氏物語:2006/04/27(木) 01:59:12 ID:CJRshNmb
冬やこん秋やゆかんのいざよひに我が衣手もうち時雨れつつ(順徳院)

405 :名無氏物語:2006/04/27(木) 01:59:49 ID:CJRshNmb
槙の戸をささでぬるよの手枕に梅が香ながら月ぞうつれる(頓阿)

406 :名無氏物語:2006/04/27(木) 07:22:19 ID:+lLrFjQX
ながめても誰をかまたむ月夜よし夜よしとつげん人しなければ(小侍従[玉葉])

407 :名無氏物語:2006/04/27(木) 07:23:56 ID:+lLrFjQX
夜よしとも人にはつげじ春の月梅さく宿は風にまかせて(実兼[玉葉])

408 :名無氏物語:2006/04/27(木) 07:25:10 ID:+lLrFjQX
ぬれぬれもあけばまづみんみやぎ野のもとあらの小萩しをれしぬらん(藤原長能[金葉])

409 :名無氏物語:2006/04/27(木) 07:26:12 ID:+lLrFjQX
故郷のもとあらの小萩さきしより夜な夜な庭の月ぞうつろふ(良経[新古今])

410 :名無氏物語:2006/04/27(木) 07:38:59 ID:k5MpxdZX
月よよし夜よしと誰につげやらん花あたらしき春の故郷(後鳥羽院)

411 :名無氏物語:2006/04/27(木) 07:39:44 ID:k5MpxdZX
月残る弥生の山の霞む夜をよよしとつげよ待たずしもあらず(後鳥羽院)

412 :名無氏物語:2006/04/27(木) 07:40:34 ID:k5MpxdZX
雲はれて山のはいづる月よよし夜よしと今し誰かみざらん(正親町公蔭)

413 :名無氏物語:2006/04/27(木) 07:42:43 ID:k5MpxdZX
さきにほふ花の春日の影もよし夜よしといひし月は霞みて(正徹)

414 :名無氏物語:2006/04/27(木) 07:43:49 ID:k5MpxdZX
一こゑはまたずしもあらず月影に夜よしとつぐる郭公かな(正徹)

415 :名無氏物語:2006/04/27(木) 07:44:24 ID:k5MpxdZX
難波がたあけぬみなとを月よよし夜よしと出づる春の舟人(長嘯子)

416 :名無氏物語:2006/04/27(木) 07:49:55 ID:9L9ONhv/
月夜よし夜よしと人につげやらばこてふににたり待たずしもあらず(古今692)

417 :名無氏物語:2006/04/27(木) 07:50:44 ID:9L9ONhv/
宮木野のもとあらの小はぎ露をおもみ風をまつごと君をこそまて(古今694)

418 :名無氏物語:2006/04/27(木) 16:39:21 ID:qB854UP3
この里の卯花月夜よよしとはつげぬ垣根も人ぞとひくる(宣長)

419 :名無氏物語:2006/04/27(木) 16:41:00 ID:qB854UP3
山ざとにひとりも月を見つるかなよよしと待たん人もなければ(蓮月)

420 :名無氏物語:2006/04/27(木) 16:44:04 ID:qB854UP3
宮木野の木のした露に色かはるもとあらの小萩秋ぞ深けぬる(後鳥羽院)

421 :名無氏物語:2006/04/27(木) 16:49:16 ID:D4L4HrhU
山がつのかきほにさけるなでしこの花の心をしる人のなさ(実朝)

422 :名無氏物語:2006/04/27(木) 16:51:08 ID:D4L4HrhU
山がつのかきほにさける花までもこころにかかる夕顔の露(蓮瑜)

423 :名無氏物語:2006/04/27(木) 16:52:04 ID:D4L4HrhU
ちらぬまに今もみてしが高円の野の上にさけるやまとなでしこ(宗尊親王)

424 :名無氏物語:2006/04/27(木) 17:03:23 ID:wT/N4pmp
松の戸をおしあけがたの山かぜに雲もかからぬ月を見るかな(家隆[新勅撰])

425 :名無氏物語:2006/04/27(木) 17:06:40 ID:wT/N4pmp
天の戸をおしあけがたの雲間より神よの月の影ぞ残れる(良経[新古今])

426 :名無氏物語:2006/04/27(木) 17:13:12 ID:tLtcXtno
暁の露は枕に置きけるを草葉の上となにおもひけむ

427 :名無氏物語:2006/04/27(木) 17:14:55 ID:tLtcXtno
独りぬる人やしるらん秋の夜をながしと誰かきみにつげけむ

428 :名無氏物語:2006/04/27(木) 17:15:46 ID:tLtcXtno
忘れじの行くすゑまではかたければ今日をかぎりの命ともがな

429 :名無氏物語:2006/04/27(木) 17:16:24 ID:tLtcXtno
秋の夜をことぞともなく明けぬとは七夕つめや思ひしるらん

430 :名無氏物語:2006/04/27(木) 17:17:06 ID:tLtcXtno
いつはりと思はで人も契りけむ変はるならひの世こそつらけれ

431 :名無氏物語:2006/04/27(木) 17:17:42 ID:tLtcXtno
人にのみつらさはみえて吹く風の心にかなふ山ざくらかな

432 :名無氏物語:2006/04/27(木) 17:24:31 ID:uvZEDRRu
天の戸をおしあけ方の冬の月氷はおのがひかりなりけり(後鳥羽院)

433 :名無氏物語:2006/04/27(木) 17:25:41 ID:uvZEDRRu
やすらひに出でにしままの天のとをおし明方の月にまかせて(俊成女)

434 :名無氏物語:2006/04/27(木) 17:26:32 ID:uvZEDRRu
あしのやのなだのしほやの天の戸をおし明け方ぞ春はさびしき(順徳院)

435 :名無氏物語:2006/04/27(木) 17:33:17 ID:fNPYaL/s
天の戸をおし明けがたの月見ればうき人しもぞ恋しかりける(新古1260)

436 :名無氏物語:2006/04/27(木) 17:54:27 ID:tLtcXtno
浦かぜに吹あげの浜のはま千鳥浪たちくらし夜半に鳴くなり

437 :名無氏物語:2006/04/27(木) 17:55:05 ID:tLtcXtno
置く露もしづごころなく秋風にみだれて咲けるまのの萩原

438 :名無氏物語:2006/04/27(木) 17:55:57 ID:tLtcXtno
音に聞く高師の浜のあだ浪はかけじや袖のぬれもこそすれ

439 :名無氏物語:2006/04/27(木) 17:56:32 ID:tLtcXtno
忘られぬ昔の秋を思ひ寝の夢をばのこせ庭の松風

440 :名無氏物語:2006/04/27(木) 17:57:10 ID:tLtcXtno
みをさらにおなじ浮世と思はずは岩ほの中も尋ねみてまし

441 :名無氏物語:2006/04/27(木) 17:57:45 ID:tLtcXtno
同じ世にたのむ契りの空しくばうきみにかへて逢ふこともがな

442 :名無氏物語:2006/04/27(木) 18:03:44 ID:GrHHsNbm
あまの原ふみとどろかしなる神の音にはなどかおどろきもせぬ(仏国)

443 :名無氏物語:2006/04/27(木) 18:06:32 ID:GrHHsNbm
夏引の手びきのいとのをりからや風もさはらぬ蝉の羽衣(順徳院)

444 :名無氏物語:2006/04/27(木) 18:07:15 ID:GrHHsNbm
夏引の手びきの糸のををよわみみだるるたまととぶほたるかな(頓阿)

445 :名無氏物語:2006/04/27(木) 18:10:35 ID:+58mGAhD
夏びきのてびきの糸の年へてもたえぬ思ひにむすぼほれつつ(越前[新古今])

446 :名無氏物語:2006/04/27(木) 18:11:14 ID:+58mGAhD
うちはへていくかかへぬる夏びきの手びきの糸のさみだれの空(源家長[新勅撰])

447 :名無氏物語:2006/04/27(木) 18:14:11 ID:+58mGAhD
逢ふまでの契もまたず夏引のてびきのいとの恋のみだれは(為家[新拾遺])

448 :名無氏物語:2006/04/27(木) 18:15:23 ID:+58mGAhD
夏引の手びきの糸のうちはへてくるしき恋は夜ぞまされる(後伏見院[続千載])

449 :名無氏物語:2006/04/27(木) 18:16:19 ID:+58mGAhD
夏草のことしげくとも玉桙の道たがはずは人もまよはじ(足利義詮[新千載])

450 :定家厨:2006/04/27(木) 18:23:20 ID:cMMqjW+X
まどろまぬ霜おくよはのももはがき羽かく鴫のくだけてぞなく

451 :定家厨:2006/04/27(木) 18:23:52 ID:cMMqjW+X
さざれ石のいはほとなりてあすか川ふちせのこゑをきかぬ御代かな

452 :定家厨:2006/04/27(木) 18:24:28 ID:cMMqjW+X
あはぢしま千鳥とわたる声ごとにいふかひもなき物ぞかなしき

453 :定家厨:2006/04/27(木) 18:25:20 ID:cMMqjW+X
春のきるたもとゆたかにたつ霞めぐみあまねきよもの山のは

454 :定家厨:2006/04/27(木) 18:25:53 ID:cMMqjW+X
むさし野のゆかりの色もとひわびぬみながらかすむ春の若草

455 :定家厨:2006/04/27(木) 18:26:37 ID:cMMqjW+X
なぐさまずいづれの山もすみなれし宿をばすての月の旅ねは

456 :定家厨:2006/04/27(木) 18:27:20 ID:cMMqjW+X
かざすてふ浪もてゆへる山やそれ霞ふきとけすまのうら風

457 :定家厨:2006/04/27(木) 18:28:22 ID:cMMqjW+X
五月雨にけふも暮れぬるあすか川いとど淵せやかはりはつらん

458 :名無氏物語:2006/04/27(木) 18:34:20 ID:Qr8pRPNR
世の中はなにかつねなるあすか川きのふの淵ぞけふは瀬になる(古今933)

459 :名無氏物語:2006/04/27(木) 18:35:23 ID:Qr8pRPNR
いく世しもあらじわが身をなぞもかくあまのかるもに思ひみだるる(古今934)

460 :名無氏物語:2006/04/27(木) 18:46:05 ID:Yn3KmiZ8
しかのあまの塩やく煙風をいたみ立ちはのぼらで山にたなびく(「万葉集」巻七)

461 :名無氏物語:2006/04/28(金) 02:34:09 ID:K8kkdC2V
須磨のあまの塩やくけぶり風をいたみ思はぬ方にたなびきにけり(古今708)

462 :名無氏物語:2006/04/28(金) 02:46:51 ID:xKeRaDto
すまのあまの塩やく煙春くれば空にかすみの名をや立つらん(延光[続後撰])

463 :名無氏物語:2006/04/28(金) 02:48:57 ID:xKeRaDto
いかばかりうれしからまし面影にみゆるばかりのあふ世なりせば(忠家[後拾遺])

464 :名無氏物語:2006/04/28(金) 02:53:31 ID:Ezxn8dWi
風をいたみ春もやけさは船出して思はぬ方にとまりしつらん(俊頼)

465 :名無氏物語:2006/04/28(金) 02:55:01 ID:Ezxn8dWi
すまの浦やしほかぜさえて春とだにおもはぬかたにたつ霞かな(良基)

466 :名無氏物語:2006/04/28(金) 02:55:46 ID:Ezxn8dWi
吹きまよふ磯山松のかぜをいたみ思はぬ方に立つ霞かな(後花園院)

467 :名無氏物語:2006/04/28(金) 02:56:58 ID:Ezxn8dWi
友千鳥立行くすまの風をいたみ思はぬかたに浦つたふらん(後水尾院)

468 :名無氏物語:2006/04/28(金) 02:57:59 ID:Ezxn8dWi
いかばかりうれしからまし秋の夜の月すむ空に雲なかりせば(西行)

469 :名無氏物語:2006/04/28(金) 03:00:55 ID:u3SJYQRj
ふりにける世々にかはらぬ跡とめてふたたび越えし関の白雪(文保百首)

470 :名無氏物語:2006/04/28(金) 03:01:58 ID:u3SJYQRj
山ふかくまたたがかよふ道ならむこれよりおくの峰のかけ橋(玉葉2228)

471 :名無氏物語:2006/04/28(金) 03:02:42 ID:u3SJYQRj
さかりなる嶺の桜のひとつ色に霞もしろき花の夕ばえ(玉葉202)

472 :名無氏物語:2006/04/28(金) 03:03:23 ID:u3SJYQRj
ささわくる袂は風の音さえてしられずむすぶ野べの夕霜(新拾遺594)

473 :名無氏物語:2006/04/28(金) 03:04:37 ID:u3SJYQRj
へだてつる垣ねの竹もをれふして雪に晴れたる里のひと村(玉葉992)

474 :名無氏物語:2006/04/28(金) 03:05:23 ID:u3SJYQRj
水まさる麓の河の音そひてなほ嶺ふかき五月雨の雲(続千載292)

475 :名無氏物語:2006/04/28(金) 03:13:19 ID:DfJRFR0i
ふるままに跡たえぬれば鈴鹿山雪こそ関のとざしなりけれ(良通「千載」)

476 :名無氏物語:2006/04/28(金) 03:14:06 ID:DfJRFR0i
道しあればふりにし跡にたちかへりまたあふ坂の関の白雪(良実「続古今」)

477 :名無氏物語:2006/04/28(金) 03:15:09 ID:DfJRFR0i
山ふかき秋をみるにも思ふかなこれよりおくの夕ぐれの空(藤原保季「千五百番歌合」)

478 :名無氏物語:2006/04/28(金) 03:23:51 ID:Ty3LpmKV
へだてつる園ふの竹はをれふしてそともにつづく峰の白雪(伏見院「御集」)

479 :名無氏物語:2006/04/28(金) 03:33:08 ID:tyXTq06w
みわたせば浪のしがらみかけてけり卯の花さける玉川の水

480 :名無氏物語:2006/04/28(金) 03:33:57 ID:tyXTq06w
うらみ侘びほさぬ袖だにあるものを恋に朽ちなむ名こそ惜しけれ

481 :名無氏物語:2006/04/28(金) 03:34:31 ID:tyXTq06w
もろともにいつかとくべき逢ふことのかた結びなる夜半の下紐

482 :名無氏物語:2006/04/28(金) 03:35:18 ID:tyXTq06w
さびしさの真柴の烟そのままに霞をたのむ春の山里

483 :名無氏物語:2006/04/28(金) 03:35:51 ID:tyXTq06w
それをだに心のままの命とてやすくや恋にみをもかへてむ

484 :名無氏物語:2006/04/28(金) 03:36:34 ID:tyXTq06w
おのが音につらき別れのありとだに思ひもしらで鳥やなくらむ

485 :名無氏物語:2006/04/28(金) 03:42:57 ID:s1jY2ax6
さはる事なき世なりせば偽りの幾夜なぐさめしひてまためや(飛鳥井雅親)

486 :名無氏物語:2006/04/28(金) 03:43:42 ID:s1jY2ax6
うつりゆく世にしありせばうつせみのひとのことのはうれしげもなし(良寛)

487 :名無氏物語:2006/04/28(金) 03:44:15 ID:s1jY2ax6
なれぬればたのむるまでもいつはりと思ふものからなほぞまたるる(雅有)

488 :名無氏物語:2006/04/28(金) 03:45:13 ID:s1jY2ax6
忘れなむと思ふにつけてこがるれば恋はけつべきかたもしらずな(上西門院兵衛)

489 :名無氏物語:2006/04/28(金) 11:26:58 ID:dYKfFWeR
いつはりと思ふものから今さらにたがまことをか我はたのまむ(古今713)

490 :名無氏物語:2006/04/28(金) 11:28:29 ID:dYKfFWeR
忘れなむと思ふ心のつくからにありしよりけにまづぞ恋しき(古今718)

491 :名無氏物語:2006/04/28(金) 11:47:43 ID:orPtEyJS
恋ひわびぬねをだになかむ声たてていづこなるらむ音無の里(拾遺749)

492 :名無氏物語:2006/04/28(金) 11:55:49 ID:2jQ7aRs4
まつ人とともにぞ見ましいつはりのなき世なりせば山のはの月(宗尊親王[続古今])

493 :名無氏物語:2006/04/28(金) 11:56:41 ID:2jQ7aRs4
うかりける人の言の葉なげけとてなど偽りのある世なるらん(源具氏[新後撰])

494 :名無氏物語:2006/04/28(金) 11:57:52 ID:2jQ7aRs4
いまはただ忘れんと思ふ夕ぐれをありしよりけに松風ぞふく(基家[続拾遺])

495 :名無氏物語:2006/04/28(金) 11:58:55 ID:2jQ7aRs4
忘れんと思ふものからしたふこそつらさもしらぬ心なりけれ(覚助[続千載])

496 :名無氏物語:2006/04/28(金) 12:00:01 ID:2jQ7aRs4
見ても又またも見まくのほしかりし花の盛はすぎやしぬらん(高光[新古今])

497 :名無氏物語:2006/04/28(金) 12:10:46 ID:AKsj78b2
いとふべき物とはしらずみても又またもみまくの秋のよの月(宗尊親王)

498 :名無氏物語:2006/04/28(金) 12:11:25 ID:AKsj78b2
馴れゆくを又も見まくのとばかりは思はじ物のいとひはつらん(後水尾院)

499 :名無氏物語:2006/04/28(金) 12:12:11 ID:AKsj78b2
つみしらばむくひをおもへ花がたみめならぶ人はひとりならぬを(慈円)

500 :名無氏物語:2006/04/28(金) 12:12:55 ID:AKsj78b2
春の野にすみれつむてふ花がたみめならぶ人のあまたむれつつ(為家)

501 :名無氏物語:2006/04/28(金) 12:13:38 ID:AKsj78b2
我のみの思ひの色に花がたみめならぶ人の数ならずとも(後柏原天皇)

502 :名無氏物語:2006/04/28(金) 12:14:21 ID:AKsj78b2
誰か先づ若菜摘むらん花がたみめならぶ人の袖のゆききに(幽斎)

503 :名無氏物語:2006/04/28(金) 13:36:23 ID:xRaUEpIX
わびぬれば暁かけてかへりたるしぎの羽がき我ぞかずかく(元真)

504 :名無氏物語:2006/04/28(金) 13:37:07 ID:xRaUEpIX
旅枕よはのあはれもももはがきしぎたつ野べのあかつきの空(慈円)

505 :名無氏物語:2006/04/28(金) 13:38:01 ID:xRaUEpIX
忘れ草露ふかきよの夢ぢにやかよへる袖のひるよしもなし(順徳院)

506 :名無氏物語:2006/04/28(金) 13:38:43 ID:xRaUEpIX
古へのあらすき返せ言の葉の道は狭くもなりにけるかな(戸田茂睡)

507 :名無氏物語:2006/04/28(金) 13:39:29 ID:xRaUEpIX
しき島の歌のあらす田あれにけりあらすきかへせ歌の荒す田(香川景樹)

508 :名無氏物語:2006/04/28(金) 13:44:44 ID:RHWf65QZ
ももはがき羽かくしぎもわがごとく朝わびしき数はまさらじ(貫之[拾遺])


509 :名無氏物語:2006/04/28(金) 13:45:46 ID:RHWf65QZ
はかなしやさてもいくよか行く水に数かきわぶる鴛鴦のひとりね(雅経[新古今])

510 :名無氏物語:2006/04/28(金) 13:48:15 ID:RHWf65QZ
荻の葉にふきとふきぬる秋風の涙さそはぬ夕ぐれぞなき(公経[新勅撰])


511 :名無氏物語:2006/04/29(土) 06:40:52 ID:1Ij97cIH
わすれじの心の色や秋風のふきとふきぬる武蔵野の原(家隆)

512 :名無氏物語:2006/04/29(土) 06:41:52 ID:1Ij97cIH
あらそひて吹きと吹きぬるのちはただともに枯野の葛のうら風(霊元院)

513 :名無氏物語:2006/04/29(土) 06:49:49 ID:hh2ThnGN
かげなれてやどる月かな人しれず夜な夜なさわぐ袖の湊に(式子内親王[続後撰])

514 :名無氏物語:2006/04/29(土) 06:50:37 ID:hh2ThnGN
めづらしきけふのまとゐは君がため千世にやちよにただかくしこそ(行成[玉葉])

515 :名無氏物語:2006/04/29(土) 06:51:12 ID:hh2ThnGN
色かへぬときはの松のかげそへて千世に八千世にすめる池水(大納言典侍[続後撰])

516 :名無氏物語:2006/04/29(土) 06:52:15 ID:hh2ThnGN
山のはも見えぬ明石のうら千どり島がくれゆく月になくなり(読人不知[玉葉])

517 :名無氏物語:2006/04/29(土) 06:57:08 ID:SUfv2pxt
まつらがた袖のみなとにこぎよせんもろこし船のとまりもとめば(有家)

518 :名無氏物語:2006/04/29(土) 06:58:29 ID:SUfv2pxt
まよひきて見しよの夢の浮橋もとだゆる頃の我は我かは(西園寺実材母)

519 :名無氏物語:2006/04/29(土) 06:59:16 ID:SUfv2pxt
うごきなきさざれいし山むべしこそちよにやちよに数もそひけれ(藤原正宗)

520 :名無氏物語:2006/04/29(土) 07:00:10 ID:SUfv2pxt
さざれ石の苔むす岩となりて又雲かかるまで君ぞみるべき(慈円)

521 :名無氏物語:2006/04/29(土) 07:00:54 ID:SUfv2pxt
君が代はからくれなゐのふかき色に八千とせ椿もみぢするまで(読人不知)

522 :名無氏物語:2006/04/29(土) 07:03:58 ID:94NYEqnL
風さむみこほれる雲の嶺つづき越え行く末につもるしら雪(続千載656)

523 :名無氏物語:2006/04/29(土) 07:05:11 ID:94NYEqnL
あくる夜のをのへに色はあらはれて霞にあまる花のよこ雲(慈道親王集)

524 :名無氏物語:2006/04/29(土) 07:05:51 ID:94NYEqnL
おもひおく種だにしげれこの宿のわがすみすてんあとの夏草(慈道親王集)

525 :名無氏物語:2006/04/29(土) 07:06:26 ID:94NYEqnL
風かよふ松は軒ばにうづもれて閨しづかなる雪のあけぼの(慈道親王集)

526 :名無氏物語:2006/04/29(土) 07:06:58 ID:94NYEqnL
唐崎の松をもこえてにほの海やみぎはにたかき雪のさざ波(慈道親王集)

527 :名無氏物語:2006/04/29(土) 07:07:30 ID:94NYEqnL
唐崎やこほる汀のほどみえて波の跡よりつもる白雪(慈道親王集)

528 :名無氏物語:2006/04/29(土) 07:11:38 ID:98RGmcsn
いかばかり花さきぬらむ吉野山霞にあまる峰の白雲(寂蓮「新勅撰集」)

529 :名無氏物語:2006/04/29(土) 07:13:00 ID:98RGmcsn
ほのぼのと花のよこ雲あけそめて桜にしらむみよしのの山(西園寺公経「玉葉集」)

530 :名無氏物語:2006/04/29(土) 07:13:42 ID:98RGmcsn
さよふくるままに汀や凍るらん遠ざかりゆく志賀の浦波(快覚法師「後拾遺集」)

531 :名無氏物語:2006/04/29(土) 07:16:08 ID:z8xCk2k6
ほのぼのと春こそ空にきにけらしあまのかぐ山霞たなびく

532 :名無氏物語:2006/04/29(土) 07:16:40 ID:z8xCk2k6
桜さく遠山どりのしだり尾のながながし日もあかぬ色かな

533 :名無氏物語:2006/04/29(土) 07:17:17 ID:z8xCk2k6
みよしのの高根のさくら散りにけりあらしもしろき春のあけぼの

534 :名無氏物語:2006/04/29(土) 07:17:50 ID:z8xCk2k6
秋の露やたもとにいたくむすぶらん長き夜あかずやどる月かな

535 :名無氏物語:2006/04/29(土) 07:19:24 ID:z8xCk2k6
よしの山さくらにかかるうすがすみ花もおぼろの色はみえけり

536 :名無氏物語:2006/04/29(土) 07:20:13 ID:z8xCk2k6
つゆは袖にものおもふ比はさぞなおくかならず秋のならひならねど

537 :名無氏物語:2006/04/29(土) 07:23:01 ID:J/0fgUH2
今日よりは君にひかれてあふひ草二葉の松の千よに八千世に(幽斎)

538 :名無氏物語:2006/04/29(土) 07:23:43 ID:J/0fgUH2
さざれ石のいはほをかけし新枕こけのむすまでとはぬ君かな(貞徳)

539 :名無氏物語:2006/04/29(土) 07:24:30 ID:J/0fgUH2
すがるなく野べのゆふ暮あはれなり尾花がすゑに風をまかせて(慈円)

540 :名無氏物語:2006/04/29(土) 07:25:24 ID:J/0fgUH2
とどめあへず朝たつ袖のしら露もすがるなく野の秋のはぎはら(為家)

541 :名無氏物語:2006/04/29(土) 07:26:04 ID:J/0fgUH2
ほさばやな秋のはぎ原今朝たちて片敷くままの袖の花ずり(宗良親王)

542 :名無氏物語:2006/04/29(土) 07:29:43 ID:J/0fgUH2
をしかなく秋のはぎはらかりにだになびかぬつまをいつとかまたん(長慶天皇)

543 :名無氏物語:2006/04/29(土) 14:53:17 ID:jzpxBxHP
をしか鳴くをかべの萩にうらぶれていにけん君をいつとかまたん(真淵)

544 :名無氏物語:2006/04/29(土) 14:54:07 ID:jzpxBxHP
故郷を別れ路におふる葛の葉の風は吹けどもかへる世もなし(後鳥羽院)

545 :名無氏物語:2006/04/29(土) 14:54:41 ID:jzpxBxHP
あか月はうらみてのみやかへるらん別ぢにおふる葛のした風(宗尊親王)

546 :名無氏物語:2006/04/29(土) 14:55:13 ID:jzpxBxHP
かへりこむ葛の葉ならで露けきは別れ路におふる道の芝草(正徹)

547 :名無氏物語:2006/04/29(土) 14:55:50 ID:jzpxBxHP
今はとてはひまつはれよ行く秋の別れ路におふる葛の葉かづら(幽斎)

548 :名無氏物語:2006/04/29(土) 16:32:59 ID:l55SyrIK
あか月の露やいかなる露ならんおきてしゆけばわびしかりけり(実朝)

549 :名無氏物語:2006/04/29(土) 16:33:49 ID:l55SyrIK
わがやどの軒端の木の葉そめしよりたつ日はきかじ四方の山かぜ(隆祐)

550 :名無氏物語:2006/04/29(土) 16:42:41 ID:HDTXsYOS
惜しめどもとまらぬ君を桜花わかるる道の見えぬまで散れ(藤原元真)

551 :名無氏物語:2006/04/29(土) 16:43:26 ID:HDTXsYOS
神な月なべて紅葉はちりしきぬいづれを道とわきてゆかまし(教長)

552 :名無氏物語:2006/04/29(土) 16:44:16 ID:HDTXsYOS
ふる雪にあとこそみえね草の原いづれを道とたれにとはまし(飛鳥井雅有)

553 :名無氏物語:2006/04/29(土) 16:48:44 ID:sZ77sQvl
都いでて朝こえゆけば風まぜに雪ふりむかふ衣かせ山(俊恵)

554 :名無氏物語:2006/04/29(土) 16:49:29 ID:sZ77sQvl
つつみあまる袖の涙のいづみ河くちなんはては衣かせ山(源家長)

555 :名無氏物語:2006/04/29(土) 16:50:58 ID:sZ77sQvl
都にもあかでやむすぶ泉川てる日に雲のころもかせ山(隆祐)

556 :名無氏物語:2006/04/29(土) 16:52:12 ID:sZ77sQvl
五月きてけふみかの原ほととぎすしばしはここにやどをかせ山(為家)

557 :名無氏物語:2006/04/29(土) 16:52:45 ID:sZ77sQvl
波の花こほりのひまをいづみ川けふみかのはら春たちにけり(為家)

558 :名無氏物語:2006/04/29(土) 16:58:31 ID:M0NmI/q3
都いでて今日みかの原いづみ川かは風さむし衣かせ山(古今408)

559 :名無氏物語:2006/04/29(土) 17:02:41 ID:M0NmI/q3
ほのぼのと明石の浦の朝霧に島がくれゆく舟をしぞ思ふ(古今409)

560 :名無氏物語:2006/04/29(土) 17:11:12 ID:M0NmI/q3
天の川雲のみをにて早ければ光とどめず月ぞながるる(古今882)

561 :名無氏物語:2006/04/29(土) 17:19:04 ID:kshsxKio
春たちてけふみかの原みわたせばいつしかかすむ泉川かな(雅有)

562 :名無氏物語:2006/04/29(土) 17:28:24 ID:kshsxKio
泉川かは風寒し今よりや久迩の都は衣うつらん(宗尊親王)

563 :名無氏物語:2006/04/29(土) 17:29:30 ID:kshsxKio
みかのはら川風ふかばさく花におほふばかりの衣かせ山(貞徳)

564 :名無氏物語:2006/04/29(土) 17:30:16 ID:kshsxKio
泉川水のすずしさたちこめてけふより夏の衣かせ山(長流)

565 :名無氏物語:2006/04/29(土) 17:41:32 ID:lxmatpyT
明石がた舟のむかしにこととへば島がくれゆくあとのしら波(慈円)

566 :名無氏物語:2006/04/29(土) 17:42:28 ID:lxmatpyT
はるかなる浪ぢの春の明ぼのにしばし霞の島がくれゆく(慈円)

567 :名無氏物語:2006/04/29(土) 17:43:28 ID:lxmatpyT
明石潟かすみて帰る雁が音も島がくれゆく春のあけぼの(良経)

568 :名無氏物語:2006/04/29(土) 17:44:32 ID:lxmatpyT
明石潟かへる浪路やかすむらん島がくれ行く春の雁がね(伊平)

569 :名無氏物語:2006/04/29(土) 17:45:44 ID:lxmatpyT
淡路潟かすみぞ白き行く船の島隠れにも花やさくらん(飛鳥井雅俊)

570 :名無氏物語:2006/04/29(土) 17:46:40 ID:lxmatpyT
淡路がた哀は雪に残し置きて島隠れゆく年のくれかな(貞徳)

571 :名無氏物語:2006/04/29(土) 17:58:33 ID:6LT1YJ+n
時鳥島がくれゆく一こゑをあかしの浦のあかずしぞ思ふ(後水尾院)

572 :名無氏物語:2006/04/29(土) 18:08:08 ID:gKL1aGe0
はかなしやけふもくれぬといひいひて夜はのけぶりといつかのぼらむ(慈円)

573 :名無氏物語:2006/04/29(土) 18:08:42 ID:gKL1aGe0
かぎりあればけふもくれぬとながめつつきのふの鐘の暁の声(雅経)

574 :名無氏物語:2006/04/29(土) 18:09:28 ID:gKL1aGe0
鐘のおとにけふもくれぬとながむればあらぬ露ちる袖の秋かぜ(後鳥羽院)

575 :名無氏物語:2006/04/29(土) 18:13:46 ID:gKL1aGe0
いくたびかしぐるる空の鐘のおとにけふもくれぬと打ちながめつつ(順徳院)

576 :名無氏物語:2006/04/30(日) 02:04:53 ID:zC0T7y4T
春くるる入逢のかねの声ごとに老は涙を袖におくかな(宗良親王)

577 :名無氏物語:2006/04/30(日) 02:05:42 ID:zC0T7y4T
春の行く入逢の鐘を大かたに今日もくれぬと誰かきくらん(雅世)

578 :名無氏物語:2006/04/30(日) 02:10:57 ID:o/G3J6fs
いはね山やまあゐにすれるをみ衣袂ゆたかにたつぞうれしき(匡房[新千載])

579 :名無氏物語:2006/04/30(日) 02:11:47 ID:o/G3J6fs
花すすきおほかる野べは唐衣たもとゆたかに秋風ぞふく(宗尊親王[続古今])

580 :名無氏物語:2006/04/30(日) 02:14:18 ID:o/G3J6fs
いづれぞと草のゆかりもとひわびぬ霜枯れはつるむさし野のはら(土御門院[続古今])

581 :名無氏物語:2006/04/30(日) 02:18:46 ID:RQ/W9W+A
秋ふけぬなけや霜夜のきりぎりすややかげさむしよもぎふの月

582 :名無氏物語:2006/04/30(日) 02:19:16 ID:RQ/W9W+A
我がこひは真木の下葉にもるしぐれぬるともそでの色に出でめや

583 :名無氏物語:2006/04/30(日) 02:20:00 ID:RQ/W9W+A
たのめずは人をまつちの山なりとねなましものをいざよひの月

584 :名無氏物語:2006/04/30(日) 02:20:58 ID:RQ/W9W+A
袖の露もあらぬ色にぞきえかへるうつればかはる歎せしまに

585 :名無氏物語:2006/04/30(日) 02:21:56 ID:RQ/W9W+A
雪のうちに春はきぬとも告げなくにまづしるものは鶯のこゑ

586 :名無氏物語:2006/04/30(日) 02:22:53 ID:RQ/W9W+A
埋木のはるのいろとやのこるらんあさ日がくれの谷のしら雪

587 :名無氏物語:2006/04/30(日) 02:27:37 ID:KT+saatj
のどかなる入相の鐘はひびきくれて音せぬ風に花ぞちりくる(玉葉259)

588 :名無氏物語:2006/04/30(日) 02:28:11 ID:KT+saatj
つくづくと雨ふる郷のにはたづみちりて浪よる花のうたかた(風雅248)

589 :名無氏物語:2006/04/30(日) 02:28:49 ID:KT+saatj
志賀の山風をさまれる春にあひて君が御幸を花も待ちけり(新拾遺114)

590 :名無氏物語:2006/04/30(日) 02:29:25 ID:KT+saatj
人はこずさそふ風だに音たえて心と庭にちる桜かな(御二条院御集)

591 :名無氏物語:2006/04/30(日) 02:29:59 ID:KT+saatj
うづらなく野原のあさぢうちなびき夕露もろく秋風ぞふく(新後撰290)

592 :名無氏物語:2006/04/30(日) 02:31:05 ID:KT+saatj
袖ふるはほのかに見えてたなばたのかへる八十瀬の波ぞあけゆく(後二条院御集)

593 :名無氏物語:2006/04/30(日) 02:33:32 ID:gHiKj+FD
から錦たもとゆたかに立田姫秋はまちえつさこそつつまめ(長嘯子)

594 :名無氏物語:2006/04/30(日) 02:34:15 ID:gHiKj+FD
うれしさも袂ゆたかにあらはるる衣の玉をなににつつまむ(通村)

595 :名無氏物語:2006/04/30(日) 02:34:51 ID:gHiKj+FD
紫のいろにはさくな武蔵野の草のゆかりと人もこそみれ(義孝)

596 :名無氏物語:2006/04/30(日) 02:35:49 ID:gHiKj+FD
むさし野にむすべる草のゆかりとや一夜の枕つゆなれにけり(良経)

597 :名無氏物語:2006/04/30(日) 02:36:34 ID:gHiKj+FD
むさし野の草のゆかりに鳴く雉子春はむかしのつまならねども(俊成女)

598 :名無氏物語:2006/04/30(日) 02:37:18 ID:gHiKj+FD
武蔵野の草のゆかりも遠ければ露消えぬともたれかつげまし(宗良親王)

599 :名無氏物語:2006/04/30(日) 02:42:03 ID:6P/cl92E
つたへてもいかにしらせむおなじ野の尾花がもとの草のゆかりに(公衡[新勅撰])

600 :名無氏物語:2006/04/30(日) 02:44:13 ID:6P/cl92E
むさし野の春のけしきもしられけり垣ねにめぐむ草のゆかりに(慈円[新勅撰])

601 :名無氏物語:2006/04/30(日) 02:54:28 ID:vFdo2oAy
紫のひともとゆゑに武蔵野の草はみながらあはれとぞ見る(古今867)

602 :名無氏物語:2006/04/30(日) 02:59:44 ID:L652rVNH
菅原や伏見のくれに見わたせばかすみにまがふを初瀬の山(後撰1242)

603 :名無氏物語:2006/04/30(日) 08:21:21 ID:bp3CleP8
紫の花なつかしみむさし野の草はみながらすみれともがな(宣長)

604 :名無氏物語:2006/04/30(日) 08:23:42 ID:bp3CleP8
を初瀬の山の端ながらかすむなりふしみのくれに出づる月影(頓阿)

605 :名無氏物語:2006/04/30(日) 08:24:53 ID:bp3CleP8
里はあれて秋風さむみすが原やふしみの暮に衣うつなり(頓阿)

606 :名無氏物語:2006/04/30(日) 08:26:08 ID:bp3CleP8
菅原や伏見の暮の面影にいづくの山もたつ霞かな(頓阿)

607 :名無氏物語:2006/04/30(日) 08:31:02 ID:7xIDNayM
を初瀬や霞にまがふ花の色をふしみのくれに誰ながむらん(後鳥羽院[新拾遺])

608 :名無氏物語:2006/04/30(日) 08:31:37 ID:7xIDNayM
更科やをばすて山にたびねしてこよひの月をむかし見しかな(能因[新勅撰])

609 :名無氏物語:2006/04/30(日) 08:34:54 ID:7xIDNayM
紫は一もとならで秋はぎの花も色こきむさしのの原(為忠[新葉])

610 :名無氏物語:2006/04/30(日) 08:36:15 ID:7xIDNayM
更級の山よりほかにてる月もなぐさめかねつこの頃の空(凡河内躬恒[古今集])

611 :名無氏物語:2006/05/01(月) 07:34:23 ID:i6B52Eck
すがはらや伏見の暮にたつ雲は初瀬の山の花にぞ有りける(宗良親王)

612 :名無氏物語:2006/05/01(月) 07:44:27 ID:79ky/GG+
更科やをばすて山に月みると都にたれかわれをしるらん(藤原季通[千載])

613 :名無氏物語:2006/05/01(月) 07:46:19 ID:79ky/GG+
忘るなよをばすて山の月見ても都を出づる有明の空(源頼実[千載])

614 :名無氏物語:2006/05/01(月) 07:47:00 ID:79ky/GG+
ほととぎすなれも心やなぐさまぬ姨捨山の月に鳴く夜は(宜秋門院丹後[続拾遺])

615 :名無氏物語:2006/05/01(月) 07:50:24 ID:hoI3isRO
うづらなく野原のあさぢうちなびき夕露もろく秋風ぞふく(新後撰290)

616 :名無氏物語:2006/05/01(月) 07:51:45 ID:hoI3isRO
袖ふるはほのかに見えてたなばたのかへる八十瀬の波ぞあけゆく(後二条院御集)

617 :名無氏物語:2006/05/01(月) 07:52:22 ID:hoI3isRO
しら露のをかべの薄はつ尾花ほのかになびく時はきにけり(続後拾遺270)

618 :名無氏物語:2006/05/01(月) 07:52:55 ID:hoI3isRO
はつ時雨ふりぬる寺の鐘のおとにくれて色そふ山のもみぢ葉(後二条院御集)

619 :名無氏物語:2006/05/01(月) 07:53:28 ID:hoI3isRO
紅葉ばの深山にふかく散りしくは秋のかへりし道にやあるらん(風雅727)

620 :名無氏物語:2006/05/01(月) 07:54:04 ID:hoI3isRO
吹く風にちりかひくもる冬の夜の月のかつらの花のしら雪(後二条院御集)

621 :名無氏物語:2006/05/01(月) 07:57:02 ID:laUbl/N2
伊勢のうみのあまの原なるあさ霞空にしほやく煙とぞ見る

622 :名無氏物語:2006/05/01(月) 07:57:34 ID:laUbl/N2
みわたせば松もまばらに成りにけり遠山ざくらさきにけらしも

623 :名無氏物語:2006/05/01(月) 07:58:08 ID:laUbl/N2
秋も猶天の川原にたつなみのよるぞみじかき星合の空

624 :名無氏物語:2006/05/01(月) 07:58:42 ID:laUbl/N2
おしなべて時雨るるまではつれなくてあられにおつるかしは木の森

625 :名無氏物語:2006/05/01(月) 07:59:17 ID:laUbl/N2
あはでふる涙のすゑやまさるらむいもせの山の中のたきつせ

626 :名無氏物語:2006/05/01(月) 07:59:51 ID:laUbl/N2
春のはな秋のもみぢのなさけだにうきよにとまる色ぞすくなき

627 :名無氏物語:2006/05/01(月) 08:03:21 ID:0oOejfkh
雲ゐよりちりくる雪はひさかたの月のかつらの花にやあるらむ(藤原清輔「新勅撰集」)

628 :名無氏物語:2006/05/01(月) 08:28:34 ID:WmlRjv0B
みつつ我なぐさめかねつ更科のをばすて山にてりし月かも(凡河内躬恒)

629 :名無氏物語:2006/05/01(月) 08:29:56 ID:WmlRjv0B
をばすての月はいかにかいでたりしなぐさめがたき人はみるらん(馬内侍)

630 :名無氏物語:2006/05/01(月) 08:30:34 ID:WmlRjv0B
わが心なぐさめかねていく世へぬをばすて山の月はみねども(後鳥羽院)

631 :名無氏物語:2006/05/01(月) 08:31:17 ID:WmlRjv0B
妻恋をなぐさめかねてをば捨の山ならぬ月に鹿や鳴くらん(後水尾院)

632 :名無氏物語:2006/05/01(月) 14:22:04 ID:BimXCRgy
わが心なぐさめかねつ更科やをばすて山にてる月を見て(古今878)

633 :名無氏物語:2006/05/01(月) 14:28:53 ID:UQ0KCLoR
たつた山ちるもみぢ葉をきてみれば秋は麓にかへるなりけり(大江匡房「千載集」)

634 :名無氏物語:2006/05/01(月) 14:49:45 ID:A6nVtCxv
あふと見てさめにしよりもはかなきはうつつの夢のなごりなりけり(藤原俊成女「続後撰集」)

635 :名無氏物語:2006/05/01(月) 14:58:39 ID:UQ0KCLoR
水まさる夏箕の川の音はして山かげくらき五月雨の比(鷹司冬平「続後拾遺集」)

636 :名無氏物語:2006/05/01(月) 15:19:29 ID:i6B52Eck
かをるなり吉野のたきの雲のなみそのみなかみを雲のみをにて(良経)

637 :名無氏物語:2006/05/01(月) 15:36:36 ID:VwAp8sZJ
あぢきなくなぐさめかねつ更科やかからぬ山も月はすむらん(後鳥羽院[続古今])

638 :名無氏物語:2006/05/01(月) 15:37:13 ID:VwAp8sZJ
さらしなや夜わたる月の里人もなぐさめかねて衣擣つなり(順徳院[続古今])

639 :名無氏物語:2006/05/01(月) 15:37:53 ID:VwAp8sZJ
風の音もなぐさめがたき山のはに月まちいづる更科の里(土御門院小宰相[新後撰])

640 :名無氏物語:2006/05/01(月) 15:38:39 ID:VwAp8sZJ
秋ごとになぐさめがたき月ぞとはなれてもしるやをばすての山(為氏[続後撰])

641 :名無氏物語:2006/05/01(月) 15:39:33 ID:VwAp8sZJ
いとどなほ待つ夜深行くつらささへなぐさめかねてみつる月かな(後醍醐天皇[新葉])

642 :名無氏物語:2006/05/01(月) 15:40:25 ID:VwAp8sZJ
身のゆくへなぐさめかねし心にはをばすて山の月もうかりき(宗良親王[新葉])

643 :名無氏物語:2006/05/01(月) 15:45:54 ID:ZbqSAypw
逢ふ事のなどよどむらん天の河雲のみをにてはやきせなれど(長嘯子)

644 :名無氏物語:2006/05/01(月) 15:46:32 ID:ZbqSAypw
月はなほ雲のみをにて滝つせの中にやよどむ影やなからん(後水尾院)

645 :名無氏物語:2006/05/01(月) 15:58:43 ID:zOLrqDtf
天の河ひかりとどめずゆく月のはやくも人に恋ひやわたらん(資季[新後拾遺])

646 :名無氏物語:2006/05/01(月) 16:08:30 ID:pdzh1iz+
年をへて野中の清水ぬるけれどさえたる月の影ぞやどれる(覚性法親王)

647 :名無氏物語:2006/05/01(月) 16:09:25 ID:pdzh1iz+
秋の夜は野中の清水ぬるけれど月すみぬればつららゐにけり(有家)

648 :名無氏物語:2006/05/01(月) 16:17:11 ID:zOLrqDtf
したにすむもとの心をしらぬかな野中の清水み草ゐぬれば(道宝[新後撰])

649 :名無氏物語:2006/05/01(月) 16:17:58 ID:zOLrqDtf
思ひ出でよ野なかの水の草がくれもとすむ程のかげはみずとも(為重[新後拾遺])

650 :名無氏物語:2006/05/01(月) 16:18:57 ID:zOLrqDtf
八幡山さかゆくみねも越え果てて君をぞ祈る身のうれしさに(源通光[玉葉])

651 :名無氏物語:2006/05/01(月) 16:19:44 ID:zOLrqDtf
男山おいてさかゆく契りあらばつくべき杖も神ぞきるらん(後嵯峨院[続拾遺])

652 :名無氏物語:2006/05/01(月) 16:29:47 ID:7bxEKMko
おのづからさかゆく時もありなまし八十もちかき山路ならずは(家隆)

653 :名無氏物語:2006/05/01(月) 16:30:30 ID:7bxEKMko
七そぢの老のさかゆくこの春はよしやよしのの山の桜も(為家)

654 :名無氏物語:2006/05/01(月) 16:31:27 ID:7bxEKMko
今こそは昔にこえて男山さかゆく君が御代とみえけれ(宗尊親王)

655 :名無氏物語:2006/05/01(月) 16:32:06 ID:7bxEKMko
君が代の春をむかへて男山さかゆく時にたちかへるらし(通勝)

656 :名無氏物語:2006/05/01(月) 16:32:54 ID:7bxEKMko
秋かぜやまづ吹きそめし男山さかゆく光月にそへとて(通村)

657 :名無氏物語:2006/05/01(月) 16:35:47 ID:U1r3dnwT
いにしへの野中の清水ぬるけれどもとの心をしる人ぞくむ(古今887)

658 :名無氏物語:2006/05/01(月) 16:39:44 ID:U1r3dnwT
今こそあれ我も昔はをとこ山さかゆく時もありこしものを(古今889)

659 :名無氏物語:2006/05/01(月) 16:45:02 ID:fMcm3qMl
さびしくてふりぬるものはみの山のひと木の松と我となりけり(雅成親王)

660 :名無氏物語:2006/05/01(月) 16:45:38 ID:fMcm3qMl
津の国のながらの橋とわれとこそ跡なき名をば世に残しけれ(宗尊親王)

661 :名無氏物語:2006/05/01(月) 16:46:37 ID:fMcm3qMl
花さかでふりぬる物は奥山のかげの朽木と我となりけり(宗尊親王)

662 :名無氏物語:2006/05/01(月) 16:50:19 ID:Js7gF/Ae
難波なる長柄の橋もつくるなり今は我が身をなににたとへむ(伊勢[古今])

663 :名無氏物語:2006/05/01(月) 16:51:44 ID:Js7gF/Ae
ゆく末を思へばかなし津の国のながらの橋も名はのこりけり(俊頼[千載])

664 :名無氏物語:2006/05/01(月) 16:52:33 ID:Js7gF/Ae
花さそふあらしの庭の雪ならでふりゆく物はわが身なりけり(公経[新勅撰])

665 :名無氏物語:2006/05/01(月) 16:59:14 ID:+kFFKJJY
老いぬればのこらぬ物とおほあらきの杜のした草かれやはてなん(宗良親王)

666 :名無氏物語:2006/05/01(月) 16:59:53 ID:+kFFKJJY
老いぬとも駒もすさめずみし色を霜はのこさぬ森の下草(後柏原天皇)

667 :名無氏物語:2006/05/01(月) 17:04:35 ID:+kFFKJJY
年ふとも宇治の橋守我ならばあはれとおもふ人もあらまし(俊成)

668 :名無氏物語:2006/05/01(月) 17:16:22 ID:CGwuIMQV
夏ふかくなりぞしにけるおほあらきの森の下草なべて人かる(兼盛[後拾遺])

669 :名無氏物語:2006/05/01(月) 17:17:29 ID:CGwuIMQV
わが恋は年ふるかひもなかりけりうらやましきは宇治の橋守(顕方[千載])

670 :名無氏物語:2006/05/01(月) 17:26:09 ID:CGwuIMQV
年へたる宇治の橋もりこととはんいくよに成りぬ水のみなかみ(清輔[新古今])

671 :名無氏物語:2006/05/01(月) 17:26:45 ID:CGwuIMQV
うの花のさきぬる時は白妙の波もてゆへるかきねとぞみる(重家[新古今])

672 :名無氏物語:2006/05/01(月) 17:27:16 ID:CGwuIMQV
あはぢ島なみもてゆへる山のはにこほりて月のさえわたるかな(忠良[続後撰])

673 :名無氏物語:2006/05/01(月) 17:28:16 ID:CGwuIMQV
みちのくのまがきの島は白妙の浪もてゆへる名にこそ有りけれ(為家[続後撰])

674 :名無氏物語:2006/05/01(月) 17:32:50 ID:6j/3JWLx
春きては淡路島山みえわかず波もてゆへるかたもかすみて(覚性法親王)

675 :名無氏物語:2006/05/01(月) 17:34:05 ID:6j/3JWLx
わたつみの浪もてゆへるはし立の松をかざしに手をりつるかな(真淵)

676 :名無氏物語:2006/05/01(月) 17:38:18 ID:6j/3JWLx
ふちはせにかはるのみかはあすか川きのふの波ぞけふはこほれる(雅経)

677 :名無氏物語:2006/05/01(月) 17:39:03 ID:6j/3JWLx
昨日までおもはざりきなあすか川けふにせになる恨せんとは(宗尊親王)

678 :名無氏物語:2006/05/01(月) 17:40:22 ID:6j/3JWLx
あすか川きのふのふちもけふの瀬も我が身ひとつにうきしづみつつ(宗良親王)

679 :名無氏物語:2006/05/01(月) 17:47:32 ID:6j/3JWLx
もとむれどありがたきかなうき身には巌のなかも山のあなたも(周防内侍)

680 :名無氏物語:2006/05/01(月) 17:49:44 ID:6j/3JWLx
みよしのや世のうき時の道絶えて山のあなたもつもるしら雪(宗尊親王)

681 :名無氏物語:2006/05/01(月) 17:50:23 ID:6j/3JWLx
もとむれどいはほのなかのかたければ我もこの世になほこそはふれ(和泉式部)

682 :名無氏物語:2006/05/01(月) 17:51:12 ID:6j/3JWLx
うきことはいはほの中もきこゆなりいかなる道もありがたのよや(式子内親王)

683 :名無氏物語:2006/05/01(月) 17:52:25 ID:6j/3JWLx
深草や契うらみてすみかはるふしみの里も鶉なくなり(家隆)

684 :名無氏物語:2006/05/01(月) 17:52:58 ID:6j/3JWLx
かりにこしうづらの床もあれはてて冬深草の野べぞさびしき(後鳥羽院)

685 :名無氏物語:2006/05/01(月) 18:04:10 ID:CsTWibe6
昨日といひ今日とくらして飛鳥川流れてはやき月日なりけり(春道列樹[古今])

686 :名無氏物語:2006/05/01(月) 18:04:56 ID:CsTWibe6
飛鳥川ふちにもあらぬ我が宿も瀬にかはり行く物にぞありける(伊勢[古今])

687 :名無氏物語:2006/05/01(月) 18:10:47 ID:eJQjslMP
かつら川かざしの花のかげ見えしきのふのふちぞけふはこひしき(藤原実方[続後撰])

688 :名無氏物語:2006/05/01(月) 18:11:34 ID:eJQjslMP
おりたちてたのむとなればあすか川ふちも瀬になる物とこそきけ(平忠度[風雅])

689 :名無氏物語:2006/05/01(月) 18:12:24 ID:eJQjslMP
あすか川けふの淵瀬もいかならむさらぬわかれはまつほどもなし(八条院高倉[新勅撰])

690 :定家厨:2006/05/01(月) 18:16:00 ID:Aarv9dTG
手向してかひこそなけれ神な月もみぢはぬさと散りまがへども

691 :定家厨:2006/05/01(月) 18:16:36 ID:Aarv9dTG
秋萩のゆくての錦これもまたぬさもとりあへぬ手向にぞをる

692 :定家厨:2006/05/01(月) 18:17:20 ID:Aarv9dTG
たつ嵐いづれの神に手向山花の錦のかたもさだめず

693 :定家厨:2006/05/01(月) 18:17:50 ID:Aarv9dTG
みちのべの野原の柳したもえぬあはれ歎の煙くらべに

694 :定家厨:2006/05/01(月) 18:18:26 ID:Aarv9dTG
いかならんたえて桜の世なりともあけぼのかすむ春の心は

695 :定家厨:2006/05/01(月) 18:18:56 ID:Aarv9dTG
かざしをる花の色香にうつろひてけふのこよひにあかぬもろ人

696 :定家厨:2006/05/01(月) 18:19:28 ID:Aarv9dTG
しひて猶袖ぬらせとや藤の花春はいくかの雨にさくらん

697 :定家厨:2006/05/01(月) 18:20:19 ID:Aarv9dTG
うたがひし心の秋の風たたば蛍とびかふ空につげこせ

698 :名無氏物語:2006/05/01(月) 18:30:00 ID:pZMKvJx7
あすか川あすともしらぬはかなさによし流れての世をもたのまじ(院新宰相[玉葉])

699 :名無氏物語:2006/05/01(月) 18:30:36 ID:pZMKvJx7
わが恋はあまのかるもにみだれつつかわく時なき浪のしたくさ(俊忠[千載])

700 :名無氏物語:2006/05/01(月) 18:31:28 ID:pZMKvJx7
いへば猶人こそうけれいく世しもあらじ我が身をなど忘るらん(定円[新続古今])

701 :名無氏物語:2006/05/01(月) 18:32:16 ID:pZMKvJx7
うれしくぞまだみぬ山のおくもみし世のうき時の宿もとむとて(実氏[続千載])

702 :名無氏物語:2006/05/01(月) 18:33:13 ID:pZMKvJx7
世のうさやきこえこざらむ面影は巌の中におくれしもせじ(忠良[新勅撰])

703 :名無氏物語:2006/05/02(火) 02:21:49 ID:DPZaOSWz
身をさらぬ同じうき世と思はずは巌の中もたづね見てまし(式乾門院御匣[続後撰])

704 :名無氏物語:2006/05/02(火) 02:28:47 ID:DPZaOSWz
夕されば野辺の秋風身にしみて鶉鳴くなり深草の里(俊成[千載])

705 :名無氏物語:2006/05/02(火) 02:44:49 ID:BHBpsGrK
秋をへてあはれも露もふか草の里とふ物は鶉なりけり(慈円[新古今])

706 :名無氏物語:2006/05/02(火) 02:54:55 ID:UzfynaEV
鶉なくゆふべの空を名残にて野となりにける深草の里(定家[新拾遺])

707 :名無氏物語:2006/05/02(火) 02:55:50 ID:UzfynaEV
ふか草や鶉の床は跡たえて春のさととふうぐひすの声(良経[新拾遺])

708 :名無氏物語:2006/05/02(火) 02:56:37 ID:UzfynaEV
かりにきてたつ秋霧の曙にかへるなごりも深草の里(鷹司基忠[玉葉])

709 :名無氏物語:2006/05/02(火) 02:59:42 ID:B/2DClu2
恋しさのねてやわするると思へどもまたなごりそふ夢の面かげ(玉葉1597)

710 :名無氏物語:2006/05/02(火) 03:00:23 ID:B/2DClu2
いとど猶なげかんためか逢ふとみて人なき床の夢の名残は(新後拾遺1016)

711 :名無氏物語:2006/05/02(火) 03:02:15 ID:B/2DClu2
うらの松の木の間にみえてしづむ日のなごりの浪ぞしばしうつろふ(風雅1705)

712 :名無氏物語:2006/05/02(火) 03:04:35 ID:B/2DClu2
難波潟あしべはるかに晴るる日は声ものどかにたづぞ鳴くなる(続千載1639)

713 :名無氏物語:2006/05/02(火) 03:05:28 ID:B/2DClu2
しらみゆく空の光にかげきえて姿ばかりぞありあけの月(玉葉719)

714 :名無氏物語:2006/05/02(火) 03:06:25 ID:B/2DClu2
草はみな霜に朽ちにし冬がれにひとり秋なる庭のしら菊(玉葉897)

715 :名無氏物語:2006/05/02(火) 03:11:12 ID:jSlXAdmA
しら雲をそらなる物とおもひしはまだ山こえぬみやこなりけり

716 :名無氏物語:2006/05/02(火) 03:11:55 ID:jSlXAdmA
秋のよもややふけにけり山鳥のをろのはつをにかかる月かげ

717 :名無氏物語:2006/05/02(火) 03:15:19 ID:jSlXAdmA
かぜふけば峰のときは木露おちて空よりきゆるはるのあは雪

718 :名無氏物語:2006/05/02(火) 03:16:20 ID:jSlXAdmA
花鳥の外にも春のありがほにかすみてかかる山のはの月

719 :名無氏物語:2006/05/02(火) 03:16:53 ID:jSlXAdmA
しら雲や花よりうへにかかるらむさくらぞたかきみよしののやま

720 :名無氏物語:2006/05/02(火) 03:17:31 ID:jSlXAdmA
なには江の塩ひのかたやかすむらん蘆間にとほきあまの釣ぶね

721 :定家厨:2006/05/02(火) 03:19:04 ID:EznDBrlR
霞たつ峯の桜の朝ぼらけくれなゐくくる天の川波

722 :定家厨:2006/05/02(火) 03:20:08 ID:EznDBrlR
龍田姫てぞめの露の紅に神世もきかぬ峯の色かな

723 :定家厨:2006/05/02(火) 03:21:25 ID:EznDBrlR
立田河いはねのつつじかげ見えてなほ水くくる春のくれなゐ

724 :定家厨:2006/05/02(火) 03:21:57 ID:EznDBrlR
龍田川神代も聞かでふりにけり唐紅の瀬々のうき浪

725 :定家厨:2006/05/02(火) 03:24:30 ID:EznDBrlR
夕暮は山かげすずし竜田川みどりの影をくくる白浪

726 :定家厨:2006/05/02(火) 03:25:03 ID:EznDBrlR
さぞなげく恋をするがのうつの山うつつの夢の又と見えねば

727 :定家厨:2006/05/02(火) 03:25:38 ID:EznDBrlR
時しらぬ里は玉川いつとてか夏のかきねをうづむしら雪

728 :定家厨:2006/05/02(火) 03:26:17 ID:EznDBrlR
あさましやあさまのたけにたつ煙たえぬおもひをしる人もなし

729 :名無氏物語:2006/05/02(火) 03:29:03 ID:UiRBoIz0
信濃なるあさまのたけに立つけぶりをちこち人のみやはとがめぬ(新古903)

730 :名無氏物語:2006/05/02(火) 03:36:14 ID:UiRBoIz0
名にしおはばいざ事とはむ宮こどりわが思ふ人はありやなしやと(古今411)

731 :名無氏物語:2006/05/03(水) 01:50:34 ID:k2h7whxa
鶯の谷よりいづる声なくは春くることをたれかしらまし(古今14)

732 :名無氏物語:2006/05/03(水) 02:02:01 ID:k2h7whxa
跡たえてしづけき宿にさく花のちりはつるまでみる人ぞなき(続千載176)

733 :名無氏物語:2006/05/03(水) 02:52:23 ID:EGjEOH+d
うぐひすの谷より出づるはつ声にまづ春しるは深山べの里(藤原教長)

734 :名無氏物語:2006/05/03(水) 03:00:56 ID:k2h7whxa
てりもせずくもりもはてぬ春の夜のおぼろ月夜にしく物ぞなき(新古55)

735 :名無氏物語:2006/05/03(水) 03:01:30 ID:k2h7whxa
ちりまがふ花は木の葉にかくされてまれににほへる色ぞともしき(句題和歌)

736 :名無氏物語:2006/05/03(水) 03:27:16 ID:k2h7whxa
うゑし時花まちどほにありし菊うつろふ秋にあはむとや見し(古今271)

737 :名無氏物語:2006/05/03(水) 03:28:00 ID:k2h7whxa
月みれば千々に物こそ悲しけれ我が身ひとつの秋にはあらねど(古今193)

738 :名無氏物語:2006/05/03(水) 03:35:05 ID:EGjEOH+d
あし引の山のはかすむ明ぼのに谷よりいづる鳥の一こゑ(式子内親王)


739 :名無氏物語:2006/05/03(水) 06:00:01 ID:K3CQAj+5
おぼつかな谷より出づる鶯のそこにありとはきかするものを(源頼政)

740 :名無氏物語:2006/05/03(水) 06:02:58 ID:k2h7whxa
露わけし袂ほす間もなきものをなど秋風のまだきふくらむ(後撰222)

741 :名無氏物語:2006/05/03(水) 06:19:48 ID:k2h7whxa
山さむし秋もくれぬとつぐるかも槙の葉ごとにおける朝霜(風雅1586)

742 :名無氏物語:2006/05/03(水) 06:29:16 ID:k2h7whxa
ねになきてひちにしかども春雨にぬれにし袖ととはばこたへむ(古今577)

743 :名無氏物語:2006/05/03(水) 06:31:53 ID:k2h7whxa
今朝はしもおきけん方もしらざりつ思ひいづるぞきえてかなしき(古今643)

744 :名無氏物語:2006/05/03(水) 07:00:36 ID:TPZFTuf+
あきらけき御代の春しる鶯も谷よりいづる声きこゆなり(宗良親王)

745 :名無氏物語:2006/05/03(水) 07:06:48 ID:k2h7whxa
秋の日は山のはちかしくれぬ間に母にみえなむ歩めあが駒(句題和歌)

746 :名無氏物語:2006/05/03(水) 07:07:39 ID:k2h7whxa
葦鶴のひとりおくれてなく声は雲のうへまできこえつがなむ(古今998)

747 :名無氏物語:2006/05/03(水) 07:09:27 ID:k2h7whxa
おなじ枝をわきて木の葉のうつろふは西こそ秋のはじめなりけれ(古今255)

748 :名無氏物語:2006/05/03(水) 07:52:16 ID:k2h7whxa
白浪のあとなき方に行く舟も風ぞたよりのしるべなりける(古今472)

749 :名無氏物語:2006/05/03(水) 07:53:06 ID:k2h7whxa
ふる雪のみのしろ衣うちきつつ春きにけりとおどろかれぬる(後撰1)

750 :名無氏物語:2006/05/03(水) 15:17:06 ID:EGjEOH+d
うらやまし谷よりいづる鶯よわが山里は春もしらぬに(後崇光院)


751 :名無氏物語:2006/05/03(水) 15:49:41 ID:K3CQAj+5
志賀の浦のおぼろ月夜の名残とてくもりもはてぬ曙の空(後鳥羽院)

752 :名無氏物語:2006/05/03(水) 20:10:21 ID:k2h7whxa
春雨の花の枝より流れこばなほこそぬれめ香もやうつると(後撰110)

753 :名無氏物語:2006/05/03(水) 20:11:08 ID:k2h7whxa
藤の花かぜふかぬよはむらさきの雲たちさらぬところとぞ見る(秋風集)

754 :名無氏物語:2006/05/03(水) 20:13:43 ID:k2h7whxa
秋きぬと目にはさやかに見えねども風の音にぞおどろかれぬる(古今169)

755 :名無氏物語:2006/05/03(水) 20:18:51 ID:k2h7whxa
秋の夜のあくるもしらずなく虫はわがごと物やかなしかるらむ(古今197)

756 :名無氏物語:2006/05/03(水) 20:19:26 ID:k2h7whxa
秋はぎの花さきにけり高砂のをのへの鹿は今やなくらむ(古今218)

757 :名無氏物語:2006/05/03(水) 20:56:53 ID:K3CQAj+5
月影はくもりもはてぬうす雲のたえまがちにもふるあられかな(飛鳥井雅有)

758 :名無氏物語:2006/05/03(水) 21:03:24 ID:k2h7whxa
秋の野にやどりはすべしをみなへし名をむつまじみ旅ならなくに(古今228)

759 :名無氏物語:2006/05/03(水) 21:04:17 ID:k2h7whxa
なに人かきてぬぎかけしふぢばかまくる秋ごとに野べをにほはす(古今239)

760 :名無氏物語:2006/05/03(水) 21:04:57 ID:k2h7whxa
白露の色はひとつをいかにして秋の木の葉をちぢにそむらむ(古今257)

761 :名無氏物語:2006/05/03(水) 21:19:02 ID:EGjEOH+d
空も猶おぼろ月夜の比とてやくもりも果てぬ春雨ぞふる(藤原為家)

762 :名無氏物語:2006/05/03(水) 21:33:10 ID:k2h7whxa
久方の雲のうへにてみる菊はあまつ星とぞあやまたれける(古今269)

763 :名無氏物語:2006/05/03(水) 21:43:16 ID:k2h7whxa
わがきつる方もしられずくらぶ山木々の木の葉のちるとまがふに(古今295)

764 :名無氏物語:2006/05/03(水) 21:56:01 ID:k2h7whxa
心から花のしづくにそぼちつつうくひずとのみ鳥のなくらむ(古今422)

765 :名無氏物語:2006/05/03(水) 21:58:21 ID:k2h7whxa
くべきほどときすぎぬれや待ちわびてなくなる声の人をとよむる(古今423)

766 :名無氏物語:2006/05/03(水) 21:59:03 ID:k2h7whxa
恋ひわびてうちぬる中に行きかよふ夢のただぢはうつつならなむ(古今558)

767 :名無氏物語:2006/05/03(水) 22:01:09 ID:k2h7whxa
すみの江の岸による浪よるさへや夢のかよひぢ人目よくらむ(古今559)

768 :名無氏物語:2006/05/03(水) 22:05:51 ID:k2h7whxa
つれづれのながめにまさる涙川袖のみぬれて逢ふよしもなし(古今617)

769 :名無氏物語:2006/05/03(水) 22:06:32 ID:k2h7whxa
あけぬとてかへる道にはこきたれて雨も涙もふりそぼちつつ(古今639)

770 :名無氏物語:2006/05/03(水) 22:15:23 ID:k2h7whxa
わが恋のかずをかぞへば天の原くもりふたがりふる雨のごと(後撰795)

771 :名無氏物語:2006/05/03(水) 22:26:00 ID:K3CQAj+5
月ぞ猶くもりもはてぬ山のははあるかなきかにかすむ夕べに(頓阿)

772 :名無氏物語:2006/05/03(水) 22:26:16 ID:k2h7whxa
玉だれの子亀やいづらこよろぎの磯の波わけおきにいでにけり(古今874)

773 :名無氏物語:2006/05/03(水) 22:26:48 ID:k2h7whxa
老いぬとてなどかわが身をせめぎけむ老いずは今日に逢はましものか(古今903)

774 :名無氏物語:2006/05/03(水) 22:27:23 ID:k2h7whxa
あやなくてまだき無き名のたつた川わたらでやまむ物ならなくに(古今629)

775 :名無氏物語:2006/05/03(水) 22:28:14 ID:k2h7whxa
きみが植ゑし一むらすすき虫のねのしげき野べともなりにけるかな(古今853)

776 :名無氏物語:2006/05/03(水) 22:29:11 ID:k2h7whxa
日のひかり薮し分かねばいそのかみふりにし里に花もさきけり(古今870)

777 :名無氏物語:2006/05/03(水) 22:30:19 ID:k2h7whxa
しりにけむききてもいとへ世の中は波のさわぎに風ぞしくめる(古今946)

778 :名無氏物語:2006/05/03(水) 22:31:20 ID:k2h7whxa
君といへば見まれ見ずまれ富士のねのめづらしげなくもゆるわがこひ(古今680)

779 :名無氏物語:2006/05/03(水) 22:32:35 ID:OtitmUo3
センズリア〜Cenzuriaは中部国際空港の新しい愛称です。

センズリアの由来
イノシシ・鹿・熊などが生息する自然豊かな知多半島にある僻地空港、中部空港と
それを見てセンズリ ばかりしているので、【センズリア】と命名されました!

センズリアは愛知県民の見栄とやっかみにより生まれた海上空港。
名古屋時代にネックだった滑走路長を大幅に伸ばす事で海外線の大幅増強を
もくろむが増えたのはカーゴ関係のみ。ハブを目指すも乗り換える便が無いため
大ハズレ(乗り継ぎ客はたったの5%)利用客も既に前年割れ。24時間空港を
謳うも深夜に利用するのはこれまた貨物のみ。深夜に到着しても全て閉店した
空港に閉じ込められる

780 :名無氏物語:2006/05/03(水) 22:32:37 ID:k2h7whxa
春風は花のあたりをよきてふけ心づからやうつろふと見む(古今85)

781 :名無氏物語:2006/05/03(水) 22:47:32 ID:k2h7whxa
谷風にとくる氷のひまごとに打ち出づる波や春のはつ花(古今12)

782 :名無氏物語:2006/05/03(水) 22:48:33 ID:k2h7whxa
風ふけば花さくかたへ思ひやる心をさへもちらしつるかな(新千載122)

783 :名無氏物語:2006/05/03(水) 22:49:07 ID:k2h7whxa
花にあかでなにかへるらむ女郎花おほかる野べにねなましものを(古今238)

784 :名無氏物語:2006/05/03(水) 22:49:42 ID:k2h7whxa
今よりはうゑてだにみじ花すすき穂にいづる秋はわびしかりけり(古今242)

785 :名無氏物語:2006/05/03(水) 22:50:42 ID:k2h7whxa
秋をおきて時こそありけれ菊の花うつろふからに色のまされば(古今279)

786 :名無氏物語:2006/05/03(水) 22:51:16 ID:k2h7whxa
白河のしらずともいはじ底きよみながれて世々にすまむと思へば(古今666)

787 :名無氏物語:2006/05/03(水) 22:51:48 ID:k2h7whxa
枕よりまたしる人もなき恋を涙せきあへずもらしつるかな(古今670)

788 :名無氏物語:2006/05/03(水) 22:52:20 ID:k2h7whxa
秋風の吹きうらがへす葛の葉のうらみてもなほ恨めしきかな(古今823)

789 :名無氏物語:2006/05/03(水) 22:52:56 ID:k2h7whxa
うき世には門させりともみえなくになどか我が身のいでがてにする(古今964)

790 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:00:28 ID:k2h7whxa
ありはてぬ命まつ間のほどばかり憂きことしげく思はずもがな(古今965)

791 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:01:03 ID:k2h7whxa
春の野のしげき草葉のつまごひにとびたつ雉のほろろとぞなく(古今1033)

792 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:01:47 ID:k2h7whxa
昔せし我がかねごとの悲しきはいかに契りしなごりなるらむ(後撰710)

793 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:02:49 ID:k2h7whxa
我のみやもえてきえなむ世とともに思ひもならぬ富士のねのごと(後撰647)

794 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:03:28 ID:k2h7whxa
水のあやをおりたちてきむぬきちらし七夕つめに衣かす夜は(拾遺1091)

795 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:03:59 ID:k2h7whxa
いつはりをただすの森のゆふたすきかけつつちかへ我を思はば(新古1220)

796 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:05:44 ID:k2h7whxa
うちとけて君は寝つらむ我はしも露のおきゐて恋に明かしつ(大和物語)

797 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:06:46 ID:k2h7whxa
君恋ふと我こそ胸はこがらしの森ともわぶれ影となりつつ(平中物語)

798 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:10:27 ID:k2h7whxa
ことならば明かしはててよ衣手にふれる涙の色も見すべく(平中物語)

799 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:11:02 ID:k2h7whxa
しののめの別れををしみ我ぞまづ鳥よりさきになきはじめつる(古今640)

800 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:12:08 ID:k2h7whxa
あかざりし袖のなかにや入りにけむわが魂のなき心ちする(古今992)

801 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:13:23 ID:k2h7whxa
身にかへてあやなく花を惜しむかな生けらばのちの春もこそあれ(拾遺54)

802 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:13:55 ID:k2h7whxa
あづまぢの野ぢの雪まをわけてきてあはれ都の花をみるかな(拾遺1049)

803 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:14:30 ID:k2h7whxa
ゆきてみん深山がくれの遅桜あかずくれぬる春のかたみに(風雅297)

804 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:15:02 ID:k2h7whxa
一重だにあかぬにほひをいとどしく八重かさなれる山吹の花(詞花45)

805 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:15:44 ID:k2h7whxa
夏くれば山ほととぎす鳴きやせむと思ふ心ぞ目はさましける(長能集)

806 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:17:26 ID:EGjEOH+d
むらさめはくもりもはてぬひとそそきはれ行く空に鳴く郭公(進子内親王)

807 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:24:36 ID:k2h7whxa
さばへなす荒ぶる神もおしなべて今日はなごしの祓なりけり(拾遺134)

808 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:25:12 ID:k2h7whxa
袖ひちて我が手にむすぶ水のおもに天つ星合の空をみるかな(新古316)

809 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:25:44 ID:k2h7whxa
ひぐらしのなく夕暮ぞうかりけるいつもつきせぬ思ひなれども(新古369)

810 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:26:20 ID:k2h7whxa
都にも人やまつらん石山の峰にのこれる秋の夜の月(新古1514)

811 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:27:00 ID:k2h7whxa
わぎもこがかけて待つらん玉づさをかきつらねたる初雁の声(後拾遺274)

812 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:27:32 ID:k2h7whxa
あられふる交野の御野の狩ころもぬれぬ宿かす人しなければ(詞花152)

813 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:28:04 ID:k2h7whxa
我といへば稲荷の神もつらきかな人のためとはいのらざりしを(拾遺1267)

814 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:28:39 ID:k2h7whxa
いとふとは知らぬにあらず知りながら心にもあらぬ心なりけり(後拾遺713)

815 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:41:13 ID:k2h7whxa
うきことも恋しきことももろともに我が身をのみも知る心かな(長能集)

816 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:41:44 ID:k2h7whxa
雪をうすみ垣根につめるからなづななづさはまくのほしき君かな(拾遺1021)

817 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:42:25 ID:k2h7whxa
わかくさの妹がきなれの夏ごろもかさねもあへず明くる東雲(続詞花集)

818 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:43:32 ID:K3CQAj+5
ながめやる遠の高ねの花の色にくもりも果てぬ夕月夜かな(慶運)

819 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:43:57 ID:k2h7whxa
やはらかにぬる夜もなくて別れぬる夜々の手枕いつかわすれん(千載783)

820 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:47:00 ID:K3CQAj+5
かすみつつくもりもはてずながき日に朧月夜を待ちくらしぬる(飛鳥井雅親)

821 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:47:27 ID:k2h7whxa
老いらくの命のあまり長くして君にふたたび別れぬるかな(千載554)

822 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:48:27 ID:k2h7whxa
うきことは我が身一つのうきなれば処かへてもかひなかりけり(長能集)

823 :名無氏物語:2006/05/03(水) 23:49:53 ID:k2h7whxa
きえかへりあるかなきかの我が身かなうらみてかへる道芝の露(新古1188)

824 :名無氏物語:2006/05/04(木) 00:06:52 ID:f3piGnp+
今朝みれば垣ねの菊もうつろひぬ花まちどほにいつ思ひけん(土御門院小宰相)

825 :名無氏物語:2006/05/04(木) 00:11:08 ID:Y7K0mcRU
折りにこと思ひやすらん花桜ありしみゆきの春を恋ひつつ(新古1452)

826 :名無氏物語:2006/05/04(木) 00:14:24 ID:f3piGnp+
ちぢにのみ思ふ思ひも心からわが身ひとつの秋の夜の月(飛鳥井雅経)

827 :名無氏物語:2006/05/04(木) 00:15:05 ID:Y7K0mcRU
紫の雲のかけても思ひきや春の霞になして見むとは(後拾遺541)

828 :名無氏物語:2006/05/04(木) 00:17:48 ID:Y7K0mcRU
きのふかも霰ふりしは信楽の外山の霞春めきにけり(詞花2)

829 :名無氏物語:2006/05/04(木) 00:21:31 ID:Y7K0mcRU
風ふけば室の八島の夕煙心の空にたちにけるかな(新古1010)

830 :名無氏物語:2006/05/04(木) 00:22:13 ID:Y7K0mcRU
人しれずおつる涙のつもりつつ数かくばかりなりにけるかな(拾遺878)

831 :名無氏物語:2006/05/04(木) 00:22:24 ID:f3piGnp+
千々におもふ心は月にふけにけり我が身ひとつの秋とながめて(藤原忠良)

832 :名無氏物語:2006/05/04(木) 00:44:11 ID:Y7K0mcRU
命あらば逢ふよもあらん世の中になど死ぬばかりおもふ心ぞ(詞花195)

833 :名無氏物語:2006/05/04(木) 01:14:46 ID:Y7K0mcRU
しばし待てまだ夜はふかし長月の有明の月は人まどふなり(新古1182)

834 :名無氏物語:2006/05/04(木) 01:16:00 ID:Y7K0mcRU
萩の葉や露のけしきもうちつけにもとより変はる心あるものを(新古1347)

835 :名無氏物語:2006/05/04(木) 01:16:43 ID:Y7K0mcRU
朝まだき霞なこめそ山桜たづね行くまのよそめにもみん(詞花21)

836 :名無氏物語:2006/05/04(木) 01:17:56 ID:Y7K0mcRU
音にきく高師の浦のあだ波はかけじや袖のぬれもこそすれ(金葉469)

837 :名無氏物語:2006/05/04(木) 01:18:26 ID:Y7K0mcRU
恋しさにたへて命のあらばこそあはれをかけん折もまちみめ(玉葉1815)

838 :名無氏物語:2006/05/04(木) 01:21:13 ID:Y7K0mcRU
舟とめて見れどもあかず松風に波よせかくる天の橋立(堀河百首)

839 :名無氏物語:2006/05/04(木) 01:56:19 ID:Y7K0mcRU
行く末もはるかにや見むさくら花岩間をいづる水にやどして(四条宮下野集)

840 :名無氏物語:2006/05/04(木) 01:58:03 ID:Y7K0mcRU
うぐひすを尋ぬと思へば雪消えぬ深山がくれは春ぞうれしき(四条宮下野集)

841 :名無氏物語:2006/05/04(木) 02:03:58 ID:f3piGnp+
月みても千々にくだくる心かな我が身ひとつの昔ならねど(藤原俊成女)

842 :名無氏物語:2006/05/04(木) 02:06:24 ID:Y7K0mcRU
夜をかさね待ちかね山の郭公雲ゐのよそに一声ぞきく(新古205)

843 :名無氏物語:2006/05/04(木) 02:06:57 ID:Y7K0mcRU
さみだれにあらぬ今日さへはれせねば空も悲しきことやしるらん(後拾遺562)

844 :名無氏物語:2006/05/04(木) 02:07:32 ID:Y7K0mcRU
春の夜の夢ばかりなる手枕にかひなくたたむ名こそをしけれ(千載964)

845 :名無氏物語:2006/05/04(木) 02:08:31 ID:Y7K0mcRU
恋ひわびてながむる空の浮雲やわが下もえのけぶりなるらん(金葉435)

846 :名無氏物語:2006/05/04(木) 02:09:19 ID:Y7K0mcRU
契りしにあらぬつらさも逢ふことのなきにはえこそ恨みざりけれ(後拾遺785)

847 :名無氏物語:2006/05/04(木) 02:10:29 ID:Y7K0mcRU
すみわびて我さへ軒の忍草しのぶかたがたしげき宿かな(金葉591)

848 :名無氏物語:2006/05/04(木) 02:11:21 ID:Y7K0mcRU
かくしつつ夕の雲となりもせばあはれかけても誰かしのばむ(新古1746)

849 :名無氏物語:2006/05/04(木) 02:18:33 ID:Y7K0mcRU
さ夜ふくるままに汀やこほるらん遠ざかりゆく志賀の浦波(後拾遺419)

850 :名無氏物語:2006/05/04(木) 04:20:26 ID:icDCWHP4
てりもせずくもりもはてぬ冬の日の空ゆく雲はうちしぐれつつ(宗良親王)

851 :名無氏物語:2006/05/04(木) 06:47:10 ID:Y7K0mcRU
山桜たづぬと聞くにさそはれぬ老の心のあくがるるかな(千載43)

852 :名無氏物語:2006/05/04(木) 06:51:28 ID:Y7K0mcRU
しら雲のたなびく山のやま桜いづれを花と行きてをらまし(新古102)

853 :名無氏物語:2006/05/04(木) 06:53:45 ID:Y7K0mcRU
ちはやぶるいつきの宮のありす川松とともにぞ影はすむべき(千載619)

854 :名無氏物語:2006/05/04(木) 06:54:32 ID:Y7K0mcRU
まどはずなくららの花のくらきよに我もたなびけ燃えんけぶりに(顕綱集)

855 :名無氏物語:2006/05/04(木) 07:00:12 ID:Y7K0mcRU
桜ばな散りなむ後のおもかげに朝ゐる雲のたたむとすらむ(歌仙落書)

856 :名無氏物語:2006/05/04(木) 07:01:26 ID:Y7K0mcRU
難波潟あしの葉末に風ふきて蛍なみよる夕まぐれかな(中古六歌仙)

857 :名無氏物語:2006/05/04(木) 07:14:56 ID:Y7K0mcRU
月影も秋のみそらの心地して夜こそ夏のたえまなりけれ(中古六歌仙)

858 :名無氏物語:2006/05/04(木) 07:15:35 ID:Y7K0mcRU
淡路島しほのととみを待つほどにすずしくなりぬ瀬戸の夕風(中古六歌仙)

859 :名無氏物語:2006/05/04(木) 07:16:13 ID:Y7K0mcRU
藤袴ねざめの床にかをりけり夢路ばかりと思ひつれども(夫木抄)

860 :名無氏物語:2006/05/04(木) 07:16:52 ID:Y7K0mcRU
故郷を思ひやりつつながむれば心ひとつにくもる月かな(歌仙落書)

861 :名無氏物語:2006/05/04(木) 07:17:32 ID:Y7K0mcRU
君もうし逢はずは我も忘れなでつれなき人ぞふたりなりける(中古六歌仙)

862 :名無氏物語:2006/05/04(木) 07:20:28 ID:Y7K0mcRU
五月闇おのが光をしるべにて山のかけぢを行く蛍かな(治承三十六人歌合)

863 :名無氏物語:2006/05/04(木) 07:20:58 ID:Y7K0mcRU
雪の色におなじ白良の浜千鳥こゑさへさゆる曙の空(夫木抄)

864 :名無氏物語:2006/05/04(木) 07:21:50 ID:Y7K0mcRU
年をへてつれなきものは桜花散るに耐へたる心なりけり(続後拾遺113)

865 :名無氏物語:2006/05/04(木) 07:33:11 ID:Y7K0mcRU
山がつとなりてもなほぞ郭公鳴く音にあかで年はへにける(続拾遺169)

866 :名無氏物語:2006/05/04(木) 07:50:32 ID:Y7K0mcRU
旅衣うらがなしかる浅茅生に夜半の時雨よいかにせよとぞ(歌仙落書)

867 :名無氏物語:2006/05/04(木) 08:14:40 ID:Y7K0mcRU
命をば逢ふにかへんと思ひしを恋ひ死ぬとだに知らせてしがな(千載734)

868 :名無氏物語:2006/05/04(木) 08:15:46 ID:Y7K0mcRU
ひさかたの月ゆゑにやは恋ひそめしながむればまづ濡るる袖かな(千載930)

869 :名無氏物語:2006/05/04(木) 08:16:29 ID:Y7K0mcRU
有明の月よりほかに誰をかは山路の友と契りおくべき(新古1543)

870 :名無氏物語:2006/05/04(木) 08:17:13 ID:Y7K0mcRU
ふるさとの宿もる月にこととはん我をば知るや昔住みきと(新古1551)

871 :名無氏物語:2006/05/04(木) 08:17:47 ID:Y7K0mcRU
朽ちはつる袖にはいかが包ままし空しと説ける御法ならずは(千載1233)

872 :名無氏物語:2006/05/04(木) 08:18:25 ID:Y7K0mcRU
秋はきぬ年もなかばに過ぎぬとや荻吹く風のおどろかすらん(千載230)

873 :名無氏物語:2006/05/04(木) 08:19:43 ID:Y7K0mcRU
尋ねきて道わけわぶる人もあらじ幾重もつもれ庭の白雪(新古682)

874 :名無氏物語:2006/05/04(木) 08:22:21 ID:Y7K0mcRU
みだれずと終り聞くこそうれしけれさても別れはなぐさまねども(千載604)

875 :◆UNKO.QUQQ2 :2006/05/04(木) 08:29:45 ID:bpGR5Flg
桜花散りかひ曇れ老いらくの来むといふなる道まがふがに(古今・349)

876 :◆UNKO.QUQQ2 :2006/05/04(木) 08:31:00 ID:bpGR5Flg
すごいペースだな(´・д・`)

877 :名無氏物語:2006/05/04(木) 08:44:42 ID:Y7K0mcRU
この春ぞ思ひはかへす桜花むなしき色にそめし心を(千載1068)

878 :名無氏物語:2006/05/04(木) 08:45:29 ID:Y7K0mcRU
心ありて見るとしもなき難波江の春のけしきはをしくもあるかな(風雅1431)

879 :名無氏物語:2006/05/04(木) 08:46:07 ID:Y7K0mcRU
なにとなく涙の玉やこぼれけん峰の木の実をひろふ袂に(新続古今837)

880 :名無氏物語:2006/05/04(木) 08:46:39 ID:Y7K0mcRU
道のべの蛍ばかりをしるべにて独りぞ出づる夕やみの空(新古1951)

881 :名無氏物語:2006/05/04(木) 08:47:27 ID:Y7K0mcRU
吹く風に花橘やにほふらん昔おぼほゆるけふの庭かな(新古1953)

882 :名無氏物語:2006/05/04(木) 08:47:59 ID:Y7K0mcRU
けふ過ぎぬ命もしかとおどろかす入相の鐘の声ぞ悲しき(新古1955)

883 :名無氏物語:2006/05/04(木) 08:48:49 ID:Y7K0mcRU
そむかずはいづれの世にかめぐりあひて思ひけりとも人に知られん(新古1957)

884 :名無氏物語:2006/05/04(木) 08:49:39 ID:Y7K0mcRU
別れにしその面影の恋しきに夢にもみえよ山の端の月(新古1960)

885 :名無氏物語:2006/05/04(木) 09:09:11 ID:Y7K0mcRU
さらぬだにおもきがうへのさ夜衣わがつまならぬつまな重ねそ(新古1963)

886 :名無氏物語:2006/05/04(木) 09:09:41 ID:1EbuBTsD
あさぢふの 小野の篠原 忍ぶれど あまりてなどか 人の恋しき

(百人一首)

887 :名無氏物語:2006/05/04(木) 09:10:14 ID:Y7K0mcRU
花のもと露のなさけは程もあらじ酔ひなすすめそ春の山風(新古1964)

888 :名無氏物語:2006/05/04(木) 09:10:52 ID:Y7K0mcRU
けふ見ずはあすも尋ねん山桜夜のまのほどにさきもこそすれ(続拾遺55)

889 :名無氏物語:2006/05/04(木) 09:11:24 ID:Y7K0mcRU
ふた声ときかずはいでじ郭公いく夜あかしのとまりなりとも(新古206)

890 :名無氏物語:2006/05/04(木) 09:12:00 ID:Y7K0mcRU
ゆふしでの風にみだるる音さえて庭しろたへに雪ぞつもれる(新古1890)

891 :名無氏物語:2006/05/04(木) 09:12:36 ID:Y7K0mcRU
恋せよと教へし人はなけれどもあかぬよりこそ思ひそめしか(歌仙落書)

892 :名無氏物語:2006/05/04(木) 09:13:12 ID:Y7K0mcRU
山のはに入日のかげはさしながら麓の里はしぐれてぞゆく(新勅撰386)

893 :名無氏物語:2006/05/04(木) 11:37:24 ID:7jQVEkJe
年を経て我が身ひとつと歎きても見れば忘るる秋の夜の月(藤原為家)

894 :名無氏物語:2006/05/04(木) 11:41:58 ID:4tydpyEs
月かげをわが身ひとつとながむれば千々にくだくる萩のうへの露(後鳥羽院)

895 :名無氏物語:2006/05/04(木) 17:45:30 ID:qd0+6mZm





     代レスしてもらうのもホドホドにね




 

896 :名無氏物語:2006/05/04(木) 19:21:08 ID:eo3tvHRL
風はらふうづらの床は夜さむにて月かげさびし深草のさと(恒明親王[新千載])

897 :名無氏物語:2006/05/04(木) 19:32:02 ID:fGoVRHwB
いざここにわが世はへなんみくま野の山のさくらは咲きそめにけり(後鳥羽院)

898 :名無氏物語:2006/05/04(木) 19:32:43 ID:fGoVRHwB
いざここにわが世はへなん久堅のかつらのさとの月のよなよな(後鳥羽院)

899 :名無氏物語:2006/05/04(木) 19:33:32 ID:fGoVRHwB
露霜のいとどふか草床あれてくれゆく秋にうづら鳴くらん(後水尾院)

900 :名無氏物語:2006/05/04(木) 19:38:28 ID:xpYAyA2i
ふか草や秋のうづらの床の夢えやはふしみん野べの木がらし(正徹) 

901 :名無氏物語:2006/05/04(木) 19:39:30 ID:xpYAyA2i
しるしなき心の杉をたよりにて思ひぞやりし三輪の山本(宗良親王)

902 :名無氏物語:2006/05/04(木) 19:43:53 ID:aahGCWt1
しるべとや越の白根にむかふらんかすめど雁の行すゑの空(亜槐集)

903 :名無氏物語:2006/05/04(木) 19:44:33 ID:aahGCWt1
おもかげはくらき軒端にみゆれども花に月まつ春のうたたね(亜槐集)

904 :名無氏物語:2006/05/04(木) 19:45:28 ID:aahGCWt1
木をめぐりねぐらにさわぐ夕烏すずしきかたの枝やあらそふ(亜槐集)

905 :名無氏物語:2006/05/04(木) 19:46:15 ID:aahGCWt1
一葉ちる桐の立枝に秋をはや見せも聞かせもわたる朝風(亜槐集)

906 :名無氏物語:2006/05/04(木) 19:46:56 ID:aahGCWt1
みだれあふ花より花に露ちりて野原のまはぎ秋風ぞふく(続亜槐集)

907 :名無氏物語:2006/05/04(木) 19:47:29 ID:aahGCWt1
風わたる野べの千草におく露のいくたび花の色にちるらん(亜槐集)

908 :名無氏物語:2006/05/04(木) 19:49:49 ID:Cc2/xOgZ
あすか川ふちせもえやはわぎもこがうちたれがみの五月雨のころ

909 :名無氏物語:2006/05/04(木) 19:50:32 ID:Cc2/xOgZ
暁とおもはでしもやほととぎすまだ中空の月になくらむ

910 :名無氏物語:2006/05/04(木) 19:51:21 ID:Cc2/xOgZ
あかしがたあまのとま屋のけぶりだにしばしぞくもる秋のよの月

911 :名無氏物語:2006/05/04(木) 19:51:56 ID:Cc2/xOgZ
風さゆるよはのころもの関守はねられぬままに月やみるらむ

912 :名無氏物語:2006/05/04(木) 19:52:30 ID:Cc2/xOgZ
水ぐきの岡のあさぢのきりぎりす霜のふりはや夜寒なるらむ

913 :名無氏物語:2006/05/04(木) 19:53:06 ID:Cc2/xOgZ
一すぢにうきになしてもたのまれずかはるにやすき人のこころは

914 :名無氏物語:2006/05/04(木) 20:02:22 ID:LUNMe8eo
みわの山いかに待ち見む年ふともたづぬる人もあらじと思へば(伊勢[古今])

915 :名無氏物語:2006/05/04(木) 20:03:01 ID:LUNMe8eo
杉むらといひてしるしもなかりけり人もたづねぬみわの山もと(読人不知[拾遺])

916 :定家厨:2006/05/04(木) 20:05:34 ID:J4R7ATBL
もる山の時雨の秋を見てしがな心づからや紅葉はつると

917 :定家厨:2006/05/04(木) 20:06:13 ID:J4R7ATBL
いはそそぐ清水も春の声たてて打ちてや出づる谷の早蕨

918 :定家厨:2006/05/04(木) 20:07:00 ID:J4R7ATBL
吉野山かすまぬ方の谷水も打ち出づる波に春は立つなり

919 :定家厨:2006/05/04(木) 20:08:07 ID:J4R7ATBL
ありはてぬ命をさぞと知りながらはかなくも世を明け暮らす哉

920 :定家厨:2006/05/04(木) 20:08:55 ID:J4R7ATBL
人もとへ荒れなむのちの虫の音も植ゑおく薄秋し絶えずは

921 :定家厨:2006/05/04(木) 20:10:00 ID:J4R7ATBL
むら薄植ゑけむ跡も古りにけり雲井を近くまもる住処に

922 :定家厨:2006/05/04(木) 20:10:44 ID:J4R7ATBL
花すすき草の袂もくちはてぬ馴れて別れし秋を恋ふとて

923 :定家厨:2006/05/04(木) 20:11:45 ID:J4R7ATBL
鶯もまだ出でやらぬ春の雲ことしともいはず山風ぞ吹く

924 :名無氏物語:2006/05/04(木) 20:16:33 ID:ZzdxmACx
草も木もふりまがへたる雪もよに春待つ梅の花の香ぞする(通具[新古今])

925 :名無氏物語:2006/05/04(木) 20:17:03 ID:ZzdxmACx
ももしきの大宮人もむれゐつつこぞとや今日をあすはかたらん(藤原師氏[新勅撰])

926 :名無氏物語:2006/05/04(木) 20:24:32 ID:LyH+spw5
ふる雪に杉の青葉もうづもれてしるしも見えずみわの山もと(皇后宮摂津[金葉])

927 :名無氏物語:2006/05/04(木) 20:25:15 ID:LyH+spw5
春くれば杉のしるしもみえぬかな霞ぞたてるみわの山もと(頼輔[千載])

928 :名無氏物語:2006/05/04(木) 20:26:06 ID:LyH+spw5
みわたせばそことしるしの杉もなし霞のうちやみわの山もと(隆房[千載])

929 :名無氏物語:2006/05/04(木) 20:28:10 ID:LyH+spw5
したをれの音のみ杉のしるしにて雪のそこなるみわの山もと(信実[続後撰])

930 :名無氏物語:2006/05/04(木) 20:29:09 ID:LyH+spw5
杉たてる門田の面の秋風に月影さむき三輪の山本(浄弁[新拾遺])

931 :名無氏物語:2006/05/05(金) 08:08:27 ID:8bSu/0x6
しるしなき心の杉をたよりにて思ひぞやりし三輪の山本(宗良親王)

932 :名無氏物語:2006/05/05(金) 08:13:07 ID:8bSu/0x6
しげり行く色は緑の夏山になにの花ぞものこる白雲(正徹)

933 :名無氏物語:2006/05/05(金) 08:24:35 ID:5thv1Kc3
うちわたすをちかた人にこととへど答へぬからにしるき花かな(小弁[新古今])

934 :名無氏物語:2006/05/05(金) 08:25:37 ID:5thv1Kc3
さきにけり遠かた人にこととひて名をしりそめし夕がほの花(小侍従[続古今])

935 :名無氏物語:2006/05/05(金) 08:28:32 ID:5thv1Kc3
すずしさは秋やかへりて初瀬河ふる河のへの杉の下かげ(有家[新古今])

936 :名無氏物語:2006/05/05(金) 08:33:15 ID:nSZNMZ0m
風よわくややくもりきてふる雨の音までかすむ春の明ぼの(卑懐集)

937 :名無氏物語:2006/05/05(金) 08:34:07 ID:nSZNMZ0m
おきつ浪緑にはるる雪のいろにけさはまぢかき淡路島山(卑懐集)

938 :名無氏物語:2006/05/05(金) 08:35:39 ID:nSZNMZ0m
水のあわにきえぬ色香やうかぶらん落ちても梅の花の下かぜ(卑懐集之外)

939 :名無氏物語:2006/05/05(金) 08:36:38 ID:nSZNMZ0m
消えゆくもかすむもわかず峰の雪色うすくなる春雨のそら(卑懐集)

940 :名無氏物語:2006/05/05(金) 08:37:14 ID:nSZNMZ0m
見るがうちに光を花の色ぞそふ遠山ざくら月いづるころ(卑懐集)

941 :名無氏物語:2006/05/05(金) 08:37:46 ID:nSZNMZ0m
大方もあだなる花の一時をこよひの夢につくす春かな(卑懐集之外)

942 :名無氏物語:2006/05/05(金) 08:41:36 ID:Tqz2KyB7
いざけふは小松が原に子日して千世のためしにわが世ひかれん

943 :名無氏物語:2006/05/05(金) 08:42:23 ID:Tqz2KyB7
色も香もかさねて匂へ梅のはな九重になるやどのしるしに

944 :名無氏物語:2006/05/05(金) 08:43:03 ID:Tqz2KyB7
見ても猶おくぞゆかしき蘆垣のよし野のやまのはなのさかりは

945 :名無氏物語:2006/05/05(金) 08:43:38 ID:Tqz2KyB7
むらさきの藤えの岸の松がえによせてかへらぬ浪ぞかかれる

946 :名無氏物語:2006/05/05(金) 08:44:14 ID:Tqz2KyB7
里なれて今ぞ啼くなるほととぎす五月を人はまつべかりけり

947 :名無氏物語:2006/05/05(金) 08:44:50 ID:Tqz2KyB7
月も猶ながらにくちしはしばしらありとやここにすみわたるらん

948 :定家厨:2006/05/05(金) 08:47:28 ID:IFgR8jja
音羽河雪げの波も岩こえて関のこなたに春はきにけり

949 :定家厨:2006/05/05(金) 08:48:25 ID:IFgR8jja
てづくりやさらすかきねの朝露をつらぬきとめぬ玉川の里

950 :定家厨:2006/05/05(金) 08:49:06 ID:IFgR8jja
むさし野につらぬきとめぬ白露の草はみながら月ぞこぼるる

951 :定家厨:2006/05/05(金) 08:49:38 ID:IFgR8jja
あづさ弓いそべの小松春といへばかはらぬ色も色まさりけり

952 :定家厨:2006/05/05(金) 08:50:16 ID:IFgR8jja
春も又かれし人めにまちわびぬ草葉はしげる雨につけても

953 :定家厨:2006/05/05(金) 08:51:26 ID:IFgR8jja
人目さへいとど深草かれぬとや冬待つしもに鶉なくらん

954 :定家厨:2006/05/05(金) 08:52:23 ID:IFgR8jja
宿からぞ都の内もさびしさは人目かれにし庭の月かげ

955 :定家厨:2006/05/05(金) 08:52:56 ID:IFgR8jja
夢路まで人目はかれぬ草の原おきあかす霜にむすぼほれつつ

956 :名無氏物語:2006/05/05(金) 08:58:12 ID:eWlQFchv
よそながら思ひしよりも夏の夜のみはてぬ夢ぞはかなかりける(新勅撰1378)

957 :名無氏物語:2006/05/05(金) 09:00:15 ID:eWlQFchv
山里は冬ぞさびしさまさりける人めも草もかれぬと思へば(古今315)

958 :名無氏物語:2006/05/05(金) 09:01:08 ID:eWlQFchv
ときはなる松のみどりも春くれば今ひとしほの色まさりけり(古今24)

959 :名無氏物語:2006/05/05(金) 09:05:17 ID:nUla07uM
露ふかみ花はむもれて野べはただ色の千種の玉をしくころ(亜槐集)

960 :名無氏物語:2006/05/05(金) 09:06:01 ID:nUla07uM
きりぎりす夜をへて秋やさむからし枕のかべにこゑのちかづく(続亜槐集)

961 :名無氏物語:2006/05/05(金) 09:06:57 ID:nUla07uM
おどろきてまたつぐ夢の末もなし朝けの窓は打ちしぐれつつ(亜槐集)

962 :名無氏物語:2006/05/05(金) 09:07:37 ID:nUla07uM
ながめわぶるこころの空を夕時雨むなしきいろに染めて過ぐなり(亜槐集)

963 :名無氏物語:2006/05/05(金) 09:08:07 ID:nUla07uM
きぬぎぬの夢のうき橋たどりきて命あやふき程をとへかし(亜槐集)

964 :名無氏物語:2006/05/05(金) 09:08:43 ID:nUla07uM
袖の色のまづ誰が方にみだれましおなじ涙をしのぶもぢずり(亜槐集)

965 :名無氏物語:2006/05/05(金) 09:52:45 ID:cF9FdN24
五月雨はふる川のべに水こえて浪まにたてる二もとの杉(雅有[続拾遺])

966 :名無氏物語:2006/05/05(金) 09:53:44 ID:cF9FdN24
よそながらふる川のべに立つ杉も又あひみじと契やはせし(為藤[新続古今])

967 :名無氏物語:2006/05/05(金) 09:54:41 ID:cF9FdN24
世中はつねにもがもな渚こぐあまのを舟のつなでかなしも(源実朝[新勅撰])

968 :名無氏物語:2006/05/05(金) 09:56:06 ID:cF9FdN24
たちまよふ吉野の桜よきて吹け雲に待たるる春の山風(九条教実[新勅撰])

969 :名無氏物語:2006/05/05(金) 09:59:03 ID:WJGKBTJx
雲とみる梢や花と山桜遠方人にとひつつぞ行く(武者小路実陰)

970 :名無氏物語:2006/05/05(金) 09:59:45 ID:WJGKBTJx
二もとの杉のこずゑは初時雨ふるかはのべにいろもかはらず(良経)

971 :名無氏物語:2006/05/05(金) 10:00:18 ID:WJGKBTJx
夕立のふる川のべのふかみどりぬれてすずしきふたもとの杉(道家)

972 :名無氏物語:2006/05/05(金) 10:02:10 ID:WJGKBTJx
茂からぬ木かげもすずしふる川やただ二本の杉の下かぜ(中臣祐臣)

973 :名無氏物語:2006/05/05(金) 10:03:24 ID:WJGKBTJx
あけぬとて君をばやらじあぢきなし暮をまつまもさだめなきよに(教長)

974 :名無氏物語:2006/05/05(金) 10:04:13 ID:WJGKBTJx
人しれずおもへばくるしたけくまの松とはまたじまてばすべなし(実朝)

975 :名無氏物語:2006/05/05(金) 10:08:41 ID:xWgw9kIn
もる山の時雨の秋を見てしがな心づからや紅葉はつると(藤原定家[拾遺愚草])

976 :名無氏物語:2006/05/05(金) 10:09:36 ID:xWgw9kIn
このねぬる朝けの風も心あらば花のあたりをよきて吹かなん(九条道家[続後撰])

977 :名無氏物語:2006/05/05(金) 10:10:14 ID:xWgw9kIn
心から散るといふ名の惜しければうつろふ花に風もいとはず(藤原為理[新後撰])

978 :名無氏物語:2006/05/05(金) 10:11:19 ID:xWgw9kIn
うつろふも心づからの花ならばさそふ嵐をいかがうらみん(伏見院[続千載])

979 :名無氏物語:2006/05/05(金) 10:19:54 ID:uKr5fn5V
天河けふ七夕のあふくまに霧たちわたる思ひそふらん(実隆)

980 :名無氏物語:2006/05/05(金) 10:20:54 ID:uKr5fn5V
明けぬともたれをやらじとあぶくまにむすぼほれたる今朝の河霧(実隆)

981 :名無氏物語:2006/05/05(金) 10:21:56 ID:uKr5fn5V
月影のいづくはあれど春のよの霞にくもる塩がまのうら(行意)

982 :名無氏物語:2006/05/05(金) 10:22:48 ID:uKr5fn5V
春のくるいづくはあれど朝霞けぶりに深きしほがまの浦(定為)

983 :名無氏物語:2006/05/05(金) 10:23:26 ID:uKr5fn5V
をぐろ崎都のつとはやぶれにき霧につつみしみつの浦風(正徹)

984 :名無氏物語:2006/05/05(金) 10:24:02 ID:uKr5fn5V
さそはれていはばや月にうきねするみつの小島の人ならずとも(宗祇)

985 :名無氏物語:2006/05/05(金) 10:26:42 ID:E3gs5dbQ
人ならぬ岩木もさらにかなしきはみつの小島の秋の夕ぐれ(順徳院[続古今])

986 :名無氏物語:2006/05/05(金) 10:27:21 ID:E3gs5dbQ
さそふべきみつの小島の人もなしひとりぞかへる都こひつつ(道家[新後撰])

987 :名無氏物語:2006/05/05(金) 10:28:29 ID:E3gs5dbQ
わかるるもとまるもおなじ宮城野の木の下露はかさもとりあへず(長能[新続古今])

988 :名無氏物語:2006/05/05(金) 10:29:05 ID:E3gs5dbQ
宮城野の小萩をわけて行く水や木のした露の流なるらん(藤原季経[続後拾遺])

989 :名無氏物語:2006/05/05(金) 10:29:38 ID:E3gs5dbQ
宮城野の木の下露や落ちぬらん草葉にあまる秋のよの月(雅成親王[新拾遺])

990 :名無氏物語:2006/05/05(金) 10:30:21 ID:E3gs5dbQ
宮城野の木の下露も色見えてうつりぞまさる秋はぎの花(亀山院[続拾遺])

991 :名無氏物語:2006/05/05(金) 15:27:59 ID:5EHJciQf





     代レス頼むのもホドホドにねw


あぶくまに瀬瀬の水かさもまさるなり君をばやらじ五月雨の比(宗良親王)



 


992 :名無氏物語:2006/05/05(金) 17:29:55 ID:8bSu/0x6
>>991
荒らしは死ね!

993 :名無氏物語:2006/05/05(金) 17:32:42 ID:8bSu/0x6
宮城野のこのした露に立ちぬれていく夜か鹿の妻をこふらむ(雅有[新後撰])

994 :名無氏物語:2006/05/05(金) 17:33:12 ID:8bSu/0x6
秋はぎの花さきしより宮城野のこのした露のおかぬ日ぞなき(吉田為経[玉葉])

995 :名無氏物語:2006/05/05(金) 17:41:37 ID:I7IalBJp
あぶくまに霧立ちくもり明けぬとも君をばやらじまてばすべなし(古今1087)

996 :名無氏物語:2006/05/05(金) 17:42:19 ID:I7IalBJp
みちのくはいづくはあれどしほがまの浦こぐ舟のつなでかなしも(古今1088)

997 :名無氏物語:2006/05/05(金) 17:55:51 ID:7TZuK2GE
もがみ河かげこそおなじいな舟ののぼればくだす岸の青柳(雅経)

998 :名無氏物語:2006/05/05(金) 17:56:49 ID:7TZuK2GE
あひみしもしばしばかりぞいな舟のいなとて人はとほざかりにき(宗尊親王)

999 :名無氏物語:2006/05/05(金) 17:57:22 ID:7TZuK2GE
いそげなほほなみをわたる稲舟の此月ばかり秋のはつ雁(正徹)

1000 :名無氏物語:2006/05/05(金) 17:57:54 ID:7TZuK2GE
いな舟のうき世なりけりもがみ川のぼればくだる旅の心は(幽斎)

1001 :1001:Over 1000 Thread
このスレッドは1000を超えました。
もう書けないので、新しいスレッドを立ててくださいです。。。

120 KB
★スマホ版★ 掲示板に戻る 全部 前100 次100 最新50

read.cgi ver 05.02.02 2014/06/23 Mango Mangüé ★
FOX ★ DSO(Dynamic Shared Object)